プロテージ/偽りの絆
門徒 PROTEGE
2007年 香港
監督・脚本: イー・トンシン[爾冬陞]
出演: ダニエル・ウー[呉彦祖](ニック[李志力])
アンディ・ラウ[劉德華] (クァン[林昆])
チャン・チンチュー[張靜初] (フェン[彭玉芬])
アニタ・ユン[袁詠儀] (クァンの妻)
ルイス・クー[古天樂] (フェンの夫)
イー・トンシン[爾冬陞] (ミウ[苗志華])
ホー・メイティン[何美鈿] (クァンの義妹)
香港警察の潜入捜査官・ニックは
麻薬王クァンに近づき内偵していた。
ある日、近所に住む麻薬常習者の
フェンと出会い、立ち直らせようと
世話を焼くが・・・。
渋いアンディが観られるとの噂を聞いて、観たい!と
思っていた作品ですが、結局日本での公開は
昨年の春に開催された“イー・トンシン監督映画祭”で
特別上映されただけでした。
何故?とも思って観てましたが、なんだかわかる気が・・・。
内容は麻薬犯罪の怖さを知らしめるものでして、
麻薬を売る方と買う方、そしてそれを取りしまる警察の
三視点から描いてありました。
「よくわかる麻薬」という感じでしょうか。
『新宿インシデント』でもそうでしたが、
調べに調べあげている様子が伝わります。
ただ、こういう犯罪物は完全に再現できない所が
もどかしいですね。
潜入捜査官役には『新宿インシデント』で
凄いことになっていたダニエル・ウー。
やっぱり、彼は警官の制服が似合います・・・
『美少年の恋』、思い出しますね~♪
悪い人は似合わないよね。
アンディは麻薬王・・・白髪になってますが、若い!
病気持ちですが、健康的!(笑)
アンディの役って、一昔前だったらエリック・ツァンがやりそう・・・
二昔前なら、ケネス・ツァンだよね~(^^)
いあや~アンディもそういう役をやるようになったんだねぇ~
まぁ、監督のイー・トンシンもダニエルの上司として
貫禄をみせてますけど、若い時はかなりのいい男でしたね♪
そうそう、アンディはこの作品で
第27回香港電影金像獎の最佳男配角(助演男優賞)を受賞しています。
作品賞、監督賞以下、15のノミネートがあったくらいですから
評価は高かったようです。 ちなみに受賞できたのは、編集賞で
計二つの受賞に止まっていましたが、
ライバルが8つの賞を受賞した
『ウォーロード/男たちの誓い』[投名状]でしたから、
仕方なかったのでしょうね。
それでもアンディは両方に出演していましたし、
『ウォーロード/男たちの誓い』では主演男優として
リンチェイとノミネートされてましたから
それはそれで凄いよ♪(獲ったのはリンチェイだったけど)
この記事へのコメント
マリー
これは凄い作品ですよね。。。
日本での公開がなかったのは、あまりにも作り方が丁寧に描かれているからとか・・・?
私もあんな風に作るんだ~!ってびっくりしたもの。。。
けど、今の日本にはある意味全国公開でみんなに見せた方がいい気もする。
あの壮絶な最期とか・・・ねずみがぁ~~~ブルっ
アンディはステキだった~!
白髪になっても、病気になっても やっぱりあなたは美しい!!(笑)
jひらで~
こちらこそ、遅くなり申し訳ありません!!
普通のビルの一室で・・・
マンションの一室で・・・もしかしたら
なんて、思うと怖いですよね。
芸能界での事件も多くなってるし、
大麻とか今は若い人たちが手を出すように
なってきていて、人事じゃないのかも。
アンディ♪
どんな姿でも好いですよね~
とことん、ついて行きます♪