スティル・クレイジー☆俺達まだまだノッてるぜ!

WOWOWで鑑賞♪
画像
スティル・クレイジー
STILL CRAZY
1998年 イギリス
監督: ブライアン・ギブソン
脚本: ディック・クレメント
    イアン・ラ・フレネ
音楽: クライヴ・ランガー
出演: スティーヴン・レイ (トニー)
    ジミー・ネイル ( レス)
    ティモシー・スポール ( ビーノ)
    ビル・ナイ (レイ)
    ジュリエット・オーブリー (カレン)
    ブルース・ロビンソン (ブライアン)
    ハンス・マシソン (ルーク)
    ビリー・コノリー (ヒューイー)
1977年、グラムロックとロンドンブーツ全盛の時代。
伝説の「ウィズベック野外フェスティバル」を最後に人気ロックグループ
“ストレンジ・フルーツ”は解散した。それから20年後・・・。
メンバーの一人、トニーに「ウィズベック20周年記念フェスティバル」参加の誘いが
かかり、早速メンバーを探しだすのだが・・・。

日本公開は2000年3月、単館での公開かな?
最近まで映画の存在も知らなかったけど(^^;)
ビル・ナイさんが出てるのを知って、ぜひ観たい!と思っておりました。

若い頃、ロックバンドを組み、人気もあった頃に喧嘩別れの形で解散、
20年が過ぎて、それぞれ普通のおじさんになった彼らに、
再結成の話が舞い込み、もう一花咲かせようかとがんばるおじさんたち。
だけど、月日は残酷なもの。
カリスマ的なメンバーも欠けていて、そう簡単にはいかない・・・
欠けたメンバーに若い子を入れて何とか、欧州ツアーに出る彼ら。
演奏技術はともかくも、声や雰囲気が若い時のようにしっくり来なくて、
結局は空中分解状態に・・・
昔の栄光を支えに、おじさんたちがんばる!というお話なんですけど、
昔の溝がだんだんと埋まっていく過程が
大人の悲しさとか男のプライドとか絡んで
滑稽であったり、ホロリとさせられたり、なかなかのお話。

このメンバーが癖がありすぎて、好くもまぁ集めましたねってカンジ(笑)
ビル・ナイさんはボーカルで見た目は派手ですが実は傷つきやすくて
支えがないと折れちゃいそうな二面性が可笑しくて痛々しい。
『ラブ・アクチュアリー』での彼ともダブるけれど、繊細な感じが好いですね。
スティーヴン・レイはみんなを引っ張り出す役回りで出演シーンが多い割には、
地味な感じだったのが惜しかったなぁ(笑)
唄が好かったのはベース奏者のジミー・ネイル。曲も素敵でした♪
カリスマ的なメンバー、ブライアン役のブルース・ロビンソンは
『キリング・フィールド 』脚本を書いた方・・・役者としてもとても素敵な
雰囲気のある方ですが最近は脚本家が本業になっているようです。
若い子代表(笑)ハンス・マシソンはTVドラマで活躍しているようで
イギリスのTVドラマ「ドクトル・ジバコ」で 記憶にある
これからが楽しみな方ですね♪
カッコいいのか不細工なのか(失礼!)判断に苦しむのが(笑)
ドラム担当ビーノ役のティモシー・スポール・・・
『ハリ・ポタ』での役やとにかく変な役が多いのに、
ドラムを叩く姿は別人ですね。

再結成に躊躇している彼らに啓示が下る(?)シーン、
イギリスらしくて素敵でしたよ♪
良くある話って言えばそうなんだけど、
イギリス・ティストっていうのが魅力なのかも。

ちなみに・・・
グラムロックとは、1970年代に流行したブリティッシュ・ロックのスタイルで
ブティック“グラニー・テイクス・ザ・トリップス”のファッションを身を纏った所から
その名の由来があるとのこと。
デヴィッド・ボウイが代表的らしいですが、
詳しいことは洋楽に疎い私にはわかりません(^^;)

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