
ニコラス・ケイジの ウェザーマン<劇場未公開>
THE WEATHER MAN
2005年 アメリカ
監督: ゴア・ヴァービンスキー
脚本: スティーヴ・コンラッド
音楽: ハンス・ジマー
ジェームズ・S・レヴィン
出演: ニコラス・ケイジ (デイヴ)
マイケル・ケイン (ロバート)
ホープ・デイヴィス(ノリーン)
ニコラス・ホルト (マイク)
マイケル・リスポリ (ラス)
ギル・ベローズ (ドン)
ジェメンヌ・デ・ラ・ペーニャ (シェリー)
シカゴのローカルTV局のお天気キャスターのデイブ。気象予報士の資格を持っていないので
原稿をしゃべるだけなのだが、予報が外れるとすべて彼のせいとばかりに、
道でドリンクや食べ物などを投げつけられていた。不条理を感じながらも、仕事は
順調で全国局のお天気キャスターのオファーが舞い込む。だが、家庭での彼は
決して順調とはいえなかった・・・。
ぞんざいな扱いだったような気がした『 ロード・オブ・ウォー 』は
それでも公開はしたのに・・・なんで?未公開???
監督だって『パイレーツ・オブ・カリビアン』とか有名どころを監督していて
それなりの方なのに!
出来も、悪くないのになぁ・・・私的には感動して思わず涙したのに・・・不思議だ。
でも、DVDになっただけでも好かったかな・・・もう直ぐWOWOWでも放送するし。
確かに、みんなで楽しむ映画って内容じゃなく、年齢とか選ぶって言えば選ぶかも。
ニコちゃんと同じ世代のお父さんには共感する部分が多いのでは・・・
観てから、ダンナに観せたくなりましたよ(笑)
仕事も家庭もある程度の計画とか設計をして生きてきても、やっぱり
どこかで違う方向に行ってしまったり、思うように進まなかったり・・・
全部を手に入れようなんて初めから無理とはわかっていても
それでもがんばって生きて。
若いうちは、勢いでなんとかできるけど、家庭を持って周りの人間が
多くなればなるほど、摩擦熱みたいのが起きてきて
気が付けばまるでその熱が自分の周りの人との繋がりを溶かしてしまって、
隙間が出来て、自分だけが空回り・・・
そういう時期ってみんなあるのでしょうね。男性だけじゃないですよね。
そうなると、ちょっと止まって、距離を測りなおす時間が必要になってくる。

“正しい事はほとんどが困難な事”
デイブの父(ロバート)は
有名作家で、
不肖の息子とばかりに
自ら距離を置いていたデイブが
初めて心をお互いに開いた
シーンでの父親のセリフです。
涙が出ました。
このセリフを言う
マイケル・ケインがまた、素敵でした♪
ニコちゃんは相変わらず上手いです。
映画的にもラストに
それなりのドキドキがあって・・・
“的を獲た”映画でしたね(笑)
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