ドリームガールズ
DREAMGIRLS
2006年 アメリカ
監督・脚本: ビル・コンドン
原作・作詞: トム・アイン
音楽: ヘンリー・クリーガー
出演: ジェイミー・フォックス (カーティス・テイラーJr.)
ビヨンセ・ノウルズ (ディーナ・ジョーンズ)
エディ・マーフィ (ジェームス・“サンダー”・アーリー)
ジェニファー・ハドソン (エフィー・ホワイト)
アニカ・ノニ・ローズ (ローレル・ロビンソン)
ダニー・グローヴァー (マーティー・マディソン)
キース・ロビンソン (C.C.ホワイト)
シャロン・リール (ミシェル・モリス)
ヒントン・バトル (ウェイン)
1962年--アメリカの自動車産業の中心地、デトロイト。
エフィー、ディーナ、ローレルは“ドリームメッツ”というトリオで
音楽の世界での成功する夢を馳せ、デトロイト・シアターのオーディションに参加。
エフィーの弟、CCの音楽とエフィーの歌は観客より喝采を得たが、
オーディションは落選。しかし、彼女たちの実力に目をつけた男がいた・・・
中古車販売会社を経営するカーティス・テイラーJr.であった。
先日のアカデミー賞では8部門、ノミネートされ、
助演女優賞(ジェニファー・ハドソン)と音響賞を受賞。
他の映画賞でもエディ・マーフィーの助演男優賞や歌曲賞などで
話題になっていました。
アカデミーの助演男優賞でエディ・マーフィ が取れなかったのは残念。
歌曲賞も3曲もノミネートされていて有力視もされてたのに逃してしまい、
こちらも残念でしたがどれが1番って決められないぐらい、
みんな素敵な曲だったと思います。全体で評価される音楽だったと思います。
お話は夢見る少女たちのサクセスストーリーですが、
人種的な問題や彼女たちを取り巻く男たちの野望、しのぎ合い、
そして彼女たちの女としてのプライドの保ち方と、
同じ夢に向かいながらもぶつかり合っている姿が
思わず体を動かしてしまいそうになる音楽と共に激しく映し出されていきます。
最初から最後まで、音楽の大きな急流に投げこまれたような・・・
なすがままに身を任せ一気に出口へ・・・ 迫力で動けない感覚。
感動も一気に押し寄せてきて、最後は涙でした。
音楽に関しては詳しくない分野ですので、こんな感じの音楽が
そういえばあったな・・・ぐらいで特に思い入れがない分、
こういう時代や世界に素直に感心して観てましたが、
迫力には圧倒されました。
特にどこが助演なんだろう?と不思議に思うくらいの
ジェニファー・ハドソンの迫力には周りが薄く感じるほどで、
途中の彼女の愛して!という叫びには涙が・・・。
唄いたいから唄う、愛されたいから愛すという単純な気持ちが
人気と共に持ちづらくなる状況に追いつかない彼女の姿が、
とても痛ましかったです。
そして、最後も・・・涙・・・こちらは嬉し涙。
好い映画を観ました♪
それにしても、新しい映画館って好いよね~♪
音楽が命の映画を、
音響設備が整ったこの新しい映画館で観ることができて幸せでした。
今までそれほど気にしてなかったことですが(^^;)、
今回に限ってはつくづく、そう、思いました。
この記事へのコメント
由香
あぁ~!!映画の日でしたね。風邪を引いていて忘れていました。残念!!
私もこの映画は、映画館で観て良かったなぁ~と思っています。歌声に圧倒されて、立ち上がって拍手を送りたくなりました。
アカデミー賞の歌曲賞は残念でしたね。
3曲もノミネートされていたので授賞すると思っていました。
ひらで~
こんにちは~!
風邪の具合は如何ですか?
春とはいえ寒い日がまだまだ
ありますので、大事にしてくださいね。
この迫力はTVの画面じゃ
出ませんよね~!
凄いものを観た!という気がしました。
アカデミー賞は
きっと票が割れてしまったのでしょうね。
真紅
私も音響のいい映画館で観たので大満足でした!スタンディングできないのが悔しかったくらい。
アメリカではあのエフィの歌のあと、大拍手が沸き起こったそうですよ。
私も拍手したかったです。
それから今気付いたのですが、リンクしていただいているのですね、ありがとうございます!
私もお願いしたいと思っていました。今後ともよろしくお願いいたします♪
ひらで~
ありがとうございます!
音響って大事ですね~
今頃何を?って言われそうですが(笑)
拍手したかったですね~
私は聴いたあと、ほぉ~って
賞嘆のため息でした。
リンクの件、勝手にごめんなさいです。
こちらこそ、
よろしくお願いいたします♪
マリー
新しい映画館での鑑賞でしたか?
よかったですね~~♪やはりこの映画は「音」が命! 迫力が違うことでしょう~~~
歌曲賞は残念でしたが~
やっぱ1曲は選べなかったってことかなぁ?
全部~どれもよかったですもん。
魂の歌声って、心揺さぶられますね~。
聴いていて、胸が苦しくなりました。。。
TBさせてくださいね~
ひらで~
こんにちは!ありがとうございます。
最初から最後まで
音楽でいっぱいの映画でした。
それも喧しくない音楽(笑)
気持ちや状況を音楽で表現するので
その時によって受け止め方が
違ってきますものね、
どれが一番!なんて選べないと
思いました。