
世界は初めての
シャーロック・ホームズに
出会う
シャーロック・ホームズ
SHERLOCK HOLMES
2009年 アメリカ
監督: ガイ・リッチー
キャラクター原作: アーサー・コナン・ドイル
脚本: マイケル・ロバート・ジョンソン
アンソニー・ペッカム
サイモン・キンバーグ
音楽: ハンス・ジマー
出演: ロバート・ダウニー・Jr (シャーロック・ホームズ)
ジュード・ロウ (ジョン・ワトソン)
レイチェル・マクアダムス (アイリーン・アドラー)
マーク・ストロング (ブラックウッド卿)
ケリー・ライリー (メアリー)
エディ・マーサン (レストレード警部)
19世紀末のロンドン。行方不明になった若い女性の保護を依頼された
私立探偵シャーロック・ホームズは、相棒のジョン・ワトソンと共に
地下で行われていた黒魔術の儀式から女性を救い出す。
既に4人もの女性を殺害していた犯人のブラックウッド卿は逮捕され死刑となるが
死刑の当日ホームズに復活を予告し、数日後それが現実のこととなる。
ガイ・リッチー監督がシャーロック・ホームズって、何で?
って、観るまで思っていましたが(笑)
観たら納得ですね♪
謎といい、時代の闇といい、登場人物たちの関係といい、
うってつけの設定で、男の子が好きそうな遊び心満載の
ガイ・リッチー・ワールドがココに!って感じ(笑)
とはいえ、原作については子どもの時に子供向けの本で
「まだらの紐」を読んだぐらいでまともには読んでおらず、
TVドラマとか宮崎アニメなどで知る程度(笑)
なので、イメージはそこから受けとったものしかなくて
型どおりのもの・・・というより、しっかり犬になってます(笑)
ホームズとワトソンの関係もしかり・・・
だからロバート・ダウニー・Jr のシャーロック・ホームズに
ジュード・ロウのジョン・ワトソンというのが
どれだけ原作に近いのか、または遠いのかもわからない・・・
だけど、知らない者にとっては好都合♪(だったかも)
この二人、大好き♪♪・・・以下、二人のファン限定で(笑)
役を離れてもロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウの二人は
大好きですし、二人の共演ってだけでも嬉しいことでしたが、
このホームズとワトソンのコンビも素敵で、
こもまま続けて欲しい!!と願うばかりです。
一人は目標が定まったらなりふりかまわず突き進んでしまうようなタイプ、
もう一人はいつでも冷静、紳士的なタイプ・・・正反対な二人だけど
お互いの能力を認め合い、補い合うというのは理想的。
お前がいないとダメなのさ、と思わせる関係というのは
実は女性同士にはないのですよね・・・絶対とは言わないけど(笑)
にしても、
こういう好いなぁ~♪って思わせてくれる関係って
『マスター・アンド・コマンダー』のジャックとDr.マチュリンとか
『スター・トレック』のジムとDr.マッコイなどでもあるのだけど、
何故、相方は医者なんだろう?(笑)
・・・な、ことを観ながら思ってしまったわけですが、
男同士の関係だけを褒めていてもつまらないので
・・・というより、あらぬ妄想に突き進みそうなので(笑)
女性から見るとどっちが好いか?なんてことも考えて・・・
私はやっぱりワトソン・タイプが好いわね~(笑)
だって、めちゃくちゃカッコ好い!!のですもの。
役を離れてもこの、ジュードはカッコ好かった♪
どんどんいい男になっていく♪
ホームズとおしゃれも対照的で何を着せても似合いますので
それだけでも魅せられましたが、予想外の詰襟には萌えましたね~(笑)
元軍事さんの設定ですから、それが礼装なんですね♪
そのシーンではワトソンの婚約者としてメアリーが登場しますが
この女性もしっかりしたタイプとして描かれていて
ホームズの嫌がらせ(笑)にも耐え、そのホームズを赦しちゃえる
懐の広い女性なので女性から見ても素敵です。
ワトソンをめぐる三角関係の様になっていまして、
ワトソンがメアリーの話をするといじれるホームズも
かわいらしいのですが(笑)
負けるなメアリー!と応援したくなります・・・
だって、負けたらいじれるホームズ見れなくなるもの(笑)
そのホームズにはアイリーンという気になる女性がいるのですが、
ホームズの本命がワトソンみたいだから(笑)
どちらかと言えば好敵手な関係の様・・・
この先、どうなるのか読めないですね~
そうそう、忘れちゃならないのが
悪役・ブラックウッド卿のマーク・ストロング♪
ガイ・リッチー監督作では『リボルバー』、『ロックンローラ』に
続いての出演で、徐々に役が大きくなっていて嬉しい限り♪
とは言え、キャラクター的には『リボルバー』の殺し屋が
一番面白いので、そういうのを観ちゃうと
もっと、怖くても良かったよね~とも思ってしまう(笑)
でもその分、謎を残したモリアーティ教授がいるからいいのか・・・
なにはともあれ、続きのありそうなラストなので
楽しみにしてます♪
でも、ブラックウッド卿は出ないよね・・・また復活してくれないかな~
幽閉されてた双子の弟とかさ・・・別の話か?(笑)
『ロックンローラ』の名が出たついでに・・・
前作『ロックンローラ』では土地開発で変わりつつあるロンドンが、
『シャーロック・ホームズ』では産業革命で大きく様変わり
しているロンドンが背景に描かれていました。
風景自体は現代と100年前の違いはあるけど、
時代の変化の中での人々の対応はそう変わらないと、
そんなことも思わせてくれました。
なんだかね、いろいろ思うことあってまとまらなくなってしまった・・・
台詞もいつもながら多いので・・・しゃれていて好いのですが、
大概、主役はおしゃべりだよね(笑)・・・一回の鑑賞では
聞き逃し、字幕の見逃しが絶対ありますから、
DVDになったらゆっくり観たいと思います♪
本作上映前に『アイアンマン2』の予告編が上映されました・・・
ロバート・ダウニー・Jrが主役だからしょうがないとは思うけど、
ここでしなくてもいいんじゃないか・・・って思ったのは私だけ?
