ドク・ソルジャー/白い戦場(劇場未公開)

Gyaoで鑑賞♪
画像
ドク・ソルジャー/白い戦場(未公開)
ARTICLE 99
1992年 アメリカ
監督: ハワード・ドゥイッチ
脚本: ロン・カトラー
音楽: ダニー・エルフマン
出演: レイ・リオッタ (スタージェス)
    キーファー・サザーランド (ピーター)
    フォレスト・ウィッテカー (シド)
    リー・トンプソン (ロビン)
    ジョン・マホーニー (院長 )
    イーライ・ウォラック (サム)
    キャシー・ベイカー (ダイアナ)
アメリカの退役軍人管理局病院は名の通り退役軍人のための病院。
毎日大勢の傷ついたり病になった退役軍人たちが訪れるが
殆どが米軍の軍法第99条(ARTICLE 99 )に定められた
任務に関係ない病気や怪我ではないために何の保障も受けられないでいた。
病院でも、連邦局の経費削減に従い、任務に関係ない病気や怪我の
手術/治療の禁止をしている。だが若き医師スタージェスたちは
そんな経営方針に反発しあらゆる手段を使って患者たちを守っていた。
そんな所へ、研修医のピーターが入ってきた・・・。

先日観た『コントロール』が意外にも面白く、
レイ・リオッタの名前に惹かれてついつい観てしまった(笑)
15年も前の作品で、
Y.Aアイドルから卒業する頃のキーファーも出ているし、
先日、アカデミー主演男優賞を獲ったフォレスト・ウィッテカー、
ホリディ』でいい味を醸し出していたイーライ・ウォラック、
今は何処?のリー・トンプソン、
私的に好きな女優さんキャシー・ベイカーなど、
今観るとなかなか豪華なキャスト・・・
コレが未公開?と不思議に思うほどですが、
題材がアメリカの軍法(Articles of War)の矛盾みたいなものなので、
仕方がないのでしょう。
お話的にも多少事実を元にしたのかもしれませんが、
ラストの展開は意外と過激で急なのでなんだったんだ?状態になって
ちょっとビックリでした。
冒頭から暫くはカメラの動きが凝っていたり、意気込みが感じられたのですが、
ラストに向かって、訴えるものがどこかへ飛んでいってしってしまったみたいで
そのあたりがもったいなかったです。
でも役者的には充分楽しめるものがあって、今観ると面白い♪です。

期待の(笑)レイ・リオッタは熱血漢あふれる若き医者を好演。
腕の良い、心臓外科医なのです。・・・何時、一変するかと期待してたのですが(笑)
もう一人の主役、キーファーは若いよ~、青いよ~。
振り回される役どころで、今となっては珍しいのでファンにはお薦めです。
髭がチト、イヤらしいか(笑)

イーライ・ウォラックはここでもいい味出してましたね。
任務に直接関係ない病気で入院しているけど、見捨てられないスタージェスに
検査とか何かと理由を付けて、科を変えたり
病院をたらいまわし状態にされる病人役。
研修医のピーターが担当医になるのですが、慣れたもので、
次にどこへ行ったらいいか、どんな検査をしたらいいか指示してるところなど、
面白かったですし、ちゃんとピーターを成長させてくれる役目もしていて、
見所のひとつになっています。

未公開作は確かに実情とか知らないと受け入れるのが
難しいものもありますが、掘り出し物もいっぱいですね

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック