イップ・マン 葉問☆その心と技は、ブルース・リーに受け継がれた――

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   愛する者を守るために
    受け継がれる誇りのために
              いま、戦う
イップ・マン 葉問
葉問2
2010年 香港
監督:ウィルソン・イップ[葉偉信]
脚本:エドモンド・ウォン[黄子桓]
アクション監督:サモ・ハン[洪金寶]
音楽:川井憲次
出演:ドニー・イェン[甄子丹](イップ・マン[葉問])
    サモ・ハン[洪金寶]
             (洪拳宗師ホン[洪震南])
    ホァン・シャオミン[黄曉明]
          (葉問の弟子・ウォン[黄樑])
    リン・ホン[熊黛林](葉問の妻[張永成])
    ルイス・ファン[樊少皇](カム[金山找])
    ダーレン・シャラヴィ[Darren Shahlavi]
              (ツイスター[Twister])
    ケント・チェン[鄭則士]([肥波])
    サイモン・ヤム[任達華](チョウ[周清泉])
    カルビン・チェン[鄭家星]([周光耀])
    シー・シャオロン[釋小龍]
                 (葉問の弟子[徐世昌])
    デニス・トー[杜宇航](ホンの弟子[鄭偉基])
    ゴナン・ケリー[敖嘉年](《華人日報》編集長・リャン[梁根])
1949年、イギリス領香港に詠春拳の使い手である武術家の葉問は妊娠した
妻と子と共に移住。知り合いの新聞社の編集長リャンを頼り、武館を開いた。
門下生はなかなか集まらなかったがある日、一人の青年ウォンが現れ、葉問に勝負を
挑んできた。ウォンは葉問の強さを認め、仲間を連れて入門する。次第に門下生が増え、
武館の運営も軌道に乗るかと思った矢先、ウォンが洪拳の門下生と争い、拉致されてしまう。
葉問は単身、助けに向かうが・・・。

WOWOWで鑑賞♪(12月3日)

邦題に『葉問』と付けたのは、『序章』より先に公開されたから
・・・もしかしたら『序章』は未公開のまま、DVDだけになっていたかも、らしい・・・
なのだとは思うけど、いきなり本作を先に観てもわからないところが
かなりあるんじゃないかと・・・順番に観ることが出来てよかったわ(笑)
『葉問』は実はこちらでも珍しく劇場公開があったのですが、
短期な上、時間が合わず泣く泣く諦めたので、
WOWOWでの放送は嬉しい限り。ただ、2作一気に観るのは
都合で無理だったので、録画して観ました。

『序章』はどちらかといえば静かな姿の葉問でしたが、
本作は“動”的なイメージ。
前半は葉問が否応なしに、ライバル視され、対決後、
その強さと人柄に周りが惚れこみ、
後半は周りを巻き込む敵役の出現で葉問が立ち上がる・・・という展開は
『序章』と同じ作りですが、アクションが多彩で、より映画的な作りです。
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弟子の救出に一人で敵地に乗り込んで、
弟子と共に多勢に立ち向かう姿は戦い方も小気味よく圧巻ですし、
サモ・ハンとの机上対決は、香港映画らしいアクションがいっぱいでした。
『序章』からの出演者も好い味を出していて、繋がりも面白い。
    サイモン・ヤムの周清泉の姿は痛かったけど・・・
ラストのバトルは正直、壮絶過ぎてまともに観れないところもありましたが、
勝つと分かっているから、反撃するまで我慢して(笑)
一緒になって勝利を喜びました。
アクションを楽しみたい方は、充分楽しめると思います。

アクションも楽しめたけど、私はやっぱり出演者(笑)
ド兄さん、何があっても動じないところが相変わらず素敵です。
普通の顔して、授業料、出してっていうとこがなんだか可愛かった(笑)
今回のツボはケント・チャンだよね~。
久々に観たけど、昔から変わらない雰囲気で好い人なのが嬉しかった。
若者では弟子たちかな。
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サモ・ハンのやんちゃな弟子、
デニス・トーは
『葉問』のヒットで作られた
『葉問前伝』で
若き葉問を演じているそう。
葉問の実子・葉准
(イップ・ゾン、80歳に近い高齢)が
葉問の師匠として
出演しているのだとか。
デニス・トーは『序章』では
カムの取り巻きみたいな役でも
出演していて実は、
1999年の世界武術大会での
優勝者だそうです。


他にはサモ・ハンと戦う前に出てくる
師匠たちも面白かったですね~
結構御歳に見えるのだけでど、動きは凄い!
他にも凄い人出てるんだろうな・・・

2作続けて観ることが出来て、本当に好かったです。
どっちがいいかと聞かれれば・・・どうでもいいことだけど(笑)
私としては葉問の拳に対する姿勢がよくわかる『序章』の方が
好きだな♪
そして、多くの日本人に観てもらいたいなとも、思います。
もちろん、2作セットで♪

この記事へのコメント

  • 悠雅

    こんばんは。またお邪魔が遅くなりました。

    そうそう。スクリーンで観れなかったおかげ(?)で、結果的には順番通りに観れてよかった、んですよね(笑)。
    仰る通り、序章は静、こちらは動でしたね。
    あの、異種格闘技みたいな対戦は、そのまま英国と中国の構図のようで、日中もさることながら、英中も酷いものですよね…

    昔の作品をほとんど観てないとは言いながら、それでも若い頃の顔を覚えている功夫のスターたちも、
    いい具合に年齢を重ねているのを観ると、それだけで感慨深いものがあります。
    2011年12月09日 21:11
  • ひらで~

    優雅さん♪
    順番通りに観れたから、
    気持ちもすっきりと入って来ますね。ただ、
    その分、戦いのきっかけが痛く感じます。
    単純に娯楽作品として観ればいいものを、
    変えようない歴史が重いです・・・。

    >いい具合に年齢を重ねているのを観ると、
    それだけで感慨深いものがあります。
    ・・・そうですね~
    昔は、あんなこと こんなこと、
    やってたのに・・・
    好い大人になったなぁ・・・と。
    ・・・私の場合です(笑)
    2011年12月10日 15:21

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Excerpt: その心と技は、 ブルース・リーに受け継がれた── 製作年度 2010年 原題 葉問2/IP MAN 2 上映時間 109分 製作国 香港 脚本 エドモンド・ウォン 監督 ウィルソン・イップ 音楽 川..
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