官渡での天下分け目の戦いの幕が切って落とされ、
袁紹のもとから出た劉備たちは、荊州の劉表のもとに
身を寄せ、起死回生を図ることに。
あらすじ(BSフジより・・・ちょっと改定)&ちょこっと感想・・・ツッコミ付き(笑)
第27話 官渡の戦 ≪戰官渡袁本初敗績≫200年。
袁紹は70万の大軍を率いて、官渡で曹操と雌雄を決することになる。兵士の士気が大いに高まる中、戦いをやめるように獄中から書を提出して出陣を諌めた田豊に袁紹は激怒し、曹操を破った後に死罪に処すると宣告する。対する曹操は、わずか7万の兵で袁紹を迎え撃つため、策を巡らせていた。曹操は突然和平を申し出、献帝を袁紹に任せると言い、袁紹もその申し出に心動かされ…。
戦いの前の必勝祈願って、自分の血を飲んだりするんですね~
こういうところが描けるのはドラマならではの事。
曹操の軍法会議も面白かった・・・袁紹との因縁を話す曹操のおかげで、
話しが大きくなって戦いの意味が深くなりますね。説明めいてるわけでもなく、
自然と曹操の袁紹に対する思いが伝わって来ます。
そして、戦場のど真ん中でのお茶会・・・曹操の気持ちを探りながらも
曹操の術中に嵌っていく袁紹の表情の変化が好いですね~
なんで戦いが急に始まるのか解ってないところも(笑)
そして、曹操の得意げな表情、帰る際の嬉しそうなステップが楽しい♪
その曹操の開戦の言葉で始まる官渡の戦い・・・馬車?戦車?飛んでます。
第28話 田豊、死諫す ≪許子遠叛主投曹操≫200年。
曹操が時間稼ぎをしている間に、曹仁、許褚らの猛将たちが袁紹を包囲していた。突如、戦いの火蓋が斬って落とされ、袁紹軍は10倍もの兵力を持っていたにも関わらず、壊滅状態へと追い込まれる。劉備の援護により、袁紹は何とか逃げきったが、本営に戻ると許攸の唆しに乗って田豊に死を賜う。まだ50万の兵士が残っていると知った袁紹は、再び決戦を交える決意を固めるが…。
いきなり、孫策登場♪官渡の戦いの報告を受け、空っぽになってるだろう
許都攻略の機と考えますが・・・そこまでです(^^;)大喬登場はサービスか?
江東の情勢、あまりに端折りすぎてないかい?
官渡の戦いは壮絶に続きます・・・背後から張遼♪たちも参戦して
一気に総崩れするも、負けてるのが分からない袁紹・・・
逃げる袁紹に切れーっ!と叫ぶ曹操・・・剣が飛んで、暗転・・・までは
映像的にカッコ好かったのに(笑)この後、劉備軍が登場・・・え?登場だけ?
おうちに帰って、早速袁紹さんは反省会・・・田豊の言い分が正しいと
言い出した郭図の言葉に田豊はどこだ?なんで獄中にいる?と
言い出す袁紹、自分で入れたの忘れたの?(笑)
すぐさま出せ~!と言ったすぐ後、許攸から田豊は悪口を陰で
言っていると聞いて、いきなり刀を渡すとは・・・
自分で考えるってことはしないのか?袁紹には言ったもん勝ちだね(笑)
哀れな田豊さん、この方もあまり好きじゃなかったけど、死に際は
カッコよく見える・・・演じた徐濤さんは声優さんとして有名らしいですね。
2010年に放送された日中合作アニメ「最強武将伝 三国演義」(TV東京)が
中国での放送された折に曹操を演じたらしいです。
田豊さんの死の後、いよいよ許攸さんもピンチに・・・
許攸さんと曹操さんって、幼馴染みだったのね~
強気の曹操さんも兵糧がないことには不安になります。そこで
許都で曹丕の教育をしている荀彧に相談の書簡。
荀彧は見事に不安を解消・・・あれ、程昱と郭嘉は?(笑)
郭嘉はこのまま消えてしまいます(><);
第29話 夜、烏巣を襲う ≪曹孟徳劫糧燒烏巣≫200~201年。
袁紹の元を去った許攸は曹操軍に投降し、袁軍への攻撃計画を提案する。
袁紹は案の定、罠にはまって大敗。敗残兵と山中に逃げた袁紹は、屈辱耐え難く吐血して昏倒する。
劉備は荊州の劉表のもとに身を寄せることを決意。劉表は大将軍蔡瑁の反対を押し切って劉備を迎え入れる。荊州城内で劉表と劉備は互いの家系をひもとき、親交を深めるのだった。
身の危険を感じて出奔した許攸さん・・・行き先は曹操の元。
曹操は裸足で出迎え、スキンシップ攻撃・・・許攸さん、即、撃沈です(笑)。
許攸から袁紹の兵糧庫となっている烏巣攻撃を進言され、
一気に袁紹を潰す曹操軍・・・張遼♪いい仕事してますね~。
70万が100騎ほどになってしまった袁紹に、今までの恨みを
はらすが如く、追い打ちをかける許攸さん、あまりやり過ぎると・・・(^^;)
袁紹は失意のうちに亡くなり・・・その知らせを聞きつつ、劉備一行は
荊州の劉表の元へ。いつ間にか古城も獲られちゃったんだね?