この記事へのコメント
悠雅
メアリーに意地悪してるホームズが可愛くて、わたしは「ホームズ頑張れ」なんて思ってしまった…
いや、わたしは絶対ワトソンが好きなんだけど、
だからこそ、女に持ってかれるならホームズの側に置いとこう…なんてもう、意味不明です(笑)
マーク・ストロング復活嘆願書でも出したいくらい、
ブラックウッド卿が気に入ってしまいましたが(やっぱり)
小さな笛を呑み込んでたから大丈夫だった、って手はもう使えないかしら。。。
最大の敵に、「これは巧いキャスティング!」と思う人を迎えて、
これよりももっと面白い続編を作ってくれることに大きな期待をしてしまいます。
それにしても、ジュードはどんどんいい男になりますねぇ。
惚れ惚れと見つめてしまいます(*^_^*)
ひらで~
いや~、参りましたね~
こういう世界を見せつけられちゃうと(笑)
ホームズの気持ちがいじらしいほど
なのですが、そういう方向へ行ってしまうもの
困るなぁ~と、あえて自制心を持とうと・・・
女性では入れない世界ですし、
こんなカッコいいジュードが
そっちの世界(笑)へ行ってしまうのも
なんだかもったいなくて・・・
わたしも意味不明ですわ(笑)
マークの復活嘆願書、出したいですね~
小さな笛、私も考えましたが(笑)、
アノ場合は無理かな~って・・・ほかにいい手は
ないかしら?手下に変相させてたってたとか、
アノ鎖に仕掛けがあったとか、幽霊になるとか、
魔女に死体を操られるとか・・・って、
やっぱり別の話になってる?(笑)
続編での敵のキャスティング、
楽しみですね~
『ハリ・ポタ』に負けないくらい
英国俳優図鑑化してくれると
嬉しいかも(笑)
>それにしても、ジュードは
どんどんいい男になりますねぇ。
はい♪もう、それに尽きる作品でした♪
なな
原作のホームズたちに
近いといえば近いし
そうでないと言えばそうも言える
でもとっても魅力的なお二人でした。
>『マスター・アンド・コマンダー』の
>ジャックとDr.マチュリン・・・
そうそう,このお二人のような・・・
あれ,ほんとだ,片方は行動派で
片方は冷静な医師,というのも同じですね。
それにしてもいいですよね,男の友情。
こればっかしは,女性は逆立ちしても敵いません。
続編も引き続き楽しみ。
あ,私もジュード派です!カッコいい!
ひらで~
こんにちは!
ななさんは原作もしっかり
読んでいらっしゃるのですね、
読んでいる方も魅力的と思うのですから
比べようのない未読者は
これが真の姿!と思ってしまいます(笑)
リメイクとも違う、新しいアプローチの
仕方でキャラクターと役者の好い所ばかりを
引き出した、という感じで素敵でした。
ガイ・リッチーの映画は他でもそうですが、
男性同士が認める好い部分や、
女性には見せない顔が描かれていて
カッコ好いですよね♪
『マス・コマ』では二人の間に女性は
入ってこないのでジャックがすねることは
ありませんでしたが、マチュリンが怪我した
あとのジャックの対応が好くて、
好いな~、こういう関係って思ったものです。
ななさんも、やっぱりジュード派!
女性にも男性(ホームズ限定)にも
優しくて、頼れて強い姿に
惚れ惚れですね♪
続編が待ち遠しい!!