
点子ちゃんとアントン
PUNKTCHEN UND ANTON
Annaluise & Anton
2000年 ドイツ
監督・脚本: カロリーヌ・リンク
原作: エーリッヒ・ケストナー
音楽: ニキ・ライザー
出演: エレア・ガイスラー (点子ちゃん)
マックス・フェルダー (アントン)
ユリアーネ・ケーラー (点子ちゃんのママ)
アウグスト・ツィルナー (点子ちゃんのパパ)
メーレト・ベッカー (アントンのママ)
シルヴィー・テステュー (ロランス)
グードルーン・オクラス (ベルタ)
ベンノ・フユルマン (カルロス)
点子ちゃんとアントンは大の仲良し。
点子ちゃんはお金持ちだけどお母さんは慈善事業のお仕事で留守ばかり。
お母さんが病気で仕事を休むとやめさせられてしまうと心配したアントンは
お母さんの変わりに仕事をしているので最近遊ぶ時間が少なくなって寂しさが
増すばかり。1000マルクあればアントンのお母さんを気候の好い所で
療養させられるのに・・・とアントンから聞いた点子ちゃんはあることを思いつく・・・。
ベンノくん目当てでいつか観よう観ようと思っていた本作。
レンタル料が安い日に・・・ゴメンね~こんな時しか手を出さずに・・・。
原作はドイツの児童文学で有名なエーリッヒ・ケストナー。
と言っても、不勉強ゆえに、
「ふたりのロッテ」とか「飛ぶ教室」の名前だけは聞いたことある・・・程度。
映画にもなっているのでこれもいつかは・・・とは、思ってはいるのですが、
なかなか機会も気もなくて(^^;)
だから、本作もベンノくんが出てなければ観なかったかも(笑)
でも、こういうのも観ないといけませんね~
特に親は・・・点子ちゃんちのようにお金持ちではないけれど
子どもに対してちゃんとした時間を持てないでいるのは
点子ちゃんのママと同類かもしれない・・・
わかってはいるけどね~やりたいこともあるしさ~
息も抜きたいしさ~・・・抜いてばかりの私がこんなこと言うのはおかしいか(笑)
子どもの気持ちも親の気持ちもそれぞれわかるから
なんだかね、人事じゃない物語として
すんなりと入ってきて、好い作品を観たなぁ♪と思いました。
ベンノくん、ありがとう!・・・って、そこ行くか?(笑)
まぁ、そのベンノくん、物語の中では小悪党と言いますか、遊び人で
最後はかなり情けない姿になってしまいます。
でも、今まで観た映画の中ではかなり普通の人なので(笑)
それはそれで楽しめました♪
二人の子どもも嫌味のない可愛らしさがありましたし、
周りの大人たちも楽しくて好い人ばかり。
お母さんも一人悪役になってしまうところを
最後にはちゃんと素敵なお母さん、良き妻に変身させてあって、
同類のせいか(笑)、嬉しくなりましたね~。
人の振り見てわが身を直せ・・・じゃないけど、
私もちゃんと、しなくちゃね。
と、言うことで、これから上娘(中一)の参観に行ってきま~す。
そうそう、ベンノくん出演作の『スピード・レーサー』が
今週末に公開です♪
ベンノくんの役はディテクター警部・・・
出演シーンはそれほど多くないとは思うけど(笑)
ビジュアル的には良さそうなので好いかも♪
この記事へのコメント
悠雅
セバスチャン・コッホ観たさに『飛ぶ教室』を観て、
ケストナー繋がりで、何も知らずにこれを観たら、
ベンノ・フユルマンが出ていたことに吃驚!!という作品でした。
『スピードレーサー』、元ネタのアニメを大昔、リアルタイムで観ていた年代で、
テーマ曲も全部歌えたりするけれど、
たぶん、見送りになるだろうと思います。
いつか、WOWOWで放送されたら観てみるかな…
ひらで~
お目当てがあって観るのとでは
驚きがプラスされて嬉しいですよね。
でも、レンタルの棚に見つけた嬉しさも
格別でしたよ(笑)
ここでのベンノくん、好きだなぁ~
物語りも含めて、観て好かった作品です。
『スピードレーサー』は、
かなり迫力があるのでできたら
劇場をお薦めしますが・・・
ベンノくんを大画面で観ることが
できただけで嬉しかったです♪