
DEAN/ディーン
JAMES DEAN
2001年
監督: マーク・ライデル
脚本: イスラエル・ホロヴィッツ
音楽: ジョン・フリッゼル
出演: ジェームズ・フランコ (ジェームズ・ディーン )
マイケル・モリアーティ (ウィントン・ディーン)
ヴァレンティナ・チェルヴィ (ピア・アンジェリ女優)
エンリコ・コラントーニ (エリア・カザン監督)
エドワード・ハーマン (レイモンド・マッシー男優)
ジョアンヌ・リンヴィル (ヘッダ・ホッパー男優)
ジョン・プレシェット (ビリイ・ローズ男優)
バリー・プリマス (ニコラス・レイ監督)
デヴィッド・プローヴァル (ダニエル・マン監督)
サミュエル・グールド (マーティン・ランドー男優)
1939年ジェームズ・ディーン9歳。
母を病気で亡くした彼は、インディアナの伯母夫婦に引き取られる。
1949年、再婚していた父ウィントンと再会し、サンタモニカ私立大学で
経営学を学ぶことを条件に一緒に住むようになるが、
彼は演劇の勉強をするために、父の元を去る。
『スパイダーマン3 』を観るために
ジェームズくんへの気持ちを盛り上げよう♪として観た訳ではないですが(笑)
前から観たいと思っていたら、レンタル100円の日だったので、ようやく・・・
本作は題名からもわかるように伝説の人となっている
ジェームズ・ディーンの短い生涯を描いたドラマです。
亡くなったのは1955年9月30日。
もちろん私の生まれるずっと(?)前で、3本の映画と
彼の特集番組かで観た映像ぐらいでしか彼を知りませんでした。
『エデンの東』と『理由なき反抗』は若い頃、
何回目かのリバイバル上映を観ました。
特に『エデンの東』♪音楽も素敵でしたし、父と息子の関係は昔から
変わらないのね・・・と、切なく思ったものです。
本作はその、『エデンの東』の撮影時から始まります。
父親に受け入れられない息子・キャル役を演じるに当たって、
わざと父親役のレイモンド・マッシーに嫌われるような態度をとり、
どこまでが演技なのか?と言うようなシーンに仕上げていて、
短いシーンのエピソードに関わらず、彼の演技や映画に対する
深い思いを感じました。
こんなことをして、自分を追いつめて映画を作っていたのなら、
事故がなくてもいずれは・・・と思うくらいでした。
『エデンの東』の父子関係に自分の父との関係を重ね合わせて
作られていたお話も興味深かったです。
すべてが本当かはわかりませんが、この関係はかなりショッキングでした。
なんといっても、ジェームズくん♪ディーンじゃなくて(笑)
似てる?っていえば似てるのでしょうが・・・
やっぱり、今同じ時代に生きている彼が好いわぁ♪
比べる問題でもないけれど、苦渋に満ちた目が・・・ウルウルな目が
素敵です。そして時折見せるやんちゃな目も♪
まずいなぁ~このまま行くと、ジェームズくん祭を開かないと
収まらないかもしれないわぁ・・・
昨晩も、『スパイダーマン』のDVD思わず観ちゃったし(笑)
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