アナトミー☆ドイツ医学部、禁断の解剖室。今、その扉が開かれる。

レンタルビデオで鑑賞♪
画像
アナトミー
ANATOMIE
2000年 ドイツ
監督・脚本: ステファン・ルツォヴィツキー
音楽: マリウス・ルーランド
出演: フランカ・ポテンテ (パウラ )
    セバスチャン・ブロムベルグ (カスパー)
    ベンノ・フユルマン (ハイン)
    アンナ・ロース (グレッチェン)
ドイツ医学界で解剖学の権威として名を馳せた祖父がかつて教えていた
名門医学校の解剖学セミナーに合格したパウラ。
大学までの電車の中で同僚となるグレッチェンと出会う。
大学に着くなり、彼女たちは解剖室へ呼ばれるが・・・。

今頃、ホラーを観てますが・・・
苦手だって言っておきながら・・・だって、出てるから・・・ベンノくん♪
それだけの理由です(笑)
レンタルしてきましたよ~DVDじゃなくて、ビデオしかなかったから
大きい画面で観れなくて残念だったけど・・・デッキを繋げばいいけどさ、
配線ぐちゃぐちゃで面倒なので、ビデオ付のちっこいTVで観ました。
そのせいか、あんまり怖くなくてよかったけどさ(笑)
怖いって言うか、気持ち悪いのよね、この手の物は。
舞台は解剖室ですから・・・冒頭からいきなり気持ち悪いです。

以下ネタバレです。
もしかして生きたまま、やってる?
って、気が付くと寝かされていて足の方から声が・・・
何されてる?って頭を上げると、おなかの中身が!
手なんて骨だか筋肉だかにされてたり・・・。
大学の解剖学の校舎内には標本がびっしり!
ちょっと前まで美術館で開催されていた「人体の不思議展」を
思い出す・・・行ってないけど(笑)だって、怖くて行けなかったの(^^;)
映画だから、人体の輪切りとか顔や胸をパコッて開けたりのを
観れますけど、「人体の不思議展」は本物ですから・・・。
でもね、
ビジュアル的にはあんまり切ったり、ぐちゃぐちゃするシーンが少なくて、
見せ場はこの標本かもしれませんね。
綺麗なうちに綺麗な標本にして、永遠にする・・・
犯人の想いですけど、わかるような気もして、こういう想いのほうが怖いです。
同時に医療を突き詰めるには倫理的にはいけないことではあるけれど、
もしかしたら・・・と思うこともあるので、この映画も実際あるかも~!って
思わせるあたりも怖かったです。
    そういえば、日本でも戦時中、生体実験をしていたという話があって、
    『海と毒薬』という映画を思い出しますね~

こうしう命に対しての感覚が麻痺していく感じや、
人間の内部を機械の部品のように扱っているような感覚は
物を見せられるよりも怖いです。
作りとしては、ちょっと地味な雰囲気で作られた2000年より
もっと昔の映画っぽく感じたけど、舞台がドイツだからかなぁ~
風景とか素敵でしたよね♪また行きたいぞ!!ドイツ!!!

ところで、出演者・・・
以下は、ベンノくんファンだけの方が良いかも(笑)
主役は フランカ・ポテンテさんで、『ボーン・アイデンティティー』や
その2作目でもマットくんの恋人(?)で出てましたね・・・
  印象は薄くて、あ~そうか・・・ですけど・・・ファンの方、ごめんなさい!
男勝りで、私は遊びに来たのではなくて勉強に来たの!という、
意気込みのわりには簡単に・・・っていうか、お友達は選んだほうが
いいんじゃないかぃ、といらぬおせっかいをしたくなってしまいましたね(笑)
お目当てのベンノくん♪は、解剖学セミナーの同僚の一人で、
もう一人の主役でしたね~登場シーンも学生の一人みたいな感じだったから
ちょい役かな?って気軽に観てたら、かなりのサービスシーンがあって、
充分、楽しめましたね(笑)
恋人に良いように扱われて、オシリ出したり、
裏切られて、泣き虫君になったり
サイコな犯人役としてはアノ中ではピッタリでした。
ただ、ちょっと頭悪そうだったのは残念だったなぁ(笑)

ところで新作♪
ストーム・シティ」での新作への追加です。
『スピード・レーサー』Speed Racer
日本のアニメ「マッハGoGoGo」が原作の実写版。
ウォシャウスキー兄弟が監督。
『卒業の朝』や『 ロード・オブ・ドッグタウン』のエミール・ハーシュ主演で、
クリスティーナ・リッチ、ジョン・グッドマン、スーザン・サランドン、
アジアからは真田広之、Rainが出演。ベルリンで撮影されてるらしい・・・。
2008年5月の公開予定。追記:観ました♪感想はこちら

『The Mutant Chronicles 』(前出)

『Survivre avec les Loups 』

『Pornorama』
マルク・ローテムント監督作。
1970年代のドイツのポルノ映画界を舞台にしたコメディ。

『Nordwand 』
“Nordwand”ノルトヴァントとはドイツ語で北壁を意味するらしいので、
どうやら、登山家のお話のようで・・・

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