レディース・D(13日)に鑑賞♪

300 “スリーハンドレッド”
300
2007年 アメリカ
監督: ザック・スナイダー
原作: フランク・ミラー
リン・ヴァーリー
脚本: ザック・スナイダー
マイケル・B・ゴードン
カート・ジョンスタッド
音楽: タイラー・ベイツ
出演: ジェラルド・バトラー (スパルタ王・レオニダス)
レナ・ヘディ (王妃ゴルゴ)
デヴィッド・ウェンハム (ディリオス)
ドミニク・ウェスト (セロン)
ヴィンセント・リーガン (隊長)
トム・ウィズダム (アスティノス)
ミヒャエル・ファスベンダー (ステリオス)
アンドリュー・プレヴィン (ダクソス)
アンドリュー・ティアナン (エフィアルテス)
ロドリゴ・サントロ (ペルシア王・クセルクセス)
紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとにペルシア帝国からの遣いが来た。
東方の大帝国として多くの国々を征服してきた彼らがスパルタに求めたのは
“土と水”、そして服従。レオニダスの答えは明白。使者を葬り、帝国を敵に回す。
戦いの許可を神に請うため司祭(エフェロス)のもとを訪れるが、祭りのために
出兵を禁ずる。レオニダスは散歩と称し、300人の精鋭を連れ、戦いに有利な
地形であるテルモピュライに向かった。
どんな映画かできるだけ情報を入れずに待ちに待ってた鑑賞日♪
たまにTVで観るCMで、作風はなんとなく想像したけど・・・
なんだか、アートな感覚で・・・
宗教画とか歴史画の絵画で絵解きをされてるような雰囲気。
スローに飛び散る鮮血や手足、そして首がとても存在をアピールしてくれて、
たぶん・・・美しいと感じるか、残酷(醜悪)と感じるかそのどちらかしか
ないんじゃないかと思う。
気持ち悪いけど、綺麗って感じてしまう時があって・・・
・・・なんだろう?この感覚は・・・
映像(作りもの)だからと、油断しているせいかもしれない。
比較するもんではないと思ってはいてもどうしても
この手の古代戦史映画を最近いくつか観ているので
比較する所もあるのだけど、
出来栄えとしてはとても素敵だと思った。
神話や伝説に近い戦史なので神がかり的なもの、
同じ異型でも怪物的なものが
出てきても、“それもあり”かもしれないと思う作風に溶け込んでいて、
私的にはOK♪
そんなことを感じながらパンフを読んだら、コミックが原作だと言う。
『シン・シティ』は未見なので、作風に関しては初体験。
だからなのね、絵みたいに感じたのは・・・とひとりで納得(笑)
だとすれば万人向けではないわけだわね。
お話に関しては、経緯とかグタグタ語らず、王と家臣の忠義や信頼、
国・家族を護ろうとする心からの犠牲など説明の要らないものを
ひとつの戦いに描き込んでいるので
映像に集中できるのが好かったのではないかな、と思う。
相手方を一方的な侵略者として、また異型の者的に描いているので
観ている方も、スパルタ軍の目線で見ていて
入り込めないようになってるし(笑)
あれほど綺麗なはずの金銀財宝がこんなにも醜悪に思えたことないもの。
さてさて、情報をいれずに観た成果がもうひとつ!
それは・・・もちろん“いい男”たち


ジェリーさん意外誰が出ているのか
知らずに観たものだから、
デヴィッド・ウェンハムくんと、
ヴィンセント・リーガンさんに
まずサプライズ!

そして、容赦ない大男、
ペルシア帝国王・クセルクセスは誰?と
パンフを読んでまたサプライズ!!
ロドリゴ・サントロ~~ォ?!!
どこをどういじったら、 これが→
あんなに(上の写真)なるのか?(笑)
潤んでいるような大きな瞳の目が
やたらと綺麗で・・・CGだよね?
『LOTR』での高潔さに力強さが加わった雰囲気で素敵だった
デヴィッド・ウェンハムくんは、語り部的な役でラストまで奮闘!
そして何より嬉しかった『トロイ』での忠実さを更に強めた感じの
ヴィンセント・リーガンさんに再会できたこと♪
『トロイ』ではブラピ=アキレスの配下、ミュルミドンの将・エウドロスで
アキレスに最後まで着いて行こうとした役で、
短い時間ながらあのブルーの目に惹かれました♪
その後、出演作の『ブラック・ナイト』と『ダニー・ザ・ドッグ』 を観ましたが
いずれも悪役で・・・


『300』では、その憂さを晴らすがごとくの
活躍で嬉しかったです。
綺麗なブルーな目の色は
本作ではお預けでしたが、
レオニダスへの忠義や息子・アスティノスへの
慈愛に満ちた眼差しに
見入ってしまいました♪
そして・・・ジェリーさん。
自分の信念に正直に生きる力があふれ出ていて、素敵でした。
とある映画雑誌のインタヴュー記事に
一日6時間にも及ぶトレーニングで体を作り、剣や槍などを使った
トレーニングでは肩を壊すほどだった、とあって
あの体も尋常ではない役作りをしたのだと思うと
CGでなんでも描いてしまう今でも、本物に勝るものはないなぁと
感じ入りました。 みんな、凄いよ・・・。
私的には体より“眉間のしわ”が好き♪特に↓のシーンの表情が

