“フェルメール≪地理学者≫とオランダ・フランドル絵画展”も観に行きまして、
そこで、この展覧会を知ったのですが、初めは京都で開催されいました。
たまたま、開催時に京都に行く予定ができたのですが、
時間的に無理!ということで諦めまして、ならば東京での開催の方へ・・・
18日に行ってまいりました。
bunkamuraザ・ミュージアム公式サイト
フェルメール・・・と言えば、私の中では
コリン・ファースがフェルメールを演じた『真珠の耳飾りの少女』が
イコール状態でインプットされていますので、なんだかか
勝手に親近感を持っているような存在(笑)
知っている(興味を持っている)画家のほとんどが
伝記映画で観た方ばかり・・・それもお気に入りの俳優さんなので、
コリンが演じたフェルメールは自然とお気に入りに♪
な~んて、事ばかりではありませんよ・・・一応フォロー(笑)
やっぱり、絵の力ですね。
“ラブレター展”では
《手紙を読む青衣の女》 "Girl Reading a Letter"
1663-64年頃 油彩・キャンヴァス
アムステルダム国立美術館、アムステルダム市寄託
《手紙を書く女》 "A Lady Writing"
1665年頃 油彩・キャンヴァス
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
《手紙を書く女と召使い》 "A Lady Writing a Letter with her Maid"
1670年頃 油彩・キャンヴァス
アイルランド・ナショナル・ギャラリー、ダブリン
の、3作品を観ることができます。
本展覧会のコンセプトは、
17世紀のオランダにおけるコミュニケーションの様々なあり方を
紹介するもので、顔を合わせての直接的なものから
手紙などを通しての間接的なコミュニケーションを題材に
描かれた作品が集められています。
どれも、その時の会話や息使いが感じられて
今時の映像技術ならその絵のまま動きだしそうです(笑)
手紙について言えば、そこには描かれている本人のほかに
相手の姿が浮かんでくるようで、たぶん観る人それぞれに
物語ができそうな感じです。
展覧会は3月24日まで開催です。
また、bunkamuraル・シネマでは『真珠の耳飾りの少女』を
2月3日(金)まで、特別上映しているそうです・・・いいなぁ~
ついでに、昨年観に行った展覧会のまとめと、今年の予定(?)を・・・
8月8日
倉敷・大原美術館コレクション
信濃美術館
2011年6月11日(土)
- 2011年8月21日(日)
美術館サイト
代表展示作品
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《泉による女》1914年
クロード・モネ《積みわら》1885年
関根正二《信仰の悲しみ》1918年
お気に入りは
児島虎次郎《朝顔》1916年/1920年
色合いも題材も素敵です。
8月19日
レンブラント 光の探求/闇の誘惑![]()
名古屋市美術館
2011年6月25日(土)-2011年9月4日(日)
美術館サイト
《病人たちを癒すキリスト
(百グルデン版画)》1648年頃
《3本の木》1643年
《石の手摺りにもたれる自画像》
1639年
光と闇の圧倒的な表現力の元は
銅版画にあり・・・
紙も重要です。
8月19日
フェルメール≪地理学者≫とオランダ・フランドル絵画展
豊田市美術館
2011年6月11日(土)
- 8月28日(日)
美術館サイト
フェルメール《地理学者》1969年
レンブラント・ファン・レイン
《サウル王の前で
竪琴を弾くダヴィデ》1930‐31年頃
ペーテル・パウル・ルーベンスと
ヤン・ブックホルスト
《竪琴を弾くダヴィデ王》1616年頃
《地理学者》、青い色が
やっぱり好かった♪
音声ガイドは佐々木蔵之介さん・・・観に行く決め手の一つでした(笑)
駅から出ていた“フェルメール・タクシー”、便利でした♪
名古屋と豊田市一日で巡りました。
二つ巡ると200円だったかお安くなるのですが、結構遠いんだよね~
電車で30分はかかる。名古屋までも長野からは特急1本で行けますが
ここもかなり時間かるので日帰りは忙しかったです。
11月19日
プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影
国立西洋美術館
2011年10月22日(土)
-2012年1月29日(日)
美術館サイト
《着衣のマハ》1800-07年
《日傘》1777年
《自画像》1815年
ゴヤといったら・・・
ステランがゴヤを演じた
『宮廷画家ゴヤは見た』ですね♪
この邦題、半分ふざけてるのかと
思いましたら、ゴヤの作品に
《私は見た》というのがありました。
それを拝借したのかと思うと、なんだか、感動しました。
ゴヤ展は上の娘の用事で東京へ行った時に行きました。
丁度、プラド美術館の開館記念日だったそうで
それにちなんだ、カードのプレゼントがありました♪
映画から興味を持った絵画ですが、
これがなかなか面白い♪
一番思っているのはカラヴァッジョなのですが、
イタリアで観たいよね~・・・と、夢は大きく(笑)
でも、日本にいながら名画を観られるのですから幸せな事です。
フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》も、遂に見ることが叶いそうです。
6月30日より、東京都美術館の改修終了オープン記念で
マウリッツハイス美術館展が開催され、
フェルメール、レンブラント、ルーベンスらの絵画が来日予定。
マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝
東京都美術館 (東京・上野公園)
2012年6月30日(土)-2012年9月17日(月・祝)
美術展サイト
それに先駆けるようにフェルメールがもう1作品♪展示されます。
ベルリン国立美術館展
学べるヨーロッパ美術の400年
国立西洋美術館
2012年6月13日(水)
-9月17日(月・祝日)
美術館サイト
そして、最後に・・・やっぱり日本ってすごいよね~って
思わず思ってしまったのだけど・・・
東京・銀座にフェルメールの故郷・デルフトにあるフェルメール・センターとの
提携によって、「フェルメール・センター銀座」が開館 しました。
2012年1月20日~7月22日まで期間限定ですが、
フェルメールの作品が集中して日本に来ているのですから
あっても不思議じゃないですね。
なんだか、楽しそう♪
頑張って時間と旅費を作って行きたいと思います♪
この記事へのコメント
悠雅
東京でご覧になれたんですね!っていうか、たくさんの美術展にお出かけになってるんですね~。
わたしも、奈良や大阪に行こうと思えば行けるのに、なかなかきっかけもなく、
母がどうしても、というのでいろんな用事を兼ねて京都まで足を延ばしてきたのが久しぶりの美術展でした。
フェルメールといえば、どうしてもどうしても、コリンのまなざしを思い浮かべずにいられず、
違う、違うと思いながら、あの切ない表情を思いながら観てしまいましたが^_^;
一方では、オランダの風俗画についても一気に興味がわいた機会でもありました。
東京には出かける機会もなくはないのですが、目的が済めばさっさと日帰りしてしまい、
どんな寄り道もしないまま・・・
たまには、遊びも入れた予定組めたらいいんですが。
ひらで~
外国まで観に行くのを考えると、
安上がりかな~って(笑)
遠くに行く時は、家族に行くから~!って、
前々から宣言しておきます。
フェルメールは、もう=コリンですよね♪
オランダの風俗画・・・その時代、
日本は鎖国で唯一交流があったと思えば
余計に、興味が湧いてきますね。
たまには、いかがですか?
今から家族に、行くから~って(笑)