新しい人生のはじめかた
LAST CHANCE HARVEY
2008年 アメリカ
監督・脚本: ジョエル・ホプキンス
音楽: ディコン・ハインクリフェ
出演: ダスティン・ホフマン (ハーヴェイ・シャイン)
エマ・トンプソン (ケイト・ウォーカー)
アイリーン・アトキンス (マギー)
ジェームズ・ブローリン (ブライアン)
キャシー・ベイカー (ジーン)
リチャード・シフ (マービン)
リアーヌ・バラバン (スーザン)
離婚後、ニューヨークで一人暮らしを しているCM作曲家のハーヴェイは
イギリスに住む一人娘の結婚式のために仕事の合間をぬってロンドンに向かう。
仕事が気になり携帯が手放せないハーヴェイは、娘や再婚した元妻一家の中で
居心地の悪さを感じ、披露宴には出席せず帰国することにする。ところが飛行機に
乗り遅れてしまう。時間を持て余したハーヴェイは空港のバーに入り、
一人で本を読んでいる女性に声をかけるが・・・。
一方、空港で利用者にアンケートを取る仕事をしているケイトは一人暮らしをする母を
気遣いながら、孤独な日々を送っていた。休憩時間に空港のバーで本を読んでいると、
一人の男性が声をかけてきた・・・。
ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンの恋愛モノ?!と
予告を観て、親子とはいかなくても結構歳の差あるし、
不思議な組み合わせだわね~と、興味を持っていましたが
上映時、時間が合わずに見逃しておりました。
DVDで観たわけですが・・・何とも不思議な感覚(笑)
ダスティン・ホフマン は久々の主役って感じですが
恋愛物も久しくなかったからですかね~
女性相手がいる(いた)のって『クレーマー、クレーマー』しか
思い出せない・・・30年も前になりますかね~
この映画のせいで、どうもダスティン・ホフマンって
女性には手に負えない男のイメージがついてしまって、
そのあとの『トッツィー』が強烈でしたからね~(笑)
こんなに普通のおじさんしてると妙な感じ・・・。
原題は“LAST CHANCE HARVEY”ですので
ダスティン・ホフマン 演じるハーヴェイの物語なのですが
エマ・トンプソン演じるケイトの物語でもあるので
邦題のほうがなんとなくわかりやすいかも・・・
最近よく見かける形だけどね(笑)
物語としては、特に目新しいことはないし
先が読めてしまうのだけど、
この二人が演じていることが見せ場なのでしょうね。
見せ場といっても、いるだけで存在感のあるお二人ですから
熱演するわけでもなくて、でもお互いに珍しい役どころで
それだけで面白いとう雰囲気・・・そうなると、
有望な新人監督に勉強の場を与えたって感じがしてきました。
英国内でこじんまりと作っても、十分な設定だと思うけど
敢えてアメリカ映画にしたとこに意義があるのでしょうね。
二人の映画としてはこじんまりだったのは残念でしたが(笑)
私的には『トリスタンとイゾルデ』のブラーニャさんこと、
ブロナー・ギャラガーがツボでした♪
この記事へのコメント
悠雅
ホントに観たかったの?と言われてしまいそうですが(笑)
『主人公は僕だった』の共演で意気投合したというダスティン・ホフマンとエマ・トンプソン。
あの2人の関係も面白い役どころで、とても印象に残ってます。
わたし、一番好きな女優さんがエマなこともあって、まさに彼女にどんぴしゃりのこのケイトに
すっかり乗り移ったような気持ちで観てしまいました。
エマがこんなに大きく見えたのははじめてだけど、
思えば、これまでの共演者がみんな大きかったんだわ、と納得。
小柄なのは間違いないのに、ここぞというところでとっても素敵なホフマンがよかったです。
そうそう。イゾルデの傍でハラハラしながら助けてくれた侍女の彼女、
ここでもよかったですよね♪
ひらで~
返事がとても遅くなり、ごめんなさい!!
ダスティンとエマ、『主人公は僕だった』で
共演しているのですね~。未見ですので、
二人の面白そうな関係、注目して観てみたいと
思います(笑)。
イメージ的にエマは落ち着いた感じで
この役はぴったりでしたね。
ダスティンはダメダメ親父が似合いすぎて
そこが楽しかった(笑)
ブラーニャさんって、侍女というより
“ばあや”みたいだったから
普通の姿を観て、若い人なんだよね~と、
妙に感心(?)してしまいました(笑)