チルドレン・オブ・ホァンシー 遥かなる希望の道☆のちに“小さな長征”と呼ばれた軌跡・・・。

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   これは真実のストーリー。
チルドレン・オブ・ホァンシー 
    遥かなる希望の道(劇場未公開)
THE CHILDREN OF HUANG SHI
2008年 オーストラリア/中国/ドイツ/アメリカ
監督:ロジャー・スポティスウッド
脚本:ジェームズ・マクマナス
    ジェーン・ホークスリー
音楽:デヴィッド・ハーシュフェルダー
出演:ジョナサン・リス・マイヤーズ
            (ジョージ・ホッグ)
    ラダ・ミッチェル(リー・ピアソン)
    チョウ・ユンファ(ジャック・チェン)
    ミシェル・ヨー(ワン夫人)
    デヴィッド・ウェンハム(バーンズ)
1937年、
日本軍が南京に進撃を開始した最中、
イギリス人記者のジョージ・ホッグは
赤十字に従事する友人より通行証を入手、
同じく記者のバーンズと南京へ入り込む。
そこで目にした光景は日本軍が大勢の市民を銃殺する光景だった。その写真を撮った彼は
日本軍に捕まり、処刑されることに。間一髪のところの彼を助けたのは、ジャックと名乗る
共産党ゲリラのリーダーだった。日本軍に抵抗してるジャックたちは、日本軍に追われ
ホッグも銃撃をうけ、負傷。助けられた医療施設で出会った白人の女医リーは、
ホッグが全治するまでに中国語が学べるよう、黄石(ホァンシー)にある収容施設へ
行くことを提案する。

シャンハイ』のユンファ繋がりでDVDで鑑賞♪

ユンファにジョナサンくんが出演しているので、
発売当時から興味はあったのですが、
近くにのレンタル屋さんには置いてなくて、
最近便利かも~♪と思い始めてきたネットレンタルを利用。
ひと月いくら、というのではなく、好きな時に一枚でも・・・と
借りれるので、便利ですよ・・・って、宣伝してどうする?(笑)

さてさて、肝心な映画の方へ・・・
お話は日中戦争が激化する中、英国人記者が戦火を逃れるために
60人もの中国人孤児たちを連れ、黄石からシルクロードを通り、
700マイルも離れた山丹の寺院へ旅をしたという、事実だそうです。
一緒に逃れた孤児たちの中には今も健在の方がおられて、
最後にインタビューされているシーンもありました。
こうして映画化されずにいたら、知らずにいたお話ですね。
日本軍の南京での蛮行が描かれているので
日本公開は難しかったようですが、
日本では2009年に「南京・史実を守る映画祭」で上映されています。
が、一般公開はありませんでしたから、未公開扱いです。
なので、DVDにならなければ観ることもできず、
知らないのは日本人だけ・・・になったかも。
ただ、あそこまで非道だと、どこの国の人?みたいな違和感も
感じることもあるし、微妙な問題でもあるようなでの、
私みたいな不勉強な者にとっては難しいです。
ただ、映画の作りからすれば、
まぁ、主演がジョナサンくんでは弱かったかな?って、ところで、
一般公開は難しいかなって(^^;)
かといって、公開する側は、ユンファやミシェル姐さんを
宣伝の前面に押し出すわけにもいかないし、
反面、観ている側は二人に何かを期待しちゃって、
あれ?って思うところもあるのですよ(笑)
物語も、子どもたちとホッグの関係に焦点を絞れば良かったような
ちょっと広げすぎの感があって、残念だったし・・・
   でも、でも、コオロギのシーンは良かったです
   『ラスト・エンペラー』意識した?って、思ったけど・・・

ラブ・ストーリーも入れてあるものだから、
ラストは『シェルタリング・スカイ』みたいになってたし・・・
良いお話だっただけに、もったいなかったなって思う所がありました。
もったいないっていうのが、もうひとつ・・・
観始めて、デヴィッド・ウェンハムが出てる~♪と喜んだのも、つかの間、
あっという間に日本兵に惨殺・・・(><;)
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でも、
ジョナサンのしゃべる
中国語は上手で、
頑張ってる姿が
とっても良かったです。

それに、ユンファもね♪

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