
ある日、ダウニング街で(TVドラマ)
THE GIRL IN THE CAFE
2005年 イギリスHBO
監督: デヴィッド・イェーツ
脚本: リチャード・カーティス
音楽: ニコラス・フーパー
出演: ビル・ナイ (ローレンス)
ケリー・マクドナルド (ジーナ)
アントン・レッサー (ジョージ)
ポール・リッター (ロバート)
英国の財務大臣の補佐官として働くローレンス。
サミットを前に奔走する最中
息抜きに入ったダウニング街のカフェは生憎の満席。
ひとりで座っていた女性と合い席を余儀なくされたが
何気なく会話を交わすうちに、ローレンスはまた会う約束をする。
彼女の名はジーナ。やがて、ローレンスはG8サミットが開催される
アイスランドの首都・レイキャビクへ彼女を誘うが・・・。

こちらでの役は、財務省の官僚さん。
しかも大臣の傍らにいる、超エリート。
でも、ちょっと疲れている感じ・・・
どうやら一人身。
華のない生活を何年も続けていたのか、
ある日カフェで合い席となった
若い女性に惹かれて・・・老いらくの恋の物語か?と下世話な勘繰りを他所に、
舞台は国際的な政治の世界へ。
そんな背景で恋愛ものを描くとは、さすがは英国・・・
と感心をしている暇もなく(笑)若い彼女の行動は
別の方向で大胆となり、一気に結末に向かいます。
とはいえ、背景さえ違えど、よくある展開なので安心感のある結末。
ビル・ナイさんの大人の不器用な愛と、ケリー・マクドナルドの若い
無鉄砲とも思える愛とが好いバランスで、
悲恋モノとは違う哀しさや憂いが感じられました。
二人の過去はほとんど語られず、現在での二人しか
知る事は出来ないのだけれど、会話の端に潜む過去から、
観ている方の想像は大きく広がっていきます。
政治的な戒め部分もかなり含んでいたり、
そんなこと出来るの?と不思議に思ったり、と、
わかりづらいところもあったりしましたが、
アイスランドについての知識が増えたのは好かったです♪
アイスランドのの首都がレイキャビクだって言うのも、知らなかったし・・・(^^;)
そうそう、
たぶん、空港からの道路だと思うけど、驚くロケーションでしたね。
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