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ARAHAN アラハン
阿羅漢 掌風大作戦
아라한 장풍대작전ARAHAN
2004年 韓国
監督: リュ・スンワン
脚本: リュ・スンワン
ウン・ジヒ
ユ・ソンドン
イ・ヘジュン
アクション監督: チョン・ドゥホン
出演: リュ・スンボム (サンファン)
ユン・ソイ (イジン)
アン・ソンギ (チャウン[紫雲])
チョン・ドゥホン (フグン[黒雲])
ユン・ジュサン (ムウン[武雲])
キム・ヨンイン
(ユッポンスニム[六峰僧侶])
ペク・チャンギ(ソルン[雪雲])
キム・ジヨン(パニャガイン[般若佳人])
正義感は誰よりも強いけれど、
喧嘩は弱い警察官・サンファン。
ある日引ったくり犯を追う彼は拳の腕の立つ女性イジンと出会うが
彼女の放った技が間違って彼を直撃する。気絶したサンファンは
イジンの家に連れて行かれ、チャウンら七仙と名乗る人たちに
介抱される。チャウンはサンファンには隠れた能力があると告げ、
サンファンも喧嘩に強くなりたいのと、イジンに会いたいとの思いで
拳の修行を始めるが・・・。
韓国での公開時、韓国に住む友人(日本人)が帰省し
我が家に遊びに来た時、お土産に韓国の映画チラシをいただきまして、
その中にこの作品があり、アン・ソンギもこういう映画にでるんだ~!と
驚いた記憶があります♪
なのに、公開され、DVDにもなっていたなんて知らなかった~(^^;)
そもそも日本で観れるとは思ってもいなかったのだから。
ほんとにアン・ソンギのファンか?と言われそうですが・・・
それでもファンです♪(笑)
あらはん[阿羅漢]と言えば、
リンチェイ(ジェット・リー)の映画を思い出しますし、
功夫映画と言えば、香港・中国ですが、
日本でも作られるくらいですから、韓国でも当然あります!
と、ばかりに力を込めて言えるほどの力作です。
ちょっと力入れすぎ観もあるけど(笑)
以下、ネタばれです
時は現代、
究極の悟りの状態“阿羅漢”に至る為の鍵を古代より受け継ぎ
守り続けるチャウンら七仙たち(諸事情で現代では5人)は
次世代に伝える者を探していたが、今の時代では
そんなことに興味を持つ若者はおらず、
子弟探しにも苦労していた。そんな最中、チャウンは
娘のイジンが連れてきた正義感はあるけど喧嘩には
めっぽう弱い警察官サンファンに
その資質である“気”があると感じる。
チャウンへの下心もあって弟子入りするサンファンだったが、
掃除や雑用ばかりで、習得したい“掌風”には程遠いことばかり。
一方、地下の工事現場から古代遺跡が見つかり、
その場に居た異様な老人が姿をくらます。
その老人とは七仙の一人で人間達の争いの中で
邪悪な心に支配されてしまった揚げ句、
幽閉されていたフグンであった。
フグンは人から生気を奪い若返り、“阿羅漢”に至る為の鍵を
求めて七仙たちに近づいてきた。
最後に残ったチャウンはイジンとサンファンに鍵を授け
彼らを逃そうとするが、イジンは父であるチャウンを助けに戻る・・・
“阿羅漢”から受けるイメージとは大分かけ離れてはいますが、
リュ・スンワン監督とアクション監督、チョン・ドゥホンの
“純”韓国産へのこだわりが感じられ、
韓国らしい笑いも充分で楽しかったです。
容赦ないバトルシーンは怪我人が心配されるほど
迫力がありました・・・メイキングを観ると
怪我人がでるのは当たり前のようで怖いよね~
さてさて、お目当ての
アン・ソンギ・・・
七仙の中でも一番の
使い手のようですが
期待したほどは
無く・・・(笑)
コメディですので、
七仙とはいえ、
全然それっぽくないし
もう、
怪しくて可笑しい。
でも、
ちょっと真顔になれば
ちゃんと導師っぽくなるので
その雰囲気はさすがです♪
さすがと言えば、悪役フグンを演じたチョン・ドゥホン。
アクション監督も兼ねていて
ビョンホンの『甘い人生』も彼
悪役としての強さもありますし、
なかなか好い感じ♪
どうしてもアクション映画に関しては
香港映画の二番煎じと言われてしまうのだろうけど
本作のようにファンタジーっぽいお話は中国とも日本とも違っていて
そんな違いを感じるのも楽しいので
これからも観ていきたいですね♪
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