いきなり行くのもなんだからと、まずは孫乾が僕が行きま~す!と劉表の前で
外交の手腕を発揮!地味ながら(笑)、やることはやってます。
孔明が来たら、出番少なくなるから、今のうちに活躍しとかないとね。
劉表の所では・・・何かと邪魔をしたい蔡瑁、相変わらずやな奴だ。
その蔡瑁にいじめられている劉琦くん(彼も地味だな)、
劉備を味方にしたいよね~。
第30話 曹操、河北を平らぐ ≪劉備屯兵新野≫202年~206。
劉表より小城の新野を与えられた劉備は、そこに向かう途中、劉表の長男の劉琦から荊州でいかに危険な目に遭っているかを訴えられるが、劉備には慰めることしかできない。その頃、蔡瑁は姉の蔡氏と密かに劉備から荊州を守る計画を語り合っていた。中原では曹操が攻撃を進め、冀州にまで進出していた。天下の六州が曹操のものとなり、後漢末以来、最大の勢力を誇ることとなった。
劉表の元に辿り着いた劉備は新野城へ。
劉備を味方にしたい劉琦は涙攻撃・・・劉一族は涙もろい人多いな。
206年、曹操は冀州へ入城。
ここで許攸さん、大変ことに・・・
そうなるとはわかっていても、
ここまで描くとは・・・ドラマだよね?
日本のTVでも放送OKなんだね・・・
ここまで、描かれると
すっきりするって言っちゃぁ
そうなんだけど(笑)
さて、ここでも曹操の人材収集は止まりません(笑)
陳淋も即落ち・・・袁紹と通じていたと思われる曹操の配下も
不問に処されて、もう裏切れないでしょうね~。
そこへ、許褚が許攸の首を持って登場・・・さすがに怒る
曹操ですが・・・それを治める荀彧さん、さすがです。
この後の、許褚と荀彧さんとの会話は漫才のようです(笑)
二人で笑って、荀彧がペィッ!(吹き替えでは「馬鹿者!」)って
怒るところ、笑った♪
荀彧の言葉を素直に受ける許褚、好いよね♪
一方、新野では・・・
城壁でつまらなそうにする劉備、ウケたわ(笑)
初めて会った劉表の妻・蔡氏からの言葉で落ち込む劉備ですが、
邪魔だっていうのは分かってるでしょ~(笑)
ってことは落ち込んだうえでの、皮肉の嘆・・・じゃなくて脾肉の嘆。
・・・んな訳じゃぁないよね(笑)
でも、落ち込んでいじけてる様が、なんとも好いんだけど♪
一方、劉表の後妻で、蔡瑁の姉である蔡氏は弟と悪だくみ・・・。
第31話 的驢、檀渓を飛ぶ ≪劉皇叔躍馬過檀溪≫208年。
劉表と話した晩、劉備は突然、劉琦に叩き起こされ、蔡瑁の魔の手から逃げおおせる。数日後、劉備は劉表に代わって襄陽の祭に赴くことになった劉琦の補佐役として同行する。その途中で出会った儒者から劉備の馬は主人の害となるだろうと指摘される。劉備暗殺を企てた蔡瑁率いる虎賁軍に追われる中、劉備の馬は道を遮る川に入ってしまう。劉備は、辿り着いた農園で軍師徐庶を紹介されるが、その男こそ、例の儒者であった。
劉表に襄陽へ招かれた劉備。蔡瑁の動きを察した劉琦は
劉備暗殺を救います。地味ながら(しつこいか?)結構、やりますね~。
蔡瑁は現場に駆け付けた劉表に、劉備が書いたという反逆を意味した詩を
見せその場を取り繕うとしますが・・・かなり、できそこないの
詩だったんでしょうね(笑)すぐに見破られてしまいます。
だけど、劉表さん、このせいで病気再発・・・
その機を利用して奥さんの蔡氏と蔡瑁がまた悪だくみ・・・。
ある時、劉備は病気の劉表の名代として劉琦が出席する
荊州のお祭りにお供することに。
劉備の警護は趙雲です・・・いつ見ても爽やかですね♪
祭に行く途中、連れていた馬の“的驢”という相を見て、
近いうちに災いが降りかかると言う男が出現・・・この男の言うとおり
祭の場に蔡瑁がやってきて、劉備はまた逃げる羽目に・・・一時は、
もう逃げたくないと開き直ったのですが、
劉琦が逃げるように説得・・・ここで味方を失ってなるものかと、
必死なんじゃなかろうか・・・と、勝手に想像(笑)。
災いをもたらすと言われた劉備を乗せた馬“的驢”くん、危機一髪で飛びます!
どのくらいの崖に飛んだのか良くわかりませんが(笑)
この“檀渓”と呼ばれる崖、かなりのいわく付きでした。
逃げた劉備が彷徨い込んだ竹林で琴の音に引き寄せられて行きついた先は
水鏡先生の庵。そこで“的驢”の相を見たあの男に再会・・・徐庶、登場です。
ドラマには関係ないけれど、水鏡先生の庵のシーン、他のドラマで観たぞ(笑)
周瑜役の黄徳維主演の「大唐游侠伝」だったりするんで、嬉しかったりする♪
徐庶を手に入れた劉備軍、やっとまともな軍法会議を開きます。
念願の大勝利はいかに・・・。
第32話 徐庶、諸葛亮を薦む ≪徐元直走馬薦諸葛≫208年。
劉備は徐庶を伴って新野に帰りつく。曹操が送り込んだ曹仁が八卦の陣法を駆使して戦うのに対し、徐庶は関羽、張飛、趙雲に八卦の陣の打ち破り方を授け、曹仁を撃破する。曹操は徐庶の智略に感心し、母親を使って徐庶をおびき寄せる。徐庶は劉備が止めるのも聞かず、去っていく。しかし、徐庶は一度引き返して来て、臥龍と呼ばれる諸葛亮孔明を劉備に推薦していくのだった…。
新野城では徐庶を軍師と迎えた劉備たちが曹操を迎え撃つための会議中。
とにかくやっつければいいだろ~と考えていた
彼らにとっては、目からうろこの話ばかりだったろうと、想像(笑)
でも、対する曹操は、そんなに簡単に考えが読める相手ではありません。
雨季が終わるのを見越して出陣してきます。
このころ、曹家では二代目をしっかり生育中・・・頑張れよ~曹丕くん♪
曹操は曹仁を大将にして新野を攻撃させますが、俺が獲ったる~っ!と、
ばかりに息まいた曹仁は、はやり過ぎて大失態(^^;)
破れるものなら破ってみろぃ!と大見え切って布いた“八門禁鎖の陣”は
趙雲にボロボロにされ、自分も負傷(傷の手当て中に見せる上半身・・・鍛えてますね~)、
夜襲も見破られ樊城に退去するも、既に
城は関羽によって奪われていた・・・曹仁も劉備への敵対心は、
曹操に負けないくらい強かったんだろうに・・・そんな曹仁を
理解したうえで、曹操も副将に冷静な李典をつけたと言うのに・・・
今までとは違うぞ、変だぞ、何かあるぞと探ってみたら・・・いつ間にか
軍師がいたとは!荀彧も褒める徐庶、ほしいぞ~!と、
ここで曹操、怒るどころか、人材マニアの血が騒ぎ(笑)
もちろん劉備に力をつけさせないためでもあるのだけれど、
あろうことか、母親を使って徐庶を手中に・・・
徐庶のお陰で、初めてすっきり勝てた劉備の喜び様は、
こちらまでもらい泣きするくらいでしたが、喜びもつかの間でした・・・
いきなり別れ話をされて放心する劉備、切ない。。。。。
徐庶も孝行息子故に辛い運命でした・・・母もそこまでせんでもなぁ~
まぁ、それで後世語り継がれる孝行話になったとはいえ、切ない。。。。。
でも、別れ際、心躍る情報が♪
私も、心躍ってます
いよいよですね~♪・・・って、そっちを先に観てるんですが(笑)
第21話~第26話 . 第33話♪
この記事へのコメント
まみ助
直前の曹操配下の武将達が命乞いするシーンの張遼の切なげ?な表情が、不覚にも可愛い…と思ってしまいました(汗) オジサンなのに。
水鏡先生の庵ですが、中央電視台版の孔明の庵にも見えたんですが…気のせいでしょうか?!
ひらで~
二人のシーンは楽しかったですね(^^)
荀彧の“ペィ!”が楽しい・・・いつも平常を
保っている人だから余計にね(笑)
命乞いのシーン、許褚だけが不服そうなのに
周りがオタオタしてる雰囲気が良かった・・・
張遼は、オジサンでも可愛いですよ♪
前に関羽が曹操に馬をもらった時も
ニコニコしながら頷いていて、
可愛いなぁ~って思いましたもの(笑)
水鏡先生の庵、「大唐~」以外でも観た
覚えがあるので、時代劇用の野外セットとして
使い回しされているのでしょうね・・・
赤壁のなんて、『レッドクリフ』のですよね(笑)
野外のシーンは一つのドラマの中でも
違う場所でのシーンのはずなのに、同じ場所が
よく出てくるので、まとめて観てると
話しがごちゃごちゃになったりします(笑)
建物なんて、時代考証してるの?ってほど、
同じ建物が違う時代のドラマで使われてたり
するので、もう何が何だかです(^^;)