ミュータント・クロニクルズ☆2707年、地球。

人類の存亡をかけた、最凶ミュータントとの壮絶なる最終戦争勃発!
全ての運命は、年代記“クロニクルズ”に預言されていた…。

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ミュータント・クロニクルズ
MUTANT CHRONICLES
2008年 アメリカ
監督: サイモン・ハンター
脚本: フィリップ・アイズナー
撮影: ジェフ・ボイル
音楽: リチャード・ウェルズ
出演: トーマス・ジェーン (ミッチ・ハンター)
    ロン・パールマン (ブラザー・サミュエル)
    ベンノ・フユルマン
        (マキシミリアン・フォン・スタイナー)
    デヴォン青木 (ヴァレリー・デュバル)    
    ショーン・パートウィー (ネイサン・ルーカー)
    ジョン・マルコヴィッチ (コンスタンティン)
    アンナ・ウォルトン (セヴェリアン)
    トム・ウー (ジュバ・キム・ウー)
    スティーヴ・トゥーサント(ジョン・マグワイア)
その昔、人類は宇宙より飛来した〝マシン”よって凶暴なミュータントにされ
滅亡の危機にあったが、一人の勇者が現れマシンを地中深くに封印した。
封印の秘密は聖なる“年代記”(クロニクル)として勇者の子孫たちにより守られてきた。
だが、世界が4つの企業によって支配され、乏しい資源をめぐり争いが絶えない時代と
なっていた2707年、その戦いによって封印が解かれてしまった。
敵味方関係なくミュータントに殺され、ミュータントいにされていく人間たち・・・
火星の開拓地に逃れる術も限られていた。
そんな時、滅亡だけが未来ではないと〝年代記”を携えた修道僧サミュエルは
そこに書かれているマシンの秘密と予言を頼りにマシンを破壊すべく、
各社の兵士より精鋭を選びマシンの中心部へと向かうことに・・・。

お目当てのいい男たちが出ていなかったら、
観ることはなかっただろうな~という作品(笑)
お目当ては・・・ベンノ・フユルマンとトーマス・ジェーン、
そしてマルコヴィッチさん♪
製作されることを知ってから楽しみにしていたけれど
内容的にはゲームを基にした物語で殺戮シーンが多そうで、どうよ?
な感じだったし、それ以前に日本公開はあるのか?って(笑)
アメリカでもそれほど話題にならなかったみたいだし、
もうダメか・・・と諦めていたころ、変則的な日本公開があって、
なんとかDVDに・・・。でも、レンタル屋さんには並ばないだろうな・・・
と、思っていたら、凄いですね~こんな田舎でもありましたよ(笑)
娘がDVDを借りに行くので付き添って、棚を何気にみていたら、
並んでいたのでびっくりです。
新作扱いでしたので半額Dを待って(笑)、レンタルしてきました。

物語は・・・その昔、人間を捉えては殺人兵器の様なミュータントに変えてしまう
恐怖のマシンを封印した場所で後年、戦争したためにその封印を解いてしまい、
戦争どころではなくなって、選ばれた者がそのマシンをなんとかしに行く・・・
“人類滅亡の恐怖から選ばれし人間が救う”神話の時代からよくあるお話です。
ですので、お話に目新しいものはなく、どちらかと言うと、
設定や展開に?マークが飛び交うような感じ(笑)
ですので、映像や私みたいに出演者で楽しむしかないですね~(笑)
映像で楽しむと言っても、設定が戦争ばかりしている荒廃した未来ですので
全体にうす暗く、色のない世界で、兵器や乗り物は古めかしい外見。
戦いも服装も先の戦争の様な感じで、2707年って言われても?・・・です。
物がなくっている時代、と言えば説明がつくかもしれないけど・・・。

そんな設定でもいい男たちは好い♪
主人公はトーマスくんなんですが、ごつい感じの百戦錬磨の軍曹で、
仲間を見殺しにはできないし、仲間の家族まで面倒をみて、
戦死した仲間のドッグタグを集めてたりする人・・・
「専門は信仰ではなく、破壊。」と言い放ちながらも、
戦いの悲しみを一人で背負って生きている、そんな感じ。
人物設定までお約束通りですが(笑)、それがトーマスくんに
似合っていて、充分に楽しめました。
一方、ベンノくんはこれまた主人公に対して、ライバル関係にあり、
戦いの中で認め合っていく、これまたお約束の設定ですが(笑)
貴族の将校で、ドイツ軍を思わせる雰囲気の様相で
泥まみれの戦いの中でも品があって素敵でした♪
ラストもお約束の途中退場でしたが、ここでの表情が好いんだな。
マルコヴィッチさんは、もう終わり?いなくても別に・・・
というような役でしたね~(笑)特別出演だったのか?
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こういう作風が好き、とか設定が好きという男の子向けかな・・・
ですので、お薦めはしませんが
ベンノくんやトーマスくん好きな方でしたら
充分に楽しめますので是非どうぞ♪
・・・そんなに、いないかもしれないけど(^^;)

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