
天使と悪魔
ANGELS & DEMONS
2009年 アメリカ
監督: ロン・ハワード
原作: ダン・ブラウン
『天使と悪魔』(角川書店刊)
脚本: デヴィッド・コープ
アキヴァ・ゴールズマン
音楽: ハンス・ジマー
出演: トム・ハンクス (ロバート・ラングドン)
アイェレット・ゾラー
(ヴィットリア・ヴェトラ)
ユアン・マクレガー (カメルレンゴ)
ステラン・スカルスガルド
(リヒター隊長)
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
(オリヴェッティ刑事)
ニコライ・リー・コス (暗殺者)
アーミン・ミューラー=スタール
(シュトラウス枢機卿)
ハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授はヴァチカンから
急な協力要請を受けた。ヴァチカンでは教皇の急死により
新しい教皇を決めるコンクラーベ(教皇選挙)が行われようとしていたが
教皇候補者が誘拐されていた。その犯行は秘密結社イルミナティに関わることから
その筋に詳しいラングドン教授が呼ばれたのだった。同時にスイスのCERN
(欧州原子核研究機構)から盗み出された破壊力のある“反物質”がヴァチカンの
どこかに設置されたため、、CERNからは科学者ヴィットリア・ヴェトラが呼ばれていた。
二人はヴァチカンを守るスイス衛兵隊に協力し、犯行声明のビデオから手がかりを
見つけるのだが・・・。
原作を読んだのは4年程も前・・・!そんなになる?(笑)
映画化されたら面白いだろうけど、当時は無理だよね、
と、思ってましたが、してしまったのですね~
映画化と知ってわくわくしましたが、
そのままは無理だろうな・・・とも思いました(笑)
原作は原作、映画は映画と割りきって観たのと
原作を読んで時間が経っていたのが好かったのでしょう、
結構ドキドキする所はドキドキしましたし、
何より、ステランが出演しているのでそれだけでも
ファンとしては観た甲斐があったと言うもので、
かなり楽しんで観ることができました。
でも・・・
不満がないわけではないですね(笑)
展開が速いのはいいけれど、
事件が表面的にしか語られてないようで、
関わった人間(特に犯人)の背景があっさりしすぎて
事件の派手さにただビックリさせられた感じも
しないでもなく・・・
でも、原作の設定をそのままではどの道、
映画化は無理だったでしょうからしょうがないですね。
逆に無理と思った所を上手にかわして映画として
成り立たせたとこころは偉いな、と感心しました。
感心といえば、ステランだよね♪
以下ネタばれありです!
原作にいないキャラなのに、堂々としていて、
最後は残念だったけど、悪役ではないし、
スイス衛兵隊長、カッコ好かったです♪
カメルレンゴ役は私的にははもう少し華奢な感じで
ユアンくんも素敵でしたね♪
オリヴェッティ刑事役のピエルフランチェスコ・ファヴィーノも
素敵でしたね・・・どこかで観た?と思ってたら、『ナルニア国物語2』でした
もったいなかったのが、暗殺者役のニコライ・リー・コス。
比べるのもおかしいけど、『ダ・ヴィンチ・コード』での実行犯が
かなり印象的でしたから、期待しちゃうところもあるし、
私的にはニコライ・リー・コス(カース)と言えば、
『フレッシュ・デリ』でかなり気に入っていたので、
その分も期待していたのでした。
でも、観る作品どれも違った雰囲気を魅せてくれているので
これからも注目ですよ♪
ちなみに、今日5月22日はお誕生日らしい・・・おめでと~♪
シュトラウス枢機卿役のアーミン・ミューラー=スタールは
最近観た『イースタン・プロミス』での
優しそうな顔して・・・というような
何かを目論んでいそうな役が強烈だったので今回も
そんな感じ、と思って観てましたら・・・
すっかり騙された!とういう感じでびっくりでした。
最後にトム=ラングドン・・・
前回不評だった髪型はやめたのね(笑)
この記事へのコメント
悠雅
まぁ!ステランの役って、原作にないのですか。
わたしね。何にも予備知識もなく、な~~んにも考えずに、
ひたすら素直に観てたんですよ。
まるで、ミステリを観たことも読んだこともない人みたいに、
まんまと騙されてしまったという、嘘みたいな楽しみ方をしてきました。
どうも、調子が狂ってるんでしょうけど、
まぁ、結果的にはそれが幸いした、っていうか。。。
これ、あれこれ考えずに観たまんまで流されていくほうが
楽しめる映画だとわかりました。
それから。『月夜の願い』、見つかりました♪
レンタル落ちビデオをネットで(超格安)買ったの。
面白くてほんわかしてて、観れて嬉しかったです。
オススメ、どうもありがとう♪
ひらで~
ステランの役、原作にないので
観るまでどんなになるのか
ドキドキでした(笑)
でも、悪い人ではなくて好かった♪
原作を読んだとはいえ
忘れている所も多くて
後になってあれ?って感じで
観ている時は素直に楽しんでました。
展開が速いので
考えている時間もなかったし(笑)
『月夜の願い』、見つかったのですね。
好かった~♪
私も、また観ようかな♪♪
なな
そうそう,ステランさんのあの見せ場の役は
原作ではたしかセルンの所長さんだったような。
彼はゴヤの役とか,最近活躍してますねぇ。
アーミン・ミューラー=スタールも
よく見かけるようになりました。
善人にも悪人にも見えるお顔ですので
作品によって悪役だったりそうでなかったり。
今回も中盤までは怪しげに見えなくもなかったです。
ユアンは素晴らしいと思ったけど
彼の動機がカットされてたのは残念ですね。
カメルレンゴの複雑な苦悩を
ぜひユアンに演じてほしかったです。
マリー
私もカメルレンゴのイメージ、違っていたんだけど
ユアン、よかったですね。喋り方とかも変えてて・・・
あの暗殺者さん、ニコライ・リー・コスさん?要注目なんですね~。おっけ~です!!
ひらで~
ステランが出演と知って嬉しかったけど、
役名が原作になくて善い人?悪い人?って
観るまで不安でした。
出演シーンもどのくらい?って(笑)
予告では焼印を前に
怯えてるシーンがあったので、
余計に???に・・・その分、
期待して観てましたが、
あ~、そういう役なんだと、
とりあえずファンとしては安心しました。
ステランはヨーロッパ、ハリウッドと
大作でも小作でも
活躍しているので嬉しいです♪
アーミン・ミューラー=スタール、
すっかり、だまされました(笑)
ユアンのカメルレンゴね♪
確かに彼の生い立ちの秘密が綺麗に(?)
なっていたのが動機として
イマイチ弱くなった原因ですよね。
原作では彼の見せ場でもありましたし。
見せ場と言えば、教授のアクションシーン、
スカイダイビングが水中になっていたのが
残念でした(笑)
あと、書庫の大将棋倒し・・・見たかったなぁ。
ひらで~
原作の“あれ”(笑)はいくらんなでも
そのまま映画化はできませんね~
カメルレンゴのイメージは
読んだ方それぞれのイメージが
違うのでしょうね・・・
私は当時たまたま観た映画の影響か、
とある人をイメージ(妄想に近い?)
してましたが(笑)
ニコライ・リー・コス♪
(作品によってはコスがコースに)
デンマークの俳優さんで、
日本での公開作はそれほどないのが
残念です。でも、これを機に
公開作が増えてくれることを期待♪