ロード・オブ・ドッグタウン☆1975年、西海岸。僕たちは渇いていた。

「20年後も、僕たちの夏休みは続くと思っていた――。」

DVDで鑑賞♪・・・実は4月に(^^;)
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ロード・オブ・ドッグタウン
LORDS OF DOGTOWN
2005年 アメリカ
監督: キャサリン・ハードウィック
脚本: ステイシー・ペラルタ
音楽: マーク・マザースボウ
出演: エミール・ハーシュ (ジェイ・アダムズ)
    ジョン・ロビンソン (ステイシー・ペラルタ)
    ヴィクター・ラサック (トニー・アルヴァ)
    マイケル・アンガラノ (シド)
    ヒース・レジャー (スキップ・イングロム)
    ニッキー・リード (キャシー・アルヴァ)
    レベッカ・デモーネイ (フィレーン)
    ジョニー・ノックスヴィル (トッパー)
アメリカ西海岸ヴェニスビーチ周辺、通称ドッグタウン。
トニー、ステイシー、ジェイは学校よりもサーフィンとスケボーに明け暮れ、
兄貴分スキップの経営するサーフショップ、“ゼファー”に入り浸っていた。
スキップはスケボー・チーム<Z-BOYS>を結成する。いつしか練習場所は
空っぽのプールとなり、その立体的な動きが注目され瞬く間に彼らは
スーパースターに成り上がっていくが・・・。

たぶん、ヒースくんが出演していなかったら
観ようとも思わなかったであろう映画かな(笑)
スケボー少年のお話ですからね・・・でも、観てみるとこれが、意外と
面白かったりするわけで・・・食わず嫌いはいけませんです、はい。

一口にスケボーといっても、スタイルの変遷がちゃんとあるのですね。
ほとんど知らない世界ではありますが、よく見る湾曲した壁を滑るスタイルの
発祥が空っぽの自家用プールだったとは驚きでした。
それもゲリラ的に勝手に他人の庭のプールに入り、不法侵入で訴えられても
捕まっても仕方ないような練習で人気者になったのだから、尚更ビックリでした。
何もないところから、自らの力で成功を手に入れたいと思う少年の純真な心と、
それをビジネスに利用しようとする大人たちが、時に痛く、時に滑稽に描かれて
単に再現物語として描かれていないところが映画的で好かったです。
描くものが技術を要するものだから、役者さんたちのがんばりも見えて
とても好感が持てました。
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お目当てのヒースくんは
初めは少年たちの
カリスマ的な存在だったのに
いつの間にか追い抜かれ
置いてきぼりを食ってしまう
人間的にも半端な大人を
上手に演じていて
主役の時とは違う表情を
見せてくれています♪

それだけでも
実は満足なんですけど(笑)
主役の少年たちも素敵でしたよ。

ジェイ役のエミール・ハーシュくんはどこかで観た?と思ったら、
卒業の朝』でケヴィン・クラインの苦い想い出の生徒役で出演してました。
その時があまり好印象ではなかったので、同じ少年には思えなくて(笑)
だって、とってもいい子なんだもの・・・。
エミール・ハーシュくん、ショーン・ペンの監督作に出演するようですね。
『Into the Wild』で共演はヴィンス・ボーン。
裕福な青年がある日すべてを捨てて山に入り・・・
なんだか難しそうな役みたい・・・。
新作といえば、
ヒースくんはテリー・ギリアム監督と再び♪という
話もあるとか・・・『ブラザーズ・グリム』以上の物を期待しちゃうよ~!!

この記事へのコメント

  • 武田

    ひらで~さま、こんばんは♪
    ご無沙汰しております。
    昨日「300」を観ながら、自分まで心の中が劇画調の咆哮でいっぱいになってしまった単純な武田です。(不気味なペルシャ王の元があんな方だったなんて!!と驚愕してしまいました。びっくりです~)
    と、ヒース目当てで見ました。私も・・・^^;いい脇の〆かたしてましたよね~。
    でも、ほんまひらで~さまの書いてらっしゃるように、「時に痛く、時に滑稽に描かれている」ところがしみました。面白かったですよね♪
    2007年06月19日 00:03
  • ひらで~

    武田さん♪
    こちらこそ、ご無沙汰しておりました。
    遅くなってごめんなさい!

    若者を描いてはいるけれど、
    大人の姿もしっかりあって、
    ヒース目当てといえども
    面白く観ることができましたね♪

    『300』を観ていると、
    力、入りますよね(笑)
    2007年06月21日 13:07

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