墨攻
A BATTLE OF WITS
2006年 中国・香港・韓国 ・日本(松竹)
監督・脚本: ジェィコブ・チャン[張之亮]
原作: 森秀樹 漫画『墨攻』(小学館刊)
久保田千太郎 (漫画脚本協力)
酒見賢一 (原作小説)
アクション監督: スティーヴン・トン[董瑋]
撮影監督: 阪本善尚
音楽: 川井憲次
出演: アンディ・ラウ[劉德華] (革離 )
アン・ソンギ[安聖基] (巷淹中 )
ワン・チーウェン[王志文] (梁王)
ファン・ビンビン[范冰冰] (逸悦)
ニッキー・ウー[呉奇隆] (子団)
チェ・シウォン[崔始源] (梁適)
リン・ヨンチェン[林永健](蔡丘)
チン・シウホウ[錢小豪](牛子張)
ウー・マ[午馬](司徒)
サミー・ハン[洪天照](高賀用)
≪戦乱の中国──歴史上に忽然と現れ消えた、墨家(ぼっか)という戦闘集団がいた。
天才戦術家[革離]、彼の使命は、戦わずして守ること。≫
紀元前370年頃の戦国時代。趙と燕の国境にある梁城は危機に瀕していた。
趙の大軍が燕に侵攻しようとしており、手始めに攻撃されるのは必至だ。
百戦錬磨の巷淹中率いる勇猛な10万の趙軍に対し、梁城は全住民僅か4千。
頼みの綱は墨家の救援部隊だったが、間に合いそうもなく、梁王は降伏を決断する。
粗末な身なりをした墨家の革離がたったひとりで駆けつけたのは、その直後だった・・・。
(パンフより)
『ディパーテッド』の公開も待ったけど、
こちらも長く待っていました!(笑)詳しくは ’05年10月17日の記事へ
アンディとアン・ソンギの共演と聞いた時には私の為に♪と思うくらい
嬉しくて楽しみにしていた映画です。
ジャパンプレミアも行きたかったけど・・・遠いわ(^^;)
でも親戚経由でその時の写真↓をいただいたりして喜んでます(笑)
さて、肝心な映画の方ですが・・・
漫画を原作としてるとかで、小説の原作しか読んでいない私には
別物のような感覚で楽しめました。
・・・と言うか、1年半ほど前に1度読んだだけですので、忘れてる所も(^^;)
人物も増えていて、人間ドラマの部分が膨らんでいたり、
アクションが思いのほか多かったりと見所がたくさんありました。
反面、入れ込みすぎて焦点がボヤけた感があり、
セリフも禅問答みたいで、墨家の教えがよくわからない・・・
守る!と言ったら、最後までやり通すのは凄いことだけど、
革離って往生際の悪い奴みたいな印象が(笑)
だからかな?巷淹中に対して、災難だったなぁと思ったりと、
革離と巷淹中の戦いがすっきり見れなかったのが残念でした。
もうひとつ・・・恋愛モノを入れたのが難点かと(笑)
でも、映画的には男ばかりじゃ~ね・・・サービスだわね。
ファン・ビンビンさんは実際綺麗だし。
そー言う私も、話よりアンディとアン・ソンギ観たさだった(笑)
二人の並んだ画には感動したしました♪
また、アン・ソンギがカッコいいのよ!『MUSA』の時に負けてないほど。
・・・この二つセットで観るもの好いかも。考え方が逆で面白いです。
セリフも吹き替えなしでがんばった甲斐がありました。
・・・中国公開版はさすがに吹き替えだそうですが・・・
梁王役のワン・チーウェンは見るからに国を滅ぼしそうでピッタリな人ですね(笑)
ウー・マも見かけによらず悪い奴で(笑)あの顔に騙されるのよ
かわいそうだったのが、牛子張役のチン・シウホウ♪
久し振りに観て、体格がよくなったのには驚きましたが(笑)
振り回され、使い捨てされる哀しさが・・・。
おいしかったのが、子団役のニッキー・ウー。台湾の元(?)アイドルが、
こんなに大人になって~と、感心してしまいました。
梁適役のチェ・シウォンは韓国から。初めて観ましたが、
なかなか、末の楽しみな方です。
最後に、アンディ♪
イメージしていた革離とはちょっと違ってましたが(笑)
カッコいいので充分です。
どんなにみすぼらしくても、汚い格好でも素敵です♪
登場シーンには惚れ惚れしました(ここは自声です♪
自信満々な時と、ド~ンと落ち込んだ時との落差が大きいほど、
この方は見ごたえがありますので、“このお話の”革離は彼にピッタリ♪
次回作は・・・
『門徒PROTEGE(原題)』
監督:イー・トンシン[爾冬隆]
共演:ルイス・クー[古天楽]、アニタ・ユン[袁詠儀]、ダニウル・ウー[呉彦祖]
追記:観ました♪→ 『プロテージ/偽りの絆』
『投名状(ブラッド・ブラザーズ)』 「刺馬」より改名
監督:ピーター・チャン[陳可辛]
共演:ジェット・リー[李連傑]、金城武
追記:観ました♪→『ウォーロード/男たちの誓い』
『三国志・龍的復活Three Kingdoms: Resurrection of the Dragon』!!
監督:ダニエル・リー
共演:サモ・ハン・キンポー[洪金宝]
劉備の死後、80代の趙雲子龍