剣客之恋☆鼠が猫に恋したら・・・?

Gyaoで鑑賞♪
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剣客之恋
老鼠愛上猫 CAT AND MOUSE
2003年 香港
監督: ゴードン・チャン[陳嘉上]
脚本: ゴードン・チャン
    フェリックス・チョン[莊文強]
音楽:陳光榮
出演: アンディ・ラウ[劉德華](展昭)
    セシリア・チャン[張柏芝](白玉堂)
    アンソニー・ウォン[黄秋生](包拯)
    リー・ビンビン[李冰冰] (月華)
    グォ・ドンリン[郭冬臨] (襄陽王)
    吳越 (龐昱)
    チャップマン・トー[杜汶澤](韓彰-二鼠)
    ウォン・ヤッフェイ[黄一飛](常七膽)
    チョン・ダッメン[張達明](皇帝)
    謝家起 (盧方-大鼠)
    ラム・ジーチョン[林子聰] (徐慶-三鼠)
    チョン・ホウロン[張豪龍] (蔣平-四鼠)
中国・北宋時代。
優秀な裁判官・包拯のお陰で、世は天下泰平。
剣の達人でもある部下の展昭は
あまりの平和さでその腕を持て余していた。
そんな展昭に包拯は休暇を与える。
身分を隠し市井に出た展昭は
侠客の白玉堂と出会い、
意気投合するのだが・・・。

久々にGyaoを覗いてみたら、アンディの名が♪
2006年に“華流シネマウィーク2006”にて上映されたのみで
DVDを買わない限り、お目にかかれるとは思っていなかったので
とても嬉しいです♪

『剣客之恋』とは程遠い原題『老鼠愛上猫』なのですが、
お話的には遠からず・・・
老鼠=白玉堂、猫=展昭で剣客・白玉堂の恋物語が
軸のお話ですからね♪
そもそも、この作品は2003年の旧正月の映画で
出典は中国ではポピュラーなお話“三侠五義”だとか・・・
恥ずかしながら、私はここで初めて知って、少し調べました。
“三侠五義”とは清の時代の作家・石玉崑が
実在した名裁判官・包拯と
侠客たちの活躍を描いた小説。
展昭は三侠の一人で包拯を慕って手下となり
身が軽いので皇帝から“御猫”との名を授かる。
白玉堂は五義の一人で“錦毛鼠”というあだ名を持つ美男子。
この二人は敵対し、白玉堂がやられてしまう運命にあるらしい・・・。

そんなお話ですが、白玉堂を展昭に恋心を抱く女性とし、
お約束の悪役(らしい)襄陽王の妹と三角関係になってしまう
アクション・ラブ・コメディというものに変身させてあります。
お正月映画ですから、かなりおめでたい作り・・・
もちろん、そこは中国的にです(笑)
日本では(私だけ?)馴染みのないキャラクターではありますが、
出演者はかなり馴染みのある方々ですので
それだけでも楽しめるのではないでしょうか(笑)

さてさて、肝心のアンディですが・・・
ここでのアンディはめちゃくちゃ好いよ~♪
品も好いですし、カッコ好いです(ファン限定か?)
名裁判官といわれる割には何もしてない包拯役のアンソニー・ウォンや
間抜けなのか切れ者なのかわからない皇帝役のチョン・ダッメン、
白玉堂の仲間たち、チャップマン・トーやウォン・ヤッフェイの
力の抜け様は物語に関係なく面白くて、好いんだな~(笑)
セシリア・チャンの男装も髭をつけているものの、
何でわからない?と思う位なのですが、
かわいらしくて好いですね~
 
力を抜いて単純に楽しむお正月映画らしくて
かなり気に入ってしまいました。
しばらくは無料で観れますので
香港映画好きな方にはお薦めですよ~
あくまでファン限定でね(笑)
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