追記
ジェリーさんの新作が『300』と知ってから
私ったら、『ダニー・ザ・ドッグ』の記事書いた時、出演者知ってたんだよね~ すっかり、忘れてたってことなんだね~(^^;) すっとぼけも、いいとこだわ~『Beowulf & Grendel 』はど~なるんだろ~?
なんて思っているうちに『300』が公開・・・
『Beowulf & Grendel 』の公開への署名運動とかやっていましたが・・・
ど~なの?ど~なの?と思った矢先、
前記のとある映画雑誌にDVDの発売が秋に!との情報が書いてあって、
ひとまずは安堵♪ステランも観たかったから嬉しい限り!
待ち遠しいです!!
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この記事へのコメント
悠雅
特別な思いで待っていた2年間。
あんなにあり得ないほどハマってしまった人の映画を
またこうしてスクリーンで観れるというだけで、
ただただ嬉しい悠雅です。
賛否両論あるけれど、わたしも素直に楽しんで来ましたよ。
ひらで~さんはヴィンセント・リーガンを何本も観てるんですねぇ。
考えたら、わたしは彼の出演作は『アイルランド・ライジング』しか観てないのに、
きっとここでもいいキャプテンを見せてくれるだろうと確信を持ってました。
この人で正解でしたよね。
やっぱりスクリーンで是非観たかった『ベーオウルフ&グレンデル』、
アメリカが買わなかったら、日本での上映は無理だろうと完全に諦めてたので、
たとえ未公開でも、11月初めのDVD発売は朗報でした♪
由香
スゴイ映像美&肉体美でしたね。惹きこまれました。
私も『シンシティ』は未見なのですが、DVDは買ってあるので観なきゃ♪
バトラー氏もカッコ良かったですが、あのキモかったペルシャ王の素顔がイケメンなのにはビックリでした。『ラブアクチュアリー』に出ていたんですってね。気付かなかったなぁ~
ひらで~
悠雅さんにとってのこの2年間の
思い入れは計り知れないくらいです。
美しくて、雄々しい作品になっていて
私も嬉しく思いました。
『アイルランド・ライジング』は
未見ですが、
ジェームズ・ダーシーも出ているので
ぜひ観たい!と思っている作品です。
『Beowulf & Grendel 』は
『ベオウルフ』でしたっけ?邦題。
何にせよ、日本で観れるなら
嬉しい限りですよね♪
ひらで~
いや~凄かったですね!
『シンシティ』のDVD、
お持ちなんですね。
それは、早く観なきゃ・・・
でも、もしかして手元にあると、
いつでも観れると安心して・・・
のパターンですか?(笑)
ロドリゴくん・・・
驚きでしたね~あまりに違うので、
つい、綺麗でカッコいい彼の写真、
貼り付けちゃいました(笑)
真紅
そうそう、私も宗教画っぽいと思ったんですよ!
特に、兵士たちと無数の矢が横たわっている場面。
『シン・シティ』私も未見です~。。
ロドリゴの画像は私も思わず貼り付けました(笑)
ではでは、またです~。
ひらで~
こちらこそ、ありがとうございました。
私も、その場面では“絵”?って
思ってしまいました。
ロドリゴくん、
普通のが観たい!って思わず
ね!(笑)
マリー
私は、ついつい「肉体」にばかり目が行って~(笑)みんながみんな、あの体にするのは~どれほどの努力が必要だろう・・・と感心してしまいました。
映像も斬新で~『シン・シティ』よりは色がありました。あちらはもっとモノクロで・・・
この作品も、本当に映画というより、コミックのような感じでしたね。
けど・・・史実ものが好きなので~ストーリーがイマイチ物足りなかったの~~
ロドリゴにはびっくり!!!
『シン・シティ』でのフロド(イライジャ・ウッド並みにオドロキました~)
『ベーオウルフ』楽しみです!たとえDVDでも観たかったから~嬉しい (^-^)
ひらで~
こんにちは~♪♪
あれほどの「肉体」ですもの、
観ちゃうのは自然なことですよ(笑)
体作りの苦労を考えると、ちゃんと、
観てあげないと!!(正当化?)
ストーリーの弱さが、欠点なのは
否めないけど、そのお陰で、
映像に集中できたんじゃないかな~
って、思ってます・・・
お気楽だから(笑)
kei☆
ロドリゴ・サントロもCG加工前だとあの姿もそれは美しく、楽しみにしていたのですが…。
本題。ヴィンセントの隊長。本当に良かったです♪ 彼は悪役ばかりですので、エウドロスやこの隊長役は、それは素晴らしいものです。あの揺るがない忠実さ…真摯な姿。
悠雅さんもあげられている『アイルランド・ライジング』はお勧めです。悪役ではないですし、妹への慈愛の眼差しは本当に優しかったです。
『300』見れば見るほど(いろんな意味で)引き込まれる作品です~。
ひらで~
はじめまして!
ヴィンセント、お好きなのですね!!
kei☆さんのブログに伺ったら、
ヴィンセント話がいっぱい♪
字幕なしのまで観てらっしゃるとは・・・
素晴らしいです。
『アイルランド・ライジング』は
悪役じゃないのですね~直ぐにでも
観たい気分になりました。
早速、探しに行かなくちゃ!!
これからもkei☆さんのヴィンセント話、
楽しみにしています。