ブラッド・ダイヤモンド☆[自由][家族][真実]──彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。

10日、レディースDにて鑑賞・・・1本目♪
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ブラッド・ダイヤモンド
BLOOD DIAMOND
2006年 アメリカ (ワーナー)
監督: エドワード・ズウィック
原案: チャールズ・リーヴィット
    C・ギャビー・ミッチェル
脚本: チャールズ・リーヴィット
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演: レオナルド・ディカプリオ (ダニー・アーチャー)
    ジャイモン・フンスー (ソロモン・バンディー)
    ジェニファー・コネリー (マディー・ボウエン)
    アーノルド・ヴォスルー (コッツィー大佐)
    カギソ・クイパーズ (ディア・バンディー)
    デヴィッド・ヘアウッド (ポイズン大尉)
    マイケル・シーン (シモンズ)
内戦が続く1999年のアフリカ・シエラレオネ共和国。
メンデ族の猟師ソロモンは一人息子のディアを愛し末は医者にしようと
夢みながら貧しくとも慎ましく、愛する家族と暮らしていた。が、
ある日、反政府軍RUFが村を襲撃。家族と引き裂かれ、
ソロモンはRUFの資金源となるダイヤの採掘場で働かされる。
少しのごまかしが死に繋がる採掘場でソロモンは大きなピンクダイヤの
原石を発見し、地中に隠した。
一方、ダイヤの密輸で生活しているアフリカ生まれの白人・ダニーは、
密輸に失敗し、入れられた刑務所でソロモンが見つけたピンクダイヤの話を
耳にし、ソロモンに近づくが・・・。

 
ダイヤの価値を決める“4つのC”──
color(色) cut(カット) clarity(透明度) carat(カラット)
しかし、実は5つめのC<conflict>(争い)が存在することを、あなたは知る──


まだまだ知らないことがたくさんあるなぁと、この映画を観て改めて思いました。
ダイヤ自体があまり私にとって馴染みがない(縁がない)こともあるけど(笑)
ちょっと考えたら、こういう裏があるのよね~。なので、
上記のコピーはそんなことを含めて凄いコピーだと感心してしまった。
“TIA”・・・This is Afurica. 劇中、出てくる言葉ですが、
私たち、知らなすぎ!!(私だけか?)って、強く思います。
最近では『ナイロビの蜂』や『ロード・オブ・ウォー』でも思いましたが、
内戦があるぐらいは知っていても、先進国の裏の繋がりまでは
あるだろうな~ぐらいの関心度しかない私にとって
こうして映画で、もちろん一握りの情報だろうけどこうした悲劇があるのを
知るのはかなりショックを受けるものです。
かといって、どうすることもできないし・・・
お気楽に映画として楽しんでしまうしかないのだけれど。

で、楽しんだわけで・・・すみません、こういう不謹慎なヤツで(^^;)
レオくん♪今までで一番素敵かも・・・惚れ直しました。
確かに緊張感いっぱいでギリギリ路線のレオくんなのですが、
今までの危なっかしいギリギリ感とは違った感じ・・・
力がどこか抜けていて観ている方も余裕が持てる感じ?うまく言えないけど、
大人になったのかな~?受け入れる容量が大きくなった雰囲気が感じられて、
ハードな内容の割には素直にレオくんのダニーという男の生き方を
受け入れられて、退場シーンも珍しく納得・・・泣けた。
      
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内容は
確かに考えさせられるものだけど、
ひとつのダイヤをめぐる展開
ということに関しては
勧善懲悪がはっきりしているし、
家族愛とか普遍的なテーマで
共感持てるあたりが、
観ていても展開に安心感みたいなものがあって、
それも、ダニーを受け入れられた理由としてあるかも。
電話での別れのシーンは恋愛映画としても申し分ないし、
戦闘シーンも派手だし、程々に残酷だし、映像的にもちゃんと娯楽映画として
楽しめる(愉快ではないけど)ところが好かったです。
ジャイモン・フンスー の一途さや
ジェニファー・コネリーの知的なジャーナリストの姿にも
好感が持てました・・・ジェニファー・コネリーは好いなぁ♪

ダイヤはこの先も私には無縁だと思うけど・・・
アフリカを考えるきっかけになる映画のひとつとしてお薦めします。
アカデミー賞では5部門のノミネートで受賞は何もなかったですが、
『“D”』より好かったと思うよ(笑)
その『“D”』で思い出した・・・金城武、トニー・レオン主演の香港映画
『傷城』“Confession of Pain”をレオくん主演でリメイクするらしい・・・
う~んオリジナルを未見なのでなんともいえないが、上映されたら
レオくん見たさに観に行くんだろうな(笑)
ついでに、新作は・・・
『The Rise of Theodore Roosevelt』(原題) マーティン・スコセッシ監督
ピリッツァー賞を受賞したセオドア・ルーズベルトの伝記が原作。
『Blink: The Power of Thinking Without Thinking』(原題)
スティーブン・ギャガン監督
マルコム・グラッドウェルのベストセラーノンフィクション。
『Revolutionary Road』(原題) サム・メンデス監督
リチャード・イェーツの小説が原作でケイト・ウィンスレットと共演。
『The Chancellor Manuscript』
ロバート・ラドラムの政治サスペンス小説「囁く声」が原作。
・・・なんだかいっぱいあって、楽しみです♪


3月から4月の初めは娘の春休みや学校の役員の事などで
頭が煮詰まっておりまして映画は家でもお休み状態・・・
爆発寸前でしたが、この映画でスッキリ!(笑)
軽くなった所で、もう一本

この記事へのコメント

  • 由香

    またまたお邪魔しました♪
    レオ君が良かったですね~
    レオ君を応援している者にとって、今回の映画での演技には大満足でした。
    これだったら主演男優賞を受賞しても良かったなァ~なんて思っています。
    これからも続々と撮影が控えているようですね。楽しみ♪
    2007年04月12日 17:20
  • ひらで~

    由香さん♪
    この映画のレオくんは別人になった?と
    感じるくらい好かったですね♪
    出演作が多すぎて大丈夫?って
    心配になるくらい多いけど、
    ほんとに映画が好き!という
    彼の姿勢がうかがわれて
    ますますいい男だなぁと感じます。
    楽しみ♪楽しみ♪(^^)
    2007年04月13日 10:02
  • 悠雅

    こちらにもお邪魔します。
    天邪鬼なわたしは、ジャイモン・フンスーが観たくて出かけました。
    特に興味がなかったレオ君、ファンならずとも、オスカー候補に納得です。
    この2人に主演のオスカーあげたいくらいです。
    アクションとメッセージと人間ドラマと、充実の内容に大満足の1本でした。
    たくさんの人に観てもらいたいですね。
    2007年04月13日 20:25
  • 真紅

    ひらで~さま、こちらにもTBさせて下さいね。
    私も古くからのレオ・ファンとして、この作品の彼の姿は感動モノでした。
    大人になったなぁぁ、って。
    『傷城』リメイクってマジですか~!と言うか、オリジナルは一体いつ観れるのでしょうね?
    ケイトと共演の作品に一番期待してます。
    ではでは、またです~。
    2007年04月13日 22:16
  • ひらで~

    悠雅さん♪
    ジャイモン・フンスーの姿は
    無垢なアフリカの大地そものの
    という感じがして、
    その存在感には力強さと、
    暖かさを感じました。
    レオくんは
    言葉では言い尽くせないほどの
    成長を感じました。
    たくさんの方にお薦めしたいです♪
    2007年04月14日 08:06
  • ひらで~

    真紅さん♪
    レオくん、好かったですよね~!!
    最初から最後まで感動でしたよ。
    ラストの電話のシーンでは
    男を感じ、大地に帰っていこうとする
    姿には人間を感じ、涙でした。
    ほんと、大人に、いい男になりました。

    『傷城』リメイクの話は
    雑誌に載っていたのですが
    どこまで進むかは謎ですね(笑)
    私もまずはオリジナルが観たいです。
    2007年04月14日 08:10
  • マリー

    こんばんは~~

    本当にこの作品のレオは、久々(?)よかったです。。。
    『ディパーテッド』の時は、力がはいりすぎのような気がして・・・(役柄とはいえ)
    このアーチャー役は、いいカンジに抜けていたよう気がする。。
    ラストもよかったですね~電話があってよかったなぁと思えた。
    一人で逝くのは寂しすぎるもの(涙)

    『傷城』オリジナルが観たい~~~

    TBありがとうございました~
    2007年04月15日 22:40
  • ひらで~

    マリーさん♪
    レオくんの最後の電話シーン、
    泣けましたね・・・
    多分、観ていたレオくんファンは
    ジェニファーのマディーの気持ちに
    同化してしていたことでしょう。

    『傷城』♪観たいですよね~~~~
    2007年04月16日 09:33

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