
生きて帰りたい。
断崖に挟まれた一人の青年の、
究極の〈決断〉
127時間
127 HOURS
2010年 アメリカ・イギリス
監督:ダニー・ボイル
原作:アーロン・ラルストン
「奇跡の6日間」(小学館刊)
脚本:ダニー・ボイル
サイモン・ボーフォイ
音楽:A・R・ラフマーン
出演:ジェームズ・フランコ
(アーロン・ラルストン)
アンバー・タンブリン(ミーガン)
ケイト・マーラ(クリスティ)
リジー・キャプラン(ソニア)
クレマンス・ポエジー(ラナ)
ケイト・バートン(アーロンの母)
トリート・ウィリアムズ(アーロンの父)
金曜の夜、いつものようにロッククライミングを一人で楽しむために
ブルー・ジョン・キャニオンに出かけたアーロン。
途中、道に迷った女性二人を案内し、その後目的の渓谷の中へ・・・が、
突然大きな岩と共に滑り落ち、その岩に右手を挟まれ身動きが取れなくなってしまう。
誰も寄せ付けない深い渓谷で、一人この状況から抜け出す策を模索するアーロンだったが、
なす術もなく、時間だけが過ぎていく。
6月には公開されていた本作ですが
こちらでは、漸く公開・・・遅いとは言え、公開されただけ
ありがたいですね。
ジェームスくんの新作がダニー・ボイル監督作だと知って、
期待は大きかったのですが、内容が遭難モノとわかると
悲惨な姿のジェームズくんはちょっとなぁ~(^^;)と
二の足を踏んでいたのですが、まさかのアカデミー賞ノミネートで
遭難モノもボイル監督の手にかかると、そんなに凄いの?と、
期待感が復活(笑)
丁度、ジェームズくんの最新作も公開直前、
先週には『食べて、祈って、恋をして』を観たものだから、
これはジェームズくん祭を開くしかない!と・・・
そんな次第で観に行ってきました♪って、前置き長すぎ!(笑)
もうね、最初から元気な映画なんです。
結末が分かっているってこともあるのかもしれませんが、
彼の前向きな姿がとても素敵に感じられる作りで
クライマックスの、ちょっと話題になった場面は
あまりの生々しさに私もさすがに
正視できずにいましたけど、そこがメインではないので
遭難モノ特有の凄惨さはあまり感じることなく観ることができました。
どうやって生還できたのかではなく、
どうして生還できたのかを描いているので、
心に素直に入り込んでくるのでしょうね。
現実とアーロンの想いを混ぜて描くことで彼の生き様や
考え方が理解でき、彼だからこそ生還できたのが理解できます。
一人で何でもできると信じていた自分が何もできずに、
死を覚悟した時、一人で生きてきたのではなかったと悟り、
今までの経験の中から感じた生きることの楽しさを思いだし、
家族や友人と共に自分の未来に生きたいと願った時に生じた力が
生還の道に繋がるシーンには鳥肌が立つぐらい・・・。
公式サイトのインタビュー映像で監督が語っていましたが
彼は一人だったけど心は一人ではなかったというのが
とても感じられる作りになっていました。
絶望というのは心が孤独になること・・・納得です。
ジェームズくんは初めの元気印の青年から
疲れ果てた姿まで、いろんな表情を堪能させていただきました♪
あのシーンは、丁度昨日、『フライ・ボーイズ』を観たところで、
友人が同じような目にあっているシーンがあって
「ソーリー!」と簡単にはいかないんだよね~とか、
目をそむけながら思ってしまいました・・・不謹慎でごめんなさい!
でも、あの、切れないナイフを使わなきゃならなかった
状況で、どうやったらできるかの知識があったのは凄い!
ジェームズくん“落ち”のウルウルな目もちゃんと用意されてまして、
本作では、すっかりジェームズくんの魅力にはまり込んで、
身動きできなくなってしまいました♪
127時間とは言わず、
しばらくはその状況を楽しみたいと思います(笑)。
今度はお猿さんたちと一緒なのね~
大自然に動物たち・・・秋にはぴったり・・・か?(笑)
音楽も素敵でした。
サントラ・・・輸入版しかないのね・・・



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