
未来に乾杯
ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡(劇場未公開)
BOTTLE SHOCK
2008年 アメリカ
監督:ランドール・ミラー
脚本:ジョディ・セイヴィン
ランドール・ミラー
ロス・シュワルツ
音楽:マーク・アドラー
出演:クリス・パイン(ボー)
アラン・リックマン(スパリュア)
ビル・プルマン(ジム)
レイチェル・テイラー(サム)
フレディ・ロドリゲス(グスタボ)
1976年。パリで小さなワインショップとワインスクールを開いていたイギリス人スパリュアは
フランスとカリフォルニア・ワインのブラインド・テイスティングを思いつく。
彼はさっそくカリフォルニア・ワインの生産地ナパ・ヴァレーへ向かい、
シャトー・モンテレーナを経営するジムに出会う。ジムはヒッピーの息子ボーに手を焼きながらも、
最高のシャドルネ作りに心血を注いでいた。
気障な感じのスパリュアをあまり歓迎しなかったジムだったが、ナパのワインを
広めるために、他のワイナリーにも声をかけボーを案内につけ、
スパリュアに試飲をすすめる。
アラン・リックマン祭も佳境に(笑)
古い作品はなかなか簡単に見つからないので
最新にいってみよ~♪
今月2日にDVDが出ました未公開作品です。
お話はワインの世界では有名な事件を元にしています。
その事件とは、1976年パリ・テイスティングのことで、
アメリカ合衆国の独立200周年記念を祝うために
カリフォルニアワインのテイスティングとして企画されたのですが、
フランス最高峰ワインと比べて
カリフォルニア・ワインの質がどのくらいのものか、軽い気持ちで
スパリュアはフランスワインを混ぜることを思い立ったようで、
フランスが圧勝すると考えていたのだとか。
誰もが、彼と同じ考えだったのにも関わらず
フランスワイン界を代表する9名のフランス人審査員は
彼らが安ものと蔑んでいた、カリフォルニア・ワインを選んでしまったのです。
これは大事件ですよね。
事件って、なんだか悪いイメージの様な気がしますが(笑)、
ワインの世界でフランスがアメリカに負けたという意味では
事件なんでしょうね。
それにより、一気にカリフォルニア・ワインが世界に広がったとのこと。
ワインについては、アルコールがダメなものなので
全く興味がないのですが、実は昔実家が酒店でしたので
ワインと言えばフランス、ぐらいはわかる(笑)
でも、この映画を観て、そう言えばカリフォルニア・ワインが
急に出て来た時があったなぁ~と・・・まぁ、それは確か20年ほど前の
ことだった思いますので、76年当時日本では大事件としては
扱われなかったのでしょうね(子どもの頃の記憶です)。
さてさて、お目当てのアランは
テイスティングを企画したイギリス人スパリュアの役。

パリではワイン好きの普通の紳士なのですが、
アメリカでは気障っぽく見えるらしい(笑)
純粋にワインを愛する好いおじさんなんだけど、
アメリカの田舎では浮いた存在に・・・
アランがケンタのチキンを食べるシーンが何とも妙(笑)

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