リボルバー☆惑わされるな、全てを疑え。

DVDで鑑賞♪
画像
リボルバー
REVOLVER
2005年 イギリス・フランス
監督: ガイ・リッチー
脚本: ガイ・リッチー
    リュック・ベッソン
音楽: ナサニエル・メカリー
出演: ジェイソン・ステイサム (ジェイク・グリーン)
    レイ・リオッタ (ドロシー・マカ)
    ヴィンセント・パストーレ (ザック)
    アンドレ・ベンジャミン (アヴィ)
    マーク・ストロング (ソーター)
    テレンス・メイナード (ポール)
    フランチェスカ・アニス (リリー・ウォーカー)
    アンドリュー・ハワード (ビリー)
    アンジェラ・ローレン・スミス (ドリーン)
    トム・ウー (ジョン卿)
カジノを牛耳るマカに嵌められ投獄されたジェイク・グリーンは獄中で出会った
“チェスの天才”と“詐欺の達人”からペテンの“究極の勝利の方式”を会得し出所。
ジェイクはマカへの復讐の手始めにマカのカジノで圧勝し大金をせしめ、
更なる復讐を恐れたマカはジェイクの始末を殺し屋ソーターに依頼する。
ジェイクは突然現れた謎の男たち・ザックとアヴィに助けられるが、
彼らはその見返りにジェイクの大金を要求する・・・。

何かのDVDのおまけ予告で観て、気になっていたいました。
『スナッチ』で注目されるもその後はどうした?と思ったら、
この間のゴールデングローブ賞でも誰かのジョークのねたになってたくらい
私生活で注目されちゃってたガイ・リッチー監督でしたね~
それでもリュック・ベンソンと作った本作は本国でヒットしたらしい・・・
でも、日本では単館ロードショーでした・・・ってことは?と、
ちょっと嫌な予感もしつつ(笑)も観ましたが、
なかなかどうして、面白い♪
男の子(笑)の癖のある思考回路を映像化したような作りで
映像的な遊びもあるしいろいろ詰め込んであるので
観ている方はちょっと大変ですが、
あ~そー来るか・・・な展開と、変だけどかっこいいキャラクターに
楽しさを覚えてきます。理解しようととしたらいけないよ(笑)
“騙す”、”騙される”という行為に伴う心理への興味から
生まれたらしいのですが、他人を騙す、他人に騙されるほかに
自分が自分を騙すとか自分に騙されるとかいう場面もあって、
深いところまで描こうとしているのが興味深いです。
題名の“リボルバー”は銃の名前のほかに“回転する者”という意味があって
登場人物たちの互いの牽制は、まさに回転するゲームのよう・・・
先が読めるようで、読めない楽しさもありますが、
やっぱり、わかり辛いのがネックかも。
登場人物も中途半端に濃いので(笑)好き嫌いがはっきりするかもね。
私的には好きだけど、面白いから観て!とは皆に言えない(笑)

私的な注目は・・・
神経質そうな殺し屋・ソーターが一番のお気に入り♪
最近公開の『ワールド・オブ・ライズ』でちょっと話題になってる(?)
マーク・ストロングだとは言われなきゃ誰も気が付くまい!(笑)
見た目、まったく違いますが・・・薄毛だろうと、カッコ好いです♪
主役のジェイソン・スティサムは
坊主頭でアクション系のイメージしかなかったので
あまり興味はなかったのですが(ファンの方ごめんなさい)
このキャラクターは控えめで何よりビジュアルも素敵です。
このままの路線で、ぜひ行ってもらいたいものです・・・って、勝手すぎ?
密かにお気に入り(笑)のレイ・リオッタも
久々にいろんな表情を見せてくれて楽しかったです。

エンディングは無字で音楽のみ・・・こういうお遊びも許せるのは
この監督だけのような気がする。
監督の新作、ジェリーさん主演の『ロックンローラ』ぜひ観たいです!
マーク・ストロングもまた出てるしトム・ハーディも♪
出演者だけでも充分に楽しめそう♪♪今月21日より公開です。
でも、また単館ロードショーなのね~
ということは、DVD待ち?
追記:観ました♪感想はコチラ→『ロックンローラ

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