98年熱烈歓迎!幻の傑作“ドクター・マック”日本上陸!(日本初公開)
Gyaoで鑑賞♪
裏街の聖者
流氓醫生
MACK THE KNIFE
1995年 香港
監督・脚本: リー・チーガイ [李志毅]
原作:コミック「Dr.くまひげ」(講談社刊)
作:史村翔 画:ながやす巧
音楽: ユージーン・パウ[包以正]
出演: トニー・レオン[梁朝偉] (ラウ[劉文])
ラウ・チンワン[劉青雲](チュウ[阿超])
アンディ・ホイ[許志安](ソウ[阿蘇])
アレックス・トー[杜德偉](ゾウ[左自傑])
ジジ・リョン[梁詠琪] (メイ[May])
ヒラリー・ツイ[徐濠縈](阿仙)
リチャード・ウン[呉耀漢](パウ教授[鮑呈])
アイリーン・トン[童愛玲]([媚姐])
ロー・ガーイン[羅家英]([王就])
ローレンス・ン[呉啟華]([紀彤])
クリスティ・チュン[鍾麗緹]
チャン・シウチョン[陳小春]
香港の裏通り・燈籠州街(LANTERN LANE)。
医者のラウは娼婦やチンピラがひしめく雑居ビルで診療所を開いている。
ある晩、強盗逮捕の際、張り込みの警官・チュウが犯人を撃ってしまう。
騒ぎに偶然巻き込まれたラウは応急手当をし、病院に搬送する。
そこで同期の医者・ゾウと再開を果たす。
なおもヒットしている『レッドクリフ』・・・
TV宣伝が凄いなぁ~とか思いながら観ておりますが、
トニーさんの作品、、まだまだ未見のものがあるので
機会があれば・・・と思っておりましたら、
Gyaoで一本、配信中でありました。
レンタルショップにもなかったのでこういうの、嬉しいな♪
原作は日本のコミック「Dr.くまひげ」。
エンドクレジットに“流氓俠醫”とあるので、
香港でも翻訳されてあるのでしょう。
でも、原作は、ごめんなさい!知らないです。
どこまで原作をなぞっているのかはわかりませんが、
どこかで観たこと、聴いた事あるお話ばかり・・・
でも、好いんだな、これが・・・下町の人情劇みたいな感じ。
人情劇とは言っても、そこは香港、かなり大らかです(笑)。
トニーさん演じるラウ先生は医者としての腕は一流だけど
正規の医者としても人間的にもアウトロー的。
哀しい事や苦しさは冗談でごまかしているようで
実は人知れず泣いている・・・
情が厚いようで、突き放す所は突き放す・・・
正義感が強いようで、引くところは引く・・・
そして彼は「医者でいろ。医学屋になるな」と言います。
現実を見た人の言葉なんですね。
そんな彼の周り集まる人々も個性的な方々ばかりですが、
皆優しくて寄り添って生きている様子に癒されます。
もちろん、妬んだりすることもあるし、哀しい思いをすることもある。
だけど、それも人の生活の一部のようで嫌な感じがしないのです。
ありのままを受け入れる・・・そんな姿が見えました。
困った顔のトニーさんがどっちかって言うと好きなのですが(笑)
こんな風に飄々としたトニーさんも好いですね。
脇の方々も負けじと素敵でした。
私的には物語の脇にいるはずなのに展開の鍵となってしまう
ローレンス・ンがツボでした(笑)
この方、ジョイ・ウォン主演の『画中仙』から気になっておりまして
お久し振り!な感じでもありました。
この記事へのコメント
悠雅
これまでの経験上、一旦ハマると暫くはどこまでも…なものになるとは思ったんだけど、
我が家の相当遅れてやってきたトニー祭り、まだ続いております(笑)
いっそ、何を観てもおんなじ、というタイプの役者さんなら、
適当なところで終わるものなんだろうけど、
作品ごとに違うイメージなものだから、1つ観たら別のものが観たくなってしまうんですねぇ。
これはまさにその代表かも。
いい具合の力の抜け加減と、器の大きさと色っぽさが同居するラウ先生、
またお気に入りに追加、です。
ひらで~
お返事が遅くなりました!
ごめんなさい!!
近年のトニーさんたら、
落ち着いた感じの役が多いので
(年齢的なこともある?)
昔の軽い感じのを観たら
驚かれるでしょうね~
でも、そこが本来のトニーさんなので
多分、過去へ行くほどギャップに
驚かれて、ますますはまり込んで
いくのでは(笑)
なな
私もこれ,最近初めて観たんですよ。
レンタルショップではなぜかいつも置いてあって
横目で見ながらも「B級?」と借りるのを躊躇してたのですが
観てみたらトニーがとっても素敵で大満足でした。
私もトニーは哀愁漂う役が好きですが
これのトニーのキュートさはまた別格!ですね。
物語のラウ先生の魅力とトニーの役者としての魅力が
相乗効果で何倍にもなってましたわ。
ひらで~
香港映画は大体がB級ですから(笑)
かなり好きじゃないと手がでないかも・・・
で、ななさんもかなり好きな人種へ
仲間入りですね(笑)
いい加減なふりをしてても
実は心許せて、頼りにできる男性・・・
まさしくここでのトニーさんですが
彼としては珍しい役ですよね。
それもあって、余計に素敵に見えるのかも。
それに・・・
現実にはこんな言い男いないですよね、
いたら、私も仮病を使うかも(笑)