DVDで鑑賞♪
イエスマン “YES”は人生のパスワード
YES MAN
2008年 アメリカ(ワーナー)
監督: ペイトン・リード
原作: ダニー・ウォレス
脚本: ニコラス・ストーラー
ジャレッド・ポール
アンドリュー・モーゲル
音楽: ライル・ワークマン
マーク・オリヴァー・エヴァレット
出演: ジム・キャリー (カール・アレン)
ゾーイ・デシャネル (アリソン)
ブラッドリー・クーパー (ピーター)
ジョン・マイケル・ヒギンズ (ニック)
テレンス・スタンプ (テレンス・バンドリー)
リス・ダービー (ノーム)
ダニー・マスターソン (ルーニー)
離婚のショックでやる気が起きず、友人たちの誘いも断り、引きこもりを続ける
銀行員のカール 。親友ピーターにそのままではいつか孤独死すると言われ
心配になったカールは、人生が変わるというセミナーに参加。そこでカールは
主催者のテレンスに“ノー”と答えるのは死んでいるのと同じといわれ、
どんなことにも“イエス”と答えるように誓わされる。もし“ノー”と言えば
災いがおこるとも言われ・・・。
ジム・キャリーの映画は極端に好みだったり、好かなかったりですが(笑)
じっといていればいい男なのでやっぱり気になって観てしまいます♪
本作はかなり好い評判を耳にしていましたので期待してました。
なるほど、評判どうり、期待以上の出来で
お気に入りの一本となりました。
お話は・・・以下ネタばれ ありです・・・
結婚に失敗して以来、
仕事にも遊びにも身が入らず親友たちの誘いにも乗らず、
家ではDVDで時間をつぶす、引きこもり寸前の生活をするカールが
昔の知り合いからある自己啓発セミナーを紹介されるところから始まります。
このセミナーのルールは他人の申し出にただ“イエス”と言うだけのもの。
半ば強制的に見知らぬ人からの申し出に”イエス”と答えるカールは
災難にあったかのよう・・・でもそこからカールの人生は一転していきます。
セミナーに出向く前のあまり動きのなかったジム・キャリーが
“イエス”と言い始めると、本領発揮とばかりに動きまくるのですが
許せる範囲ですので、ひくこともなく観れるのですね~(笑)
今まで何かにつけて“ノー”といい続けてきた自分が
如何に嫌な人間だったか気付き、今までしたかったことに次々と挑戦し
世界がどんどん広がっていく様子は観ていて楽しくなります。
全てに“イエス”と答えるのは極端だけど、
前向きに捉える姿は素敵ですし、
金銭的な問題もあるから全てに挑戦することはできないけど、
やってみたいこと、新しいことにチャレンジすることは
新しい世界や自分の発見に繋がっていくのだと
あらためて思いました。
ところで
“イエスマン”って、一時期、日本人を揶揄した言葉として
あったような気がしますが・・・今は違うのかな(笑)
原作者はダニー・ウォレス。 英国でTV司会者や作家として活躍中だとか。
実際に“イエス”と言い続けた実体験からのお話でそうで
後悔するときは“ノー”と言ったときに対してだと思うと語っていますが
やって失敗するのとやらないで後悔するのでは
得たものが違いますものね。
セミナーの主催者にはテレンス・スタンプ。文句なしの怪演です♪
裸足で走り出した時にはビックリしました(笑)
カールの親友・ピーターのブラッドリー・クーパー、
好い感じですね♪注目株かも・・・。
注目といえば私的にツボだったのはカールの上司ノームの趣味・・・
『ハリー・ポッター』や『300』のコス・プレ♪
ワーナーの映画だからなんだろうけど、
仕事場の壁に『ハリポタ』のポスターが貼ってあっったり、
カールが借りるDVDに『300』があったり、
おや?って思っていたら・・・(笑)
かなり細かい所まで作りこまれていて感心しました。
感心した言えばカールのお客さんたちや、ちょっとした登場人物。
無駄に出てくることなく、ちゃんとあとで繋がって登場。
オレンジがなにげに出てきたときには驚いた!!
エンドロールまでしっかり繋がっているので感心を通り越して感動します。
感動と言えば音楽も♪ちょっと懐かしい音楽だけど(笑)
隅から隅までよくできた映画でした。
ジム・キャリーが苦手な方にもお薦めです(笑)
特典映像も♪
ジムの次回作は
ゲイリー♪やコリン・ファース♪共演で
ロバート・ゼメキス監督の『Disney'sクリスマス・キャロル』作品HP
スクルージをや亡霊を演じるのですが
『ベオウルフ/呪われし勇者』のようなアニメーションっぽいので
字幕で観ないとね(笑)
追記:『Disney'sクリスマス・キャロル』観ました♪
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