第81回アカデミー賞 発表♪

今年の授賞式の日は、なんと半日人間ドックの日で
生では半分しかWOWOWの中継が観れなかった・・・ですが、
後半(残り3分の1ぐらいか?)はしっかり、楽しんで観て、終了次第、頭から。
でも、時間がなかったので助演賞だけ今年は趣向や、プレゼンターが秘密にされていていた中で、
司会者だけがヒュー・ジャックマンと明かされていて
どんな楽しいものになるかと期待がいっぱい!
そんな期待に見事に答えてくれた
オープニングはヒュー・ジャックマンのミュージカル♪・・・
珍しく会場から始まり普通に司会者が登場したな、と思ったら、
予算はないらしいとなれば手作りで!ということをアピール、
作品賞などをミュージカル仕立てで紹介(?)してました。
同時通訳は唄まで通訳できないので、
わからない部分もあって悲しかったけど・・・
以前、トニー賞の授賞式で魅せたダンスと唄のお手前は圧巻でした♪
これだけで、満足な気分にさせていただきました。
圧巻といえば、助演・主演賞のプレゼンター・・・
過去の受賞者が5人登場、
5人のノミネート者をそれぞれが紹介するというもの。
過去も振り返り、懐かしい顔も観られて楽しかったです。

詳しい結果は他で観ていただいて(笑)
主要部門やプレゼンターについて少し・・・

☆助演女優賞
     エイミー・アダムス 『ダウト ~あるカトリック学校で~』
    ペネロペ・クルス 『それでも恋するバルセロナ』
     ヴィオラ・デイヴィス 『ダウト ~あるカトリック学校で~』
     タラジ・P・ヘンソン 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
     マリサ・トメイ 『ザ・レスラー(原題)』

☆助演男優賞
     ジョシュ・ブローリン 『ミルク』
     ロバート・ダウニー・Jr 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
     フィリップ・シーモア・ホフマン 『ダウト ~あるカトリック学校で~』
    ヒース・レジャー 『ダークナイト』
     マイケル・シャノン 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』

プレゼンター(紹介者)にケビン・クラインやクリストファー・ウォーケンが登場して
私的に一気に盛り上がった助演男優賞、
ヒースの受賞は信じて疑わずで、嬉しかったけど・・・
これで、終わっちゃうのかなぁ~とも思ったりして、
やっぱり寂しさと悔しさが沸いてきました。
ヒースの代わりに受け取った家族へのブラピやほかの人たちのまなざしが
余計に悲しくて・・・
☆主演女優賞
     アン・ハサウェイ 『レイチェルの結婚』
     アンジェリーナ・ジョリー 『チェンジリング』
     メリッサ・レオ 『Frozen River』
     メリル・ストリープ 『ダウト ~あるカトリック学校で~』
    ケイト・ウィンスレット 『愛を読むひと』

紹介者には・・・・アン・ハサウェイをシャーリー・マクレーン、
ケイト・ウィンスレットをマリオン・コティヤール、メリッサ・レオをハル・ベリー、
メリル・ストリープをソフィア・ローレン、アンジーを二コール・キッドマンと
キャリアなど考えてあるなと感心する過去の主演女優賞受賞者が登場。
そんな彼女たちに紹介されるだけで嬉しさが現れている表情を観ていると、
この演出好いなぁ♪と、改めて嬉しくなりました。
それにしても、ソフィア・ローレンの腰に手をあてたポーズ・・・
貫禄の次元が違うぞ!70歳ぐらいか?素晴らしい!!
日本で同時にアカデミー賞が観れるようになって
10数年観ていますが、“生”ソフィア・ローレンは初めて観た様な気がする・・・
   あとで調べてみたら1961年に『ふたりの女』で主演賞を受賞、
   1963年に主演賞にノミネート(受賞はならず)
   1990年に名誉賞を受賞していました。
そんなことを考えたら、凄いな・・・って。
受賞したケイトのスピーチ、素直な喜びと人柄が出ていて素敵でした。
ドレスも品のあるゴージャスさで綺麗でした♪
☆主演男優賞
     リチャード・ジェンキンス 『The Visitor』
     フランク・ランジェラ 『フロスト×ニクソン』
    ショーン・ペン 『ミルク』
     ブラッド・ピット 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
     ミッキー・ローク 『ザ・レスラー(原題)』 

復活への敬意と同情票もこめて、ミッキー・ロークにいくと思ったのに・・・
ショーン・ペンとは意外でした。賞レースの後半の追い上げは
うわさに(?)聞いていましたが・・・今回の一番のびっくりです♪
でも、大人になったなぁ~・・・若いときはやんちゃだったから、
それでもアカデミー賞の常連になりつつあって
世代的に同じ輩としては嬉しいです♪
紹介者には・・・ベン・キングスレー、ロバート・デ・ニーロ、マイケル・ダグラス、
アンソニー・ホプキンス、エイドリアン・ブロディが登場。
ありそうでない、組み合わせ・・・彼らがみんな出演する映画ができたら
どんな映画になるんだろう?などと勝手に楽しんでしまいました。
☆監督賞
     デヴィッド・フィンチャー 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
     ロン・ハワード 『フロスト×ニクソン』
     ガス・ヴァン・サント 『ミルク』
     スティーヴン・ダルドリー  『愛を読むひと』
    ダニー・ボイル  『スラムドッグ$ミリオネア』

☆作品賞
     『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
     『フロスト×ニクソン』
     『ミルク』
     『愛を読むひと』
    『スラムドッグ$ミリオネア』

