そこは、聖域――
サンクタム(3D)
SANCTUM
2010年 アメリカ、オーストラリア
監督:アリスター・グリアソン
脚本:ジョン・ガーヴィン
アンドリュー・ワイト
音楽:デヴィッド・ハーシュフェルダー
出演:リチャード・ロクスバーグ (フランク)
リース・ウェイクフィールド(ジョシュ)
アリス・パーキンソン(ヴィクトリア)
ヨアン・グリフィズ(カール)
熱帯雨林のジャングルに大きく口を開けた巨大な洞窟。前人未踏の洞窟の全貌を
探るために、冒険家のフランクを中心に調査隊が入り込んでいた。フランクの息子・
ジョシュは父の独裁的な指揮に嫌気がさし自分の仕事をさぼり、スポンサーである
カールを出迎えに行ってしまう。一方、調査を続けていた水中の洞窟の中では
悲劇的な事故が起こっていた。折しも大型の嵐が近付く中で・・・。
予告ではジェームズ・キャメロン監督作か?と間違えそうになるくらい
キャメロン監督が前面に出ていた本作(笑)
それでも、3Dの出来は半端じゃないだろうと
『アバター』を映画館で見損ねていた(まだ、映画館が3D対応になってなかったので)、
観ることに・・・
でも、本当の理由はリチャード・ロクスバーグ♪
予告では出演者の名前出て来なくて、映像見てもしかして?
と調べてみたら、大当たり!
もう、これは行くしかないと・・・(笑)
ただね、出演時間短いかな~と心して行ったわけですが・・・
なんと主役級でず~っと出てるじゃないですか~♪
まぁ、本当の主役が彼の息子だとわかった瞬間、
結末は見えてしまったですけどね(笑)
それでも嬉しくて♪彼のほかにヨアン出てるし~♪
好い奴ではなかったけれど、その悪さ加減、やられ加減(?)が
また好い感じで、情けないヨアンもまたいいわね~と、
物語の展開の悲惨さとは裏腹に楽しんでしまった(笑)
リチャードのお父さん、頼り甲斐があってカッコ好かったわ~。
非道を感じさせる行動や言葉はあるけけれど、
それは多くの困難を乗り越えてきた人だから、というのが
ちゃんと感じられたし、父親としての強さもあって素敵でした♪
初めは息子にとって何の価値も見出せなかった
父親からの贈り物も、最後に命を救うものなるあたり、
初めから見えている展開といえども、感動します。
息子ジョシュ役のリースくん、初めは軟弱そうだけど、
生死を分ける場で、父親の姿を見ながら成長していく姿に
最後は頼もしさを感じました。
パニック、災難時に出る人間の本性も適度に入り込んでいて
飽きることなく、ハラハラさせてくれました。
ただ、ちょっとグロい場面もありますので
気持ちの良くなる映画ではありませんが(^^;)
でもね、
3Dはさすがに今まで観た中で一番凄かったです!
・・・って、まだ5本ぐらいだけど・・・。
高いとこ嫌いだから、洞窟の高さとか怖かったよ~
慣れるまで酔いそうになったし(^^;)
3D用にアングルとか入り込みの加減とかよく考えられてるなと
感心しました。が、洞窟とか水中とか狭いとこでは
あまり感じなったのはちょっと残念だったかな・・・。
メイキングが観たくなる作品でもありましたね。
この記事へのコメント