男は、完璧に罪を消せるはずだった・・・・・・。
劇場で鑑賞♪(16日)

フィクサー
MICHAEL CLAYTON
2007年 アメリカ
監督・脚本: トニー・ギルロイ
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演: ジョージ・クルーニー (マイケル・クレイトン)
トム・ウィルキンソン (アーサー・イーデンス)
ティルダ・スウィントン (カレン・クラウダー)
シドニー・ポラック (マーティ・バック)
マイケル・オキーフ (バリー・グリッソム)
オースティン・ウィリアムズ (息子ヘンリー・クレイトン)
ショーン・カレン (弟ジーン・クレイトン警部)
デヴィッド・ランズベリー (弟ティミー・クレイトン)
ロバート・プレスコット (ミスター・ヴァーン)
N.Y.のとある賭博場・・・カードゲーム中のマイケル・クレイトンの
携帯に裏仕事の連絡が入る。同僚の顧客のだが、ひき逃げをしたらしい。
マイケルは弁護士事務所に所属する“もみ消しのプロ”だが、
気が乗らずにいた。帰り道、ふと車から降りたところ、車が爆発・・・。
事の起こりは、4日前のことだった。
アカデミー賞では
作品賞、主演男優賞(ジョージ・クルーニー)、助演男優賞(トム・ウィルキンソン)、
助演女優賞(ティルダ・スウィントン)、監督賞・脚本賞(トニー・ギルロイ)、
作曲賞(ジェームズ・ニュートン・ハワード)と、七部門でのノミネートがあり、
私のお気に入り女優さんの1人ティルダ・スウィントンが
本人ビックリの助演女優賞を受賞しています。
製作や製作指揮者に錚錚たる名が連なってはいるものの、
詳しくは予習しませんでしたが、物語が弁護士事務所の裏の顔を暴くような
社会派っぽい感じで、地味な雰囲気を想像して望みました。
結果は予想どうりの地味目の作品でしたが(笑)、見応えはありました。
なにせ、しっかり観て、人物を認識していかないと
置き去りにされそうでしたから ・・・または、眠くなるとか(笑)
でも、このわざと説明不足にしてるとしか思えない脚本が
あとで憎いよぁ~と、感心してしまうのだから侮れないです。
お話は人間として生活をとるか、正義をとるかという価値観の問題が
特別な設定じゃなくて、極身近なところで起こることがある・・・
と、まぁ簡単に捉えてますけど(笑)、実社会の方がもっと複雑怪奇ですから、
その一面を切り取って分かりやすく作られていたと思います。
主人公が普通の父親で兄弟もいて、借金もあって、
会社にもそれなりに忠実で、でもトラブルも抱えているし
不満も・・・と、よくありがちなアウトロー的な人でもなく
普通のおじさんというのが、生々しくて共感がもてます。
私は男性じゃないから、想像でしかないけど、
家庭を持つとか、会社に仕えるとかで押し込まなければならなかった
正義感が、何かの拍子で吹き出てくる、
それは誰にでも起こりえる、そんな印象を受けました。
子どもの使い方も旨くて、誰に対して誠実でいられるか・・・
って、この点では父親ばかりじゃなくて、
親として、大人として考えさせられるところでもありますね。
ただ、形勢逆転(最初のシーンの続き)が、
思ったより簡単だったのであれ?って・・クレイトン3兄弟の活躍が凄いはずなのに!(笑)
それに、本当の戦いはこれからじゃないかい?って思うのだけど・・・。
続きもあったら、観たいなぁ~。
まぁ、ラストのジョジ・クルさんの表情が好かったから、
良しとしましょうか・・・彼には景色違って見えたでしょうね~
ジョジ・クルさんが惚れた物語だけあって、主人公のジョジ・クルさんは
くたびれ始めたおじさんの風貌から、ラストのすっきり爽快な表情まで
変化が見事で、好いね~♪と、楽しめました。
自信満々の彼も好いけどさ~、ヘタレ好きには物足りないもの(笑)
とはいえ、彼に嵌ったのは『コンフェッション』だったりする(笑)
お気に入りのティルダ・スウィントンは、納得の助演女優賞です。
女性ならではの狡猾さや脆さが滲み出てましたね~
トム・ウィルキンソンも助演男優賞、惜しかった!
相手がハビさんじゃなかったら・・・ねぇ。
この記事へのコメント
よろ川長TOM
ぶっちゃけた話、映画をこと細かく観てじっくり楽しむタイプの観客にはすごく受けて、ざっくりご覧になるタイプの方にはダメダメに映った作品だったようで。逆に言えばこうした映画はいろいろ人生経験を積んでからまた観ると違った見え方をするんですよね。
これからもよろしくお願いします。
それと、どうやらトラバは来ていないようなので、お手数ですがまたチャレンジしてみてください。
ひらで~
はじめましてじゃないのだけど(笑)
こちらこそ、ありがとうございます。
TBは確認してなくてごめんなさい。
今度は大丈夫みたいです。
確かに、人生経験をつんで観ると、
新しい発見とか、理解が増すどろうなと
思うような映画ですね。
男性には尚更なのではないでしょうか。
若い頃観た映画も、今観ると
違って観えますものね。
悠雅
これを観て、最初『シリアナ』の悪夢再来かと思った人が複数おられて(わたしもその1人)
どうなることかと思ってたら、途中から一気に判りやすくなってホッと安心(笑)
主要3人の描き方も演技も見応えがあって、
もし自分が誰かならどうなのだろうと思ったりもして、
サスペンス風の予告と邦題にいい意味で裏切られた作品でした。
トム・ウィルキンソン、いつ観ても巧いですねぇ・・・
ひらで~
お返事が遅くなってごめんなさい!
GWとかお休みにはいると
娘たちにPCを占領されてしまって
なかなか書き込めなくて・・・(^^;)
『シリアナ』・・・先日挑戦して
睡魔君に惨敗!再度の挑戦を狙ってますが、
やめたほうが好いかなぁ(笑)
この映画は、題名や宣伝に
失敗した観がありますね
奥の深い映画だと思うけど、
先入観には勝てないかも。