ノミネート発表の時にも書いたけど、久々に作品賞と監督賞が同じになりました。
そして、受賞も同じで・・・わ~いおめでとう!ダニー・ボイル監督♪
スピーチでの“ティガーのジャンプ”が可愛かったですね。
不思議な作品も作るけど(笑)、表現力はものすごくある監督で、
私的にもお気に入り監督でしたのでとても嬉しかったです♪

全体的にみるとスター不在の『スラ・ミリ』に対してスターで対抗していた
他の作品、終わってみれば他の賞を分け合っているような・・・
それでも、『スラ・ミリ』は8冠ですから、たいしたものです。
そうそう、忘れちゃならないのが日本勢♪
『つみきの家』で、短編アニメ賞、
『おくりびと』で外国語映画賞、受賞おめでとうございます
滝田監督のスピーチ、短いながらも人柄の良さがにじみ出ていて
とっても良かったです♪
ほんと、嬉しいね~
あまりにうれしくて、『つみきのいえ』の絵本を購入♪

つみきのいえ
白泉社
平田 研也

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字幕版の今晩の放送を観て、また楽しく盛り上がろうと思ってます♪
ヒュー・ジャックマンの歌詞やスティーヴ・マーティンのギャグとか
何言ってるのか早く知りた~い!
他の賞のプレゼンターも気になるし・・・♪ということで、つづきはこちら

この記事へのコメント

  • 悠雅

    こんばんは。
    すっかりお邪魔が遅くなりました。
    仕事から帰宅して、記事を書きながら字幕つき放送を観るわ、と思ってたら!!
    3時間、何もできずに画面に釘付けで、トイレに行くのも困ったほど。
    それくらい、隅々まで楽しめて、演出もパフォーマンスも素晴らしかったし、
    ヒースの受賞も、面差しの似たファミリーのスピーチも、
    ケイトの受賞にも、わたし、まるで関係者みたいに涙ぼろぼろで観てしまいました。
    こんなに感激しながら楽しんだのは初めてです。
    (って言ってもWOWOWでまだ3回目ですけどね)
    2009年02月24日 01:04
  • ひらで~

    悠雅さん♪
    私も観始めたら動けなくて(笑)
    アカデミー賞は観る機会に恵まれて
    10数年、観ていますが今回は
    映画の楽しさを再発見できたような
    とても暖かさを感じた構成で、
    また、ホストの人の好さも効果的に
    発揮されていて、とても素敵な
    授賞式になっていたと思います。
    受賞者のスピーチも
    名前の読み上げだけじゃなくて
    とても感動的でした。
    2009年02月24日 10:50
  • なな

    今年のアカデミー賞は
    ホント感激ものでしたね。
    ヒースの受賞・・・
    映像では観てないのですが
    観たら私も号泣ものだったでしょう。
    これで彼の名は映画史に刻まれましたね。
    でもその反面,終わっちゃったな,と思うと
    やっぱり複雑。
    「おくりびと」受賞も嬉しかったです。
    2009年02月24日 21:37
  • ひらで~

    ななさん♪
    素敵な授賞式でしたね。

    今でもうそだったと、
    ひっこりヒースが現れないかと
    期待しちゃうのだけど・・・
    受賞者の一人として
    名を残してくれたのは
    ファンとして
    誇りに思っていきたいですね。
    2009年02月26日 10:56
  • オリオン座

    今晩は。そして、初めまして。
    昨年とはガラッと趣が異なる授賞式でしたね。
    ヒュー・ジャックマン最高。

    余分な一言、お許しを。

    ソフィア・ローレン、お若い方はご存じないかもしれま
    せんが、’ふたりの女’で主演賞を受賞しています。
    ’草原の輝き’のナタリー・ウッドを抑えての受賞で、
    ナタリーの大ファンだった私は悔し涙にくれたもの
    でした。

    授賞式には出ずに、後からオスカーを受け取ったのでは
    なかったかしら?でも、一瞬でしたが喜びの映像が映り
    ましたね。白黒だったのが、時代を感じさせます。

    お年は確か、S・マクレーンと同じくらいのはず。70は
    優に超えているというのに、あの艶やかさはお見事!
    ご主人の名プロデューサー、故カルロ・ポンティ氏との
    美女と野獣ぶりが思い出されます。

    懐かしいスターたちの姿を見られた点でも、今回の授賞
    式、高得点でしたね。

    長々と失礼いたしました。映画のこととなるとつい、、
    2009年03月03日 01:02
  • ひらで~

    オリオン座さん♪
    はじめまして。

    ソフィア・ローレンの受賞のこと、
    ありがとうございます!
    もう一度調べなおしましたら
    1961年に『ふたりの女』で
    主演女優賞を受賞なさってました。
    調べた先でも間違っていたらしく、
    直してありました(^^;)
    もう少しきちんと調べてからでないと
    書いてはいけませんね。
    直します。

    調べついでに・・・
    1961年のアカデミー賞の作品賞は
    『ウエスト・サイド物語』なのですね。
    ノミネート作には『ファニー』    
    『ナバロンの要塞』『ハスラー』    
    『ニュールンベルグ裁判』とありました。
    『ファニー』と『ニュールンベルグ裁判』は
    未見ですが、高レベルな戦いですね。
    主演女優賞も『ティファニーで朝食を』の
    オードリー・ヘプバーンが
    ノミネートされていました。
    そうした過去も発見できて嬉しいです。
    本当にありがとうございました♪

    授賞式、楽しくて
    先日のダイジェスト放送も
    観てしまいました(笑)
    2009年03月03日 01:28

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