グッド・バッド・ウィアード☆何だコイツら?

 ムチャクチャ デ イイノダ!

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グッド・バッド・ウィアード   
좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈
THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD
2008年 韓国
監督: キム・ジウン
脚本: キム・ジウン
    キム・ミンスク
音楽: タル・パラン
出演: チョン・ウソン (パク・ドウォン“良い奴”)
    イ・ビョンホン (パク・チャンイ“悪い奴”)
    ソン・ガンホ (ユン・テグ“変な奴”)
    リュ・スンス (マンギル:テグの相棒)
    ユン・ジェムン (ピョンチュン:多国籍馬賊の副親分)
    ソン・ヨンチャン (キム・パンジュ:親日派朝鮮人大富豪)
    ソン・ビョンホ (ソ・ジェシク:アヘン商人)
    イ・チョンア (ソンイ 朝鮮族女の子)
    キム・グァンイル (サンカル チャンイの右腕)
    白竜(石原大佐)
1930年代の満州。親日派を装う大富豪キム・パンジュは日本軍に売った宝の地図を
取り戻すために冷血で名高い馬賊のボス、パク・チャンイを雇う。チャンイは地図を持つ
日本軍が乗る列車を襲うが、こそ泥のユン・テグが先客で地図を手に入れてしまった。
チャンイはテグを追うが、賞金稼ぎのパク・ドウォンにさえぎられる。そんな光景を見ていたのは
多国籍の馬賊、ピョンチュンたち。テグは地図の価値を相棒のマンギルに調べさせるが、
テグの周りには地図を狙う者たちが近づいていた・・・。

こちらではちょっと遅れての公開開始、
やっと観に行くことができました。

ビョンホン目当てに観に行きましたが、
ソン・ガンホの天然ボケのような存在感に
してやられた♪って感じです。
物語は日本が朝鮮・満州を侵略したころ・・・
いろんな国が入り混じった世界と化した大陸で
ひとつの地図をめぐり男たちが争うお話、と
まぁ、中心は単純なのですが、
地図をめぐる男たちの係わり合いが面白くて
最後に笑うのは誰かが本当に最後まで気になる展開。
何でも一番じゃないと気がすまない馬賊の頭・チャンイが
手にするはずだった地図を、行き当たりばったりで
お調子者のこそ泥・テグが掠め取った所から始まる
争奪戦は一匹狼で賞金稼ぎのドウォンを巻き込んで
広い大陸の砂漠の中を縦横無尽に繰り広げられ、
車、オートバイ、馬のスピード感あふれるチェイスと、
当時のあらゆる銃器による銃撃戦で驚くばかり。
女の世界では到底考えられない、戦う男たちが
作り上げる世界ですから、
そのこだわりは表面的にしか理解できませんが・・・
年代物の銃器はかなりこだわったみたいですが、
何がなんだかさっぱりでした(笑)
落馬シーンとか痛そうだったし、
爆破シーンは大丈夫だったの?と心配してしまう。
やっぱり、ごちゃごちゃした闇市の小道具や衣装とか
もっと見たかったなぁと思ってしまうなぁ。
でも、馬に乗る姿はみんなカッコいいね~♪
中でもドウォン役のチョン・ウソン♪
現代のスナイパーは私的には
今ひとつでしたが、ココでの彼は断トツ!
ウェスタン調の衣装も似合っていたし、
全力疾走の馬上でライフル構える姿には惚れた♪
ターザンもどきの銃撃シーンも好かった♪♪
MUSA-武士-』以来のカッコ好さです。
ビョンホンは役を選んだ時に悪役をと決めて
チャンイ役となったそうですが、あの目の下のクマは・・・
う~ん、普通でよかったような気がしますが・・・。
悪役とはいえ、ある目的のためにそうなった感じで、
一番不器用な人だったという印象が残ります。
でも、そういうとこも、好いのです♪♪
“変な奴”こと、テグ役のガンホさんは
間違いなく、あんたは最後まで生き残るよね~との
期待通りで、最後まで目が離せませんでした。
ラストについては別バージョンもあって、
公式HPで観ることができるのですが、
この別バージョンの方がしっくりいくような・・・。
なんで変えたのだろう?
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主役三人も楽しかったですが、
脇も個性的でしたね~♪
アヘン商人のソ・ジェシク・・・この謎の中国人、
よく観たら、『美しき野獣』の超悪役で印象が強く残った
ソン・ビョンホではないか~!と私の中では大うけでした。
謎の中国人の格好が妙に似合って、
あの情けない退場シーンの姿は同一人物かと思うほど(笑)
そうそう、『大統領の理髪師』でもガンホさんと好い感じで共演してましたね~♪
作品を観るたびに全然違う印象を受ける俳優さんですね。

別バージョンもあるラスト・・・
宝が何なのか、3人はどうなるのか
まぁ想像し難いものではなかったので
そ~か~、って感じだったのが残念といえば残念だけど、
三人の個性とCGに頼らないアクションで充分楽しめる作品でした。
ホントは男性にお薦めですよね(笑)
・・・でも、色気が足りないかも(大笑)

そうそう、馬賊と耳にして真っ先に思い出すのが
大和和紀さんのコミック「はいからさんが通る」の鮫島軍曹♪
映画には関係ないのですが(笑)
大好きなキャラクターです♪って、古すぎます?

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