ベガスの恋に勝つルール
WHAT HAPPENS IN VEGAS
2008年 アメリカ・FOX
監督: トム・ヴォーン
脚本: デイナ・フォックス
音楽: クリストフ・ベック
出演: キャメロン・ディアス (ジョイ・マクナリー)
アシュトン・カッチャー (ジャック・フラー)
ロブ・コードリー (スティーヴ・“ヘイター”・ハーダー)
トリート・ウィリアムズ (ジャック・フラー・ジュニア)
ニュー・ヨーク。
ジョイはすべてを取り仕切ろうとする潔癖症が裏目に出て
恋人に婚約を解消されてしまったジョイと、
父親にいい加減な生活を戒められ
追い出されてしまうジャックは、
それぞれの友人と、憂さを晴らすためにやってきた
ラスベガスでホテル側の失態で同室となる出会いをする。
その夜は酔って大騒ぎした揚げ句、
勢いで結婚までしてしまう。
翌朝、しらふに戻った二人は結婚を解消しようと話し合うが、
次第に中傷的になり最悪のムードとなる。
別れ際、ジョイの25セントをジャックがスロットマシンに入れると、300万ドルの大当たり。
賞金の所有権は自分にあると譲らない二人は法廷での決着を試みるのだが・・・。
お正月気分もすっかり抜けて、
せわしない冬休み&3連休もようやく明けて、
静かになりました(笑)
家族が家にいるとなかなかゆっくりとDVDも観れませんでしたが、
それでも何とか時間を見つけて観たのがこれ・・・
お正月らしく笑える作品で♪
少々おバカが入って、ありえないよね~と突っ込みも満載ですが、
キャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーの
コンビは最後はちゃんと魅せてくれて大いに楽しめました。
二人のそれぞれの設定が面白いですよね・・・
何から何まで計画的に進めて、
その窮屈さに恋人が逃げてしまう女性・ジョイに
気の強いイメージのキャメロンですから、わかりやすい(笑)ですし
アシュトンは今まで観たのが硬派なものばかりでしたので、
軟派でお馬鹿が入った役がかえって新鮮でした。
恋愛ものですとどうしても女性側から観てしまうので、
鑑賞中はアシュトンのジャックという男の思い切りの悪さとか
ジョイに対する仕打ちとかがどうもかわいくなくて嫌だったのですが、
今になって考えると、そう自分に自信が持てて
女性に思いやりを持ってる男性なんていないよなぁ~と思います。
女性もそうですが、みんなこの頃って、
相手からどう見られているか気になるし、
自信のなさをどう埋めるかとか、自分のことで精一杯。
自分自身も好きになれなくて・・・
子どもと大人の境目や恋と愛の境目って
自信を持つとか自分を好きになるといような、そんなとこにあるのかな・・・って、
観てからしばらく経った今ふと、思いましたが
そう思うと、かわいいなぁ~二人とも♪
すっかり、ジャックの親目線になってしまいました(笑)
DVDのおまけの映像も面白かったです。
ところで、この邦題・・・
アシュトンの過去作品で『最後に恋に勝つルール』というのがあるようで、
それに引っ掛けたのかな?未見なので気にはなるけど、
未公開というのが気にかかる(笑)
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