
13デイズ
THIRTEEN DAYS
2000年 アメリカ
監督: ロジャー・ドナルドソン
原作: アーネスト・R・メイ
脚本: デヴィッド・セルフ
音楽: トレバー・ジョーンズ
出演: ケヴィン・コスナー(ケネス・オドネル)
ブルース・グリーンウッド(ジョン・F・ケネディ)
スティーヴン・カルプ(ロバート・F・ケネディ)
ディラン・ベイカー (ロバート・マクナマラ)
1962年、
世界を核戦争寸前までに追いつめた「キューバ危機」。
カストロ政権下の共産国キューバに、
アメリカ北部を標的としたソ連軍の
核ミサイルが配備されているのが見つかり、
自由主義陣営対共産主義陣営の
第3次世界大戦突入もあり得る大事件へと発展した。
この危機に真っ向から挑んだのは、45歳の若き大統領ジョン・F・ケネディ。
そして彼を水面下で支えたのはアメリカ史上最年少のロバート・F・ケネディ(36歳)と
ケネス・オドネル大統領特別補佐官(38歳)の2人であった。 (チラシより)
ちょっと前から気になっている、スティーヴン・カルプが好いよ~と、
薦められいたのですが、やっと観ました♪
政治的な内容については、当時はそんなことがあったんだ~
ぐらいな事しか言えませんが・・・
そういう国家的一大事を前に首脳たちがどう対応していったのか、
人間的に悩んでいたのかという、緊張感は伝わってきました。
相手が見えない恐怖、勝手に妄想・想像する恐怖、
はっきりしない情報を元に推測だけで判断しなければならない恐怖、
考え方一つで国が、人類が滅びるかもしれない恐怖・・・
観ていて、怖いなぁ~としか思えなかったです。
軍が好戦的というのも怖かったし、こういうやりかたじゃぁ
暗殺されるわけだなぁ~と思ったり。
まぁ、すべてが真実と言うわけじゃないだろうけど、
守りたいものがあるうちは大丈夫かな?
せめて、日本は他の所へちょっかいは出さないでいただきたいものです。
さて、いい男的には・・・
ケネディ兄弟のブルース・グリーンウッドとスティーヴン・カルプて
そんなに似てないよなぁ~って、
思っていたら、実際の兄弟も似てなくて・・・写真だけ観た感じね(笑)
でも、雰囲気はあるなぁと思いました。
大統領、どこかで観たなぁと・・・『カポーティ』で観たばかりだったわ♪
渋いよね~当時の45歳って、こんな感じか・・・
ず~っと、スーツでいて最後にちょこっとプライベートな格好していたのが
なんだか好かったなぁ♪
お薦めいただいたスティーヴン・カルプは歳相応か・・・
ロバート・F・ケネディを、というより「ディスパレートな妻たち」の
バンデカンプさんが・・・という目で見てしまって(笑)
いや、いや、なかなか濃厚な役でした・・・濃厚って?
そして、ケネス・オドネル大統領特別補佐官のケビン・コスナー。
実際には、こういう仕事をしていたわけではなかったらしいけど、
補佐官として人間的に辛い仕事もしなくちゃならない苦しさや
苛立たしさが漂っていました。子だくさんで驚いたけど(^0^)
あと、国防長官役のディラン・ベイカーが熱血振りを発揮して好かったです。
この方、チョコチョコ観ますけど、悪役顔のせいか良いイメージが
なかったのですが、見直しました。
格好的には60年代のスーツがなんとも素敵な雰囲気で♪
形といい、色といい、好いですよね~
小物も・・・眼鏡とか、電話とか、みんな重そうだし・・・重そうって?(笑)
今は、みんなちっちゃくなっちゃって軽くて、存在感が薄いのよね~
久々のケビン・コスナー・・・やっぱりいい男かも~♪
ということで、上映中の『守護神』観に行ってまいります!
この記事へのコメント