幻蝶☆松本公演

 現代を生きる人に贈る、誰も見たことのない楽園(パラダイス)がここに―
画像
幻蝶
まつもと市民芸術館 主ホール
2012年4月28日(土)
13時開演

演出:白井晃
脚本:古沢良太
出演:内野聖陽(戸塚保)
    田中圭(内海真一)
    七瀬なつみ(安藤)
    中別府葵(ユカ)
    大谷亮介(吉永)
    細見大輔(村木)
物語:二人の男が森の中、
古新聞が散らかっている
廃屋で共同生活を送っている。
共にどんな過去があるか
定かではないが、
社会からはみ出してしまった男―。
戸塚(内野聖陽)は剛胆で自信家、
人たらしのイケイケオヤジ。
真一(田中圭)は他人に心を開けない引きこもりの青年。
そんな真逆の二人を繋ぐ唯一の糸は「ある幻の蝶を信じている」ということだ。
 二人にとって楽園のように特別な空間と時間の中で、
様々な思いが交差してぶつかり、関わり、すれ違って行く。
彼らは「幻の蝶」に出会うことができるのか。
そして彼らが本当に信じたいものとは何なのか。 

シアター・クリエ『幻蝶』HP

今年が明けて間もないころ、何気に読んでた新聞(信濃毎日新聞です♪)に
観た顔が・・・幻蝶の松本公演のチケット先行予約販売の広告でした。
即、PCから購入(笑)・・・お陰で(?)思ったより良い席が取れました。
事後報告で家族に話したら上の娘が観に行きたいと言うので、
本日、地方公演の最終日、松本での公演を観に行ってきました♪

幻の蝶を追う二人の男の物語、舞台は森の中。
イケイケ中年に引きこもり青年・・・それぞれ過去がある様子。
そして、それぞれが蝶に懸ける想いがあって、共同生活をするうちに
それらが次第に明かされ・・・正直、こんなにもちゃんとした
物語があって、わかりやすく展開するとは思っていなかったので(笑)、
物語そのものに驚くことはなかったのですが、
セリフの先に広がる奥の深い男の世界を覗き見たような、
男同士のやり取りが面白く感じました。
内野さん、田中くんのイメージと役柄が巧く重なっていて、
観ている側も余裕を持って楽しめた、そんな感じです。
二人とも大好きなので、初めのうちこそは、
本物だぁ~♪なんて
浮ついた気分で観ていたのですが(笑)、次第に彼ら
二人の世界に引き込まれて、巧いなぁ~と、見入っておりました。
予想外の姿まで見せていただきましてビックリもしましたが(笑)

内野さんは6月に『臨場-劇場版』が公開♪
楽しみです。

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