
メッセージ・イン・ア・ボトル
MESSAGE IN A BOTTLE
1999年 アメリカ
監督: ルイス・マンドーキ
原作: ニコラス・スパークス
脚本: ジェラルド・ディペゴ
音楽: ガブリエル・ヤーレ
出演: ケヴィン・コスナー (ギャレット・ブレイク)
ロビン・ライト・ペン (テリーサ・オズボーン)
ポール・ニューマン (ドッジ・ブレイク)
ジョン・サヴェージ (ジョニー)
イレーナ・ダグラス(リナ)
ロビー・コルトレーン(チャーリー)
ジェシー・ジェームズ(ジェイソン・オズボーン)
シカゴの新聞社で働くテリーサは休暇で訪れていた海岸で手紙の入ったビンを見つける。
亡き妻に宛てられたメッセージがタイプで書かれた手紙。
誠実な愛で満ちた文面に心惹かれるテリーサ。
上司のチャーリーがコラムにその手紙について書いてしまう。
心のうちにと思っていた彼女だが、反響の手紙の中に他の手紙もあると知り、
手がかりを集めて、手紙を流した男性を突き止める。
彼の名はギャレット。テリーサは彼に会いに彼の住むノースカロライナへ・・・。
『13デイズ』を観て、ケヴィン・コスナーに再び魅かれ(笑)
『守護神』で溺れました・・・とまではいかなかったものの(笑)
歳はとってもいい男だわ~♪とちょっとお祭り気分。
未見録画ビデオの山の中に出演作を発掘!それがコレでした。
海岸で拾ったビンの中に手紙・・・それだけでワクワクですね♪
その手紙が胸を打つ愛のメッセージ・・・誰がこんなことを?となるのは
当然ですが、そのあと見つけるのが早かった~!さすがは新聞社?
会いに行った先々でもしかしてこの人?と最初に会ったのが
ポール・ニューマン♪想像より歳いってってがっかり?(笑)
ギャレットのお父さんとわかり一安心だね~という雰囲気ですが、
外見が自分好みじゃなかったら知らん顔して帰ればいいのか?と
ちょっと腑に落ちなかったけど、それじゃ話にならんのね(笑)
そしてケヴィン登場

手はね、指がちょっと短めでなんか不器用そう。
私好みの細く綺麗な感じじゃないけど、コレはコレで可愛い♪とか思ったり

翌日船に乗る約束して、行ってみれば乱闘してるし・・・
どんな人なの?となるわけで。
本人からの言葉、お父さんからの言葉から少しずつ見えてくる彼の姿。
そして彼の最愛の亡くなった妻・キャサリンと周りの人々。
初めは好奇心・・・だけど、知れば知るだけ心に入り込んでくるギャレット。
存在が大きくなればなるだけ、近づいた最初の訳がどんどん話せなくなる。
一方で彼を知れば知るほど彼の心の中のキャサリンの大きさが
いたたまれなくもなってくる。
このまま近づいていけば・・・だけど、寄り添った瞬間にわかってしまう真実。
ここまでは、常套的なロマンスものでしたのでこのまま行くかと思いましたが、
大きく違いましたね・・・愛を描いているのは確かなんだけど、
“愛する人の死を乗り越える”ってどういうことかが、
このあと描かれていました。
今ヒットしている“千の風になって”じゃないけど、
愛する人の死をどう受け入れ、どう乗り越え、どう生きていくか?
テリーサはここでギャレットと共感できるわけですね。
ハッピーエンドにならなかったラストを観てそう思いました。
そう思いながらも、ここで『守護神』登場してくれ~!とか、
キャサリンの祟りか~!とか、
逆に、キャサリンが助けてくれてもいいじゃない!とか、
考えてラストを観てたのも事実です(笑)
海の男、ケヴィン・コスナー・・・好いですね~♪
田舎から都会に出てくるあたり、野暮ったさがなんとも好い感じで。

送り出すお父さんがまた素敵!
好々爺然としているポール・ニューマン。
子を思う気持ちが泣ける。
ジョン・サヴェージ演じるお姉ちゃん(キャサリン)思いの弟・ジョニーも
彼なりの愛し方で・・・不器用さんたちばかり。
もう少し、人々を丁寧に描かれていればもっと深いお話になったかも。
愛し方はいいからサ(笑)
景色は最高に素敵でしたのでそこがちょっと残念だったかな。
この記事へのコメント
D
なんでそういうラストになる??・・・と
サントラがまた良いのですよねぇ~♪
ひらで~
泣きましたか~
私も、ラストではなかったけど、
泣きましたよ・・・
お父さんが
オレにはおまえしかいない・・・って
息子に語るあたり。
音楽、好かったですね♪