
終わりで始まりの4日間(未公開)
GARDEN STATE
2004年 アメリカ
監督・脚本: ザック・ブラフ
音楽: チャド・フィッシャー
アレクシ・マードック
出演: ザック・ブラフ (アンドリュー)
ナタリー・ポートマン (サム)
ピーター・サースガード (マーク)
イアン・ホルム (アンドリューの父)
ロサンゼルスで売れない役者として
なんとかやっているアンドリュー。
母親の葬式のために9年ぶりに
故郷ニュージャージー(別名Garden State)に
常用していた精神安定剤を持たずに帰ってきた。
薬のせいか、彼には感情がなく、葬式でも泣くことはなかった。
そんな彼が出会ったのは自分はうそつきだという風変わりな少女サム。
旧友・マークとも出会い、故郷での四日間を過ごすが・・・。
ピーター・サースガードくんの名前に惹かれて観てしまいました。
邦題が『終わりで始まりの4日間』とあり、ファースト・シーンが
主人公が飛行機のトラブルに巻き込まれる・・・なんていうものだったから、
てっきりあの世系の話しかと思い込んで観てました(笑)
単純に夢だとは思わなくて・・・ラストで気が付いた・・・のは私だけ?(^^;)
よく読めば分かるものを・・・原題のGarden Stateじゃよくわからないのは
わかるけど、これじゃわからないっていうのもわかるでしょ(笑)
ザック・ブラフ という方は初めてですが初監督作としては
かなり上質な作品だと感じました。
実際、低予算のインディーズ作品の本作は
サンダンス映画祭でも注目を集め、スマッシュヒットを記録したそうです。
音楽の使い方や登場人物たちの生活観の表現など
ちょっとドライな感じで今風かなぁ・・・うまく言えないけど(^^;)
薬のために感情がない主人公、風変わりな少女、
墓堀の友人・・・とアウトサイダー的な登場人物たちが、
他人と少しずつ関わりを持とうとしながら、自分の本当の居場所を
探すという、今の若者の心のうちを表したような感じがして、
共感をよびそうな作りだなぁ~と。
親の世代からは別のものも見えてきますけどね・・・。
ラストは難しかったようですね~
無難で期待どうりなのが安心するのかな?
私の場合思い込みで肩透かし状態だったけど(笑)
等身大のナタリー・ポートマンに好感が持てるし
彼ら世代には好い映画だと思います。
はぁ~、こういう感覚になるとは・・・私もおばさんだよ(笑)
ピーターくんはもう、安心して観てられますね♪
存在感、大きいです。
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