中国ドラマ「三国志Three Kingdoms」61☆ 周瑜絶命

馬騰の夜襲は失敗に終わり、捕らえられた黄奎が書いた
仲間の名の中にあったのは・・・。
第61話 曹丕に罪を問う ≪馬騰中埋伏被殺≫
馬騰は軍を引き連れて城内に攻め込むが、曹操の待ち伏せに遭い、抗戦の末、打ち首に処される。捕らえられて拷問を受けた黄奎は、一味の名を書いた自白状の最後に曹丕の名を書き、自害。荀彧から報告を受けた曹操は曹丕を連れてくるよう命じる。曹丕はその知らせに驚き、司馬懿に助けを求める。司馬懿は、曹丕に絶対に罪を認めず、逆に曹植こそ黒幕だと言うように、と助言する…。

馬騰と曹操を倒そうと謀る黄奎は門番をしている義弟・苗沢を引きいれ、
城門を開けさせようとしましたが、苗沢は裏切り密告。
荀彧から知らせを聞いた曹操はそれを利用し、城内へ馬騰を入れた後、
迎え討ちに・・・が、猛者揃いの西涼軍、簡単には負けません。一時は
曹操が避難を薦められる程に抵抗されますが、曹操は息子・彰の腕を信じて
薦めを一喝し、動きません。そこへ、彰くん、馬騰の息子・鉄の首を下げて、
西涼軍の鎮圧を報告に・・・彰くん、強いね~曹パパも自慢の息子だ。
馬騰は捕まり処刑されますが、腹の虫が収まらない曹操は
彰くんに、徐晃、曹洪と、渭水で馬超の来襲に備えるように命令。
そして、西涼討伐の準備に入ります。
黄奎は拘束され拷問の末、仲間の名を白状した後、自害・・・
  このドラマ、血がやたらと多くて、慣れてきたのですが(笑)
  馬鉄の首とか、黄奎の自害のシーンはTVにしてはかなり残酷。
  これが、中国ドラマでは普通なのかなぁ~?子どもは観ないの?

自白された仲間を捕らえて、終わるはずだったこの事件、
黄奎が書いた自白状の最後に曹丕の名があったことから、一大事!
曹操は許褚に丕くんを連れて来い!と命令・・・

丕くんは、交流があった黄奎が囚われたと聞いて、
自分の名を出すのでは?との不安を司馬懿に相談。
黄奎は植くんの賓客であったため、丕くんは植くんの様子を探ろうと
近づいていたとのこと。
曹操にぞっこんの司馬懿は、謀反の覚えがないと確認したうえで、
丕くんに策となる言葉を与えます。
一つ目は“否”・・・首に剣をあてあられても否認続けること、
二つ目は“誣(ぶ)”・・・誣(し)いるとは事実を曲げていう、作りごとを言うの意
・・・曹植が仲間だと誣いて、曹操に疑念を抱かせること・・・
そして、二人の繋がりを裏付ける証拠をあげるようにと助言。

曹操と荀彧が静かに碁を打っているところに丕くん・・・
どこへ行っていた?との問いに、
司馬懿のお誕生日お祝に・・・、一人暮らしだから不憫に思って・・・と丕くん、
巧く言い逃れたと思ったところへ、自白書が投げつけられます。
竹簡なので、勢いがあって、一気に緊張感が高まる感じ。
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名が書いてあると知った丕くんは、関与を否定しますが、
曹操の関心は黄奎と関わりがあるかどうか・・・
丕くんは一度たりともありません、と言い続けます。
隣の部屋では黄奎を拷問しているフリ・・・丕くんは黄奎が死んだことは
まだ知りませんから、黄奎の自白の前に言った方が、身のためだぞ、と
脅しているのですね・・・間違いは自分もした、正直に話せば許すと、
まずは優しく言う曹パパ。それでも、ないと言い切る丕くんは、
どうしても話せと言うなら、本当の事しか言えないと、植の関わりを
口にしますと・・・弟を謗るのか!と怒り出す曹パパ、剣を抜き一振り・・・
剣を目の前に突き付けられた丕くんですが、話しが嘘だったら
お切り下さいと、開き直ります。
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曹パパは荀彧に確かめに行かせ・・・
その間に碁を打つ父子。始めは震えていた丕くんの手が、
落ち着いたころ、曹パパ再び白状せよと言いますが、丕くんは
ないときっぱり言い切ります。ならば天意に任せようと、
曹パパ、手に取った碁石が奇数なら潔白、偶数なら二心有りとし
首を刎ねると、理不尽な事を言い出します。言うなら今だぞとの
言葉にも耳を貸さず、父の言葉に従う丕くんです。
石が碁盤に置かれいく間、恐怖にじっと耐える丕くん・・・石は・・・
偶数・・・息子が目をつむりそれを見ていないのを確かめると、
もう一つ石を出す父・・・天意は曹操の意志でもありました。
そこへ、荀彧が証拠品を持って現れます。黄奎の妾の枕の下に
それがあったと知って、好色な男だ・・・と、高笑い。そして、
息子に詫びる曹パパでした。
壮絶な父子関係を見せられて驚きのシーンでした。
曹丕演じる、ユー・ビンくんの演技力は凄いよね。
一番驚いたのは、曹パパが詫びたあと
丕くんは、安堵で泣き崩れるのですが、次の司馬懿を訪ねるシーン、
曹操に似てる?って思うような貫禄が付いた喋り方をしているところ。
表情からして違って見ましたが・・・気のせいじゃないよね。
吹き替えではわかりにくいかな?

曹操からの送り物を持って司馬懿を訪ねた丕くん、
自分が嘘を付き通せると思った訳を訪ねます。
曹操は丕くんがこの難局に耐えられ大事が成せる者か見極めていた、
そして、嘘をつき通して欲しいと願っていたと、
そうしたのは、曹操自身が嘘をつき通せる人だから、と司馬懿。
丕くんに、その気質は受け継がれていると感じていたから
大丈夫と思ったのでしょう。
曹パパは黄奎が自分を陥れる(無実の息子を処刑させる)為に
書いたと、初めからわかっていたのですね・・・それを利用して息子を
試すような、鍛えるような事をしたと言う訳で、
獅子が我が子を谷へ落として・・・を実践したような感じですが、
曹操の後を継ぐのは並みの人間ではできないということなんでしょう。
曹沖の死と、これはドラマのオリジナルですかね、ちょっと解せない点も
ありますが(笑)、丕くんが後を継ぐまでの成長物語としては
ハラハラ感があって、盛り上がることができました。
司馬懿も面白かったし♪

ところで、馬騰・黄奎を裏切った苗沢は・・・義兄の妾を褒美に欲しいと
願い出たところ、曹操の怒りに触れてあっさり処刑されてしまいました。
どうやら、正妻1人、側室2人、妾が9人いる曹操は、もし、自分の妻や
妾欲しさに命を狙われたら防ぎようがない、これを許したら示しがつかない
との、理由で・・・でも、初めから処刑するつもりだったんじゃないか?とも
思うけど、女の事にはうるさい曹操でした(笑)

そんな所へ、馬超が長安を攻め落し、許都へ進軍中との知らせが・・・
曹操は自ら軍を率いて迎え討つことに。
潼関では、守っていた曹洪が曹家を8代までさかのぼって侮辱するという
敵の挑発に乗って、出て行ってしまったのが負けた原因のようですが、
8代も前って、凄いなぁ~。もし、我が家の8代前だったら・・・江戸時代?
由緒正しきお家なら、すぐわかるんだろうが・・・どこで調べるんだ?
お寺に行って過去張とか?(笑)

そして211年、渭水の戦いが始まります。

第60話                         第62話


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