
SPIRIT
霍元甲 FEARLESS
2006年 香港
監督: ロニー・ユー[于仁泰]
脚本: クリスティン・トー[杜緻朗]
クリス・チョウ[周隼]
アクション監督: ユエン・ウーピン[袁和平]
音楽: 梅林 茂
出演: ジェット・リー[李連杰] (フォ・ユァンジア[霍元甲])
ドン・ヨン[董勇](ノン・ジンスン[農勁蓀])
中村獅童 (田中安野)
スン・リー[孫儷](ユエツー[月慈])
原田眞人 (ミスター三田)
コリン・チョウ[鄒兆龍] (元甲の父)
1910年9月14日、清朝末期の中国。史上初の異種格闘技戦、開催。
世界中から集まった屈強な男たち。会場に渦巻く興奮。
しかし、死力を尽くして戦うフォの胸にある思いは、勝者の栄光を掴むこととは
まったく無縁の、静かにたぎる情熱だった・・・。
病弱だった少年時代、強さを求めて憧れていた「武」の世界。
フォの父は優れた武術家だったが、息子に同じ道を歩ませることを嫌い、
稽古をつけることを拒んだ。そのことがフォの好奇心をさらに掻き立て、
やがてフォは武術のつわものとして名をとどろかせるようになる。
しかし、名声が高まるにつれ、うぬぼれも強くなっていった。
そして、ある日事件が起きる・・・。(HPより)
『少林寺』の頃より観ていると、どうしても、
ジェット・リーより、リー・リンチェイのほうがしっくりきますね~

・・・というのは、どうでもいいですが(笑)
リンチェイの醍醐味がいっぱい詰まっている映画でしたね♪
物語的には霍元甲を基にしたカンフー映画がいろいろあるので
どこかで聞いたり、見たことあるぞ、な展開で、ラストは
こんな最後ってあり?と哀しくなりますが、リンチェイならでは!の
にわか仕込みではない本物のアクションとほのぼの感が素敵でした。
また、セットやCGで当時の様子が見事に再現されていて、
それだけでも感動しました。衣装もね♪
難を言えば、農勁蓀 との関わりをもう少し観たかったな。
この人、すご~く好い人なのね♪
時間的制約がある、香港映画の弱点が難点になったかな。
彼の人生を踏みにじったのが日本人だったなんて、
結構ショックなお話ですが良い日本人も出てきて、少しだけ救われた感じ。
でも、後味は悪いのね・・・彼の波乱に満ちた、ちょっと、自業自得的な半生に、
教訓を得ながらも、最後のシーンになると、あ~ごめんなさい!な気分に

それでも、彼の精神は今も生き続け世界各国へ及んでいると思うと、
こういう映画を応援したくなりますね♪
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