
スピード・レーサー
SPEED RACER
2008年 アメリカ
監督・脚本: ザ・ウォシャウスキー・ブラザーズ
アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
キャラクター創造: 吉田竜夫
音楽: マイケル・ジアッキノ
出演: エミール・ハーシュ (スピード・レーサー)
クリスティナ・リッチ (トリクシー)
マシュー・フォックス (レーサーX)
スーザン・サランドン (ママ・レーサー)
ジョン・グッドマン (パパ・レーサー)
キック・ガリー (スパーキー)
ポーリー・リット (スプリトル)
ロジャー・アラム (ローヤルトン)
RAIN(ピ) (タエジョー・トーゴーカーン)
真田広之 (ミスター・ムシャ)
リチャード・ラウンドトゥリー (ベン・バーンズ)
ベンノ・フュルマン (ディテクター警部)
スコット・ポーター (レックス・レーサー)
ユー・ナン (ハルコ・トーゴーカーン)
トーゴー・イガワ (ミスター・トーゴーカーン)
レーサーになるべくして生まれてきたスピード。
今は亡き兄・レックスを心のライバルにして父の設計した“マッハ号”に乗り
天才レーサーとしての名を馳せようとしていた。
そこに目をつけた大企業家のローヤルトンは好条件で引き抜こうとするが、
家族を大切に考えるスピードは話を断ってしまう。
断られたローヤルトンは本性を現し、レーサー一家を窮地に追い込もうと企む。
そんなレーサー一家の前にディテクター警部が正体不明のレーサーXを連れて
現れるが・・・。
普通だったら、観ないかも・・・な、映画なんだけど
出演者に釣られて、観に行って来ました。
原作は昔だよね~歳がばれるけど(今更、なんだな~)
竜の子アニメの「マッハGoGoGo」・・・私にとってはうる覚え。
テーマソングのさび(?)ぐらいと、絵の雰囲気ぐらいは覚えてます。
子どもながらに日本人離れした絵が好きになれなくて(笑)
ず~っと外国のアニメだと思ってたくらいだもの
あんまり観てなかった気がする・・・弟が観てたカナ?
そんな昔のアニメが今になってアメリカでリメイクされようとは、
思いもよらなかったけど、別物として観れば楽しかったです♪とは言え、
登場人物が、そ~いえば変な帽子をかぶった子どもとサルみたいなのが
いたっけな~とか、テーマソングを部分的でも使うとかしていて、
うる覚えでも、思い出されるので、作り手の思い入れの深さも感じました。
お話はレースに絡んだ大企業の不正を暴く・・・ものですが、
登場人物が思いのほか多く、途中日本企業らしき会社が
絡んでくるので、お子様向けにしては入り組んだ作りにしてあります。
映像も隅から隅まで色々描かれている上に、展開が速いので、
しっかり観てないと、何起こったの?状態になりそうでした(笑)
懐かしく思う年寄り(失礼!)には向かんかも(^^;)それに、135分は長いよね
でもね、そんな速い展開が逆に楽しかったりもして・・・
色合いも楽しくて、乗り物がジェットコースターのアトラクションみたい。
何より、出演者で楽しんでしまったから私的には満足度は高いです(笑)
まずは主役スピードくんの エミール・ハーシュ♪
彼を初めて観た『卒業の朝』では役柄もあって
あまりいい印象は持っていなかったのだけど
先生や大人の方に目が行ってしまった(笑)
ヒースくん目当てに観た『ロード・オブ・ドッグタウン』では
あまりの好印象に驚いて、期待の一人になっておりました。
こういう作品で再会するとは思わなかったけど、
親孝行息子という意味では似合ってるよね。
また、この親が好いんだ♪親孝行したくなるのもわかるくらい。
頑固だけど、日本の親爺とはちょっと違って
愛情表現はちゃんとしてるから、好い子が育つのよ。
ジョン・グッドマンの体格だけでも安心できるし(笑)
なによりお母さん♪
スーザン・サランドンは好きな女優さんのひとりですが、
期待を裏切らない素敵なお母さんで、見習いたいです。
お兄ちゃん・レックスのスコット・ポーターくんは
『ラブソングができるまで』でヒュー・グラントのアイドル時代のバンド“PoP”の
もう一人のボーカルの男の子ですね♪
好い感じで映画に進出しているではないですか~楽しみです。
レーサーXのマシュー・フォックスは
テレビドラマ「LOST」シリーズの医師ジャック役で、
ブレイクしいるようですが・・・未見(^^;)
落ち着いた感じが好いかもね。
一番のお目当て、ベンノ・フュルマンは
レースの不正を暴こうとするディテクター警部として登場♪

見た目は小柄で・・・
共演者が大きいので
そう感じるのかな?
頼りなさそうですが(笑)
やることはやります!
出演シーンも思っていたより多くてね
ファンとしては嬉しいです♪
『The Mutant Chronicles』の公開、あると好いなぁ。
この記事へのコメント
真紅
拙記事にコメントありがとうございました。
エミール・ハーシュくん、確かに『ロード・オブ・ドッグタウン』よかったですね!
今やハリウッドのライジングスター。。『イントゥ・ザ・ワイルド』も期待大ですね♪
キャストだけでも満足できる作品でした。
ではでは~。
ひらで~
ご無沙汰していてすみません。
自分の記事をUPするので精一杯なのです。
予告を観たとき、実写とはいえ、
こんな作風、大丈夫?って(笑)
でも、
あのスピード感には似合ってましたね。
そうそう、何よりこんな背景(?)にも
負けない役者さんが楽しかったです♪
エミール・ハーシュくんも、
これからの期待、“大”ですね。
メル
TB、それにコメントまで残していただいて
どうもありがとうございます♪
ひらで~さんは役者さんお目当てだったんですね^^
私は事前になにも知らずに(俳優さんのことは)見たので、私のお気に入りのジョン・グッドマンが出てるって事も知らずに見てしまって(^_^;)嬉しい驚きでした^^
ベンノ・フュルマン・・この映画で初めて見た・・とばっかり自分では思ってたんですが(^_^;)「悪霊喰」(ヒース目当てで見た(^^ゞ)とか「戦場のアリア」に出てらした方ですね~!なかなか素敵な俳優さんですよね。
主人は「マッハGOGOGO!」を見てたといっていましたが、年代は主人とほぼ一緒なのに私は見てなかったんですよね~。ひらで~さんと同じく、あの歌をすこ~し覚えてるくらい。
でも、家族が絡んでとっても良いお話になってたので、映像はちょっとなんでしたが(^^ゞ思いがけず楽しめました♪
ひらで~
こちらこそ、ありがとうございます。
作品を選ぶ基準の第一が俳優さん・・・
というより“いい男”なのです(笑)
ベンノさん、わかりませんでした?
今までに観ていた役柄からは
離れていましたからね~(笑)
『悪霊喰』は私もヒース目当て観たのですが、
ベンノさんも素敵でしたので、
それ以来ファンになりました。
アニメの「マッハ~」とは
やっぱり違うものでしたが(笑)
家族をテーマにするあたりは
意外でしたが、共感できるところがあって
好かったと思います。