フライボーイズ☆俺は飛ぶ。

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   信じるものの為に   
フライボーイズ
FLYBOYS
2006年 フランス・アメリカ
監督:トニー・ビル
原案:ブレイク・T・エヴァンス
脚本:フィル・シアーズ
    ブレイク・T・エヴァンス
    デヴィッド・S・ウォード
音楽:トレヴァー・ラビン
出演:ジェームズ・フランコ(ブレイン・ローリングス)
    ジャン・レノ(ジョルジュ・セノール)
    ジェニファー・デッカー(ルシエンヌ)
    マーティン・ヘンダーソン(キャシディ)
    タイラー・ラビーン(ロウリー)
    フィリップ・ウィンチェスター(ジェンセン)
    アブダル・サリス(スキナー)
    デヴィッド・エリソン(ビーグル)
1916年。ヨーロッパでは戦争が激化する中、アメリカは中立を守っていた。
テキサスの農場に暮らしていた青年ローリングスは借金の形に農場を取られ
途方に暮れていたが、アメリカ人がフランスに渡り、“ラファイエット戦闘機隊”の名の
義勇軍として活躍しているのを知り、志願する。そこには、彼と同じように事情を抱えて
入隊した者たちがいた。

ジェームズくん祭、お次は前々からカッコいいよ♪と
薦めてもらっていただいておきながら、
なかなか手にできずにいた戦争モノ。

第一次世界大戦中のお話なのでレトロな雰囲気が好いかも。
実話をもとに作られたお話だそうですが、
志願した理由が各々興味深いものがありました。
ただ、家名の名誉のために父親に行って来いと言われ、
自分の能力の限界を知る息子が
父の思いに報いるのには戦死しかないと
思いつめるシーンがあって、
こういうのを観ると、母親としては切ないです。
自分には息子はいないけど・・・。

飛行機がまだ戦争に取り入れられて間もない時期で
フランス語もろくにしゃべれないのにフランスに行ってしまう彼らを
暖かく迎え入れるフランスも凄いよね。
宿舎なんて、シャトーよ、お城よ!驚きです。
当時は騎士道の精神で戦っていたようで、
“大空の騎士”たちには当然の生活だったのかしら・・・。
そんな優雅な雰囲気が漂うフランス軍の上官・セノールに
ジャン・レノ・・・レノさんが出てるなんて、観て初めて知って
わ~い♪とか喜んでしまったけど、
このセノールさんがよくある“鬼教官”じゃないくて、とっても好い人♪
厳しいようだけど、心が広くて優しくて・・・
ちょっと、のんびりしているようなところがレノさんらしくて楽しい。
同僚たちも、変なライバル心とかむき出しにならなくて
観ていても嫌な気分にならなくて好いなぁ・・・その分、
物語としては山場が少なくなるのかもしれないけれど、
そこはジェームズくんの恋のお話でカバーしてる・・・かな?(笑)
英語が分からない彼女に身振り手振りで
一生懸命話している姿、可愛かったよ。
同僚を気遣ったり、闘いの最中、助けに走る姿もカッコ好かったです♪
とはいえ、私的に一番気にったシーンは
乗馬シーンだったりするけどね・・・だって、カウボーイだから(笑)。
でも、空のシーンもなかなか迫力があって、素人が観ても
凄いな~!って思いました。
監督自身が飛行機免許を持っているらしく、
こだわりもあったでしょうし、
ジェームズくんも映画のために免許を取ったということですから
その気の入れようにまた、惚れ直してしまいます♪
複葉機が好きな方にもたまらない映画だったでしょうね~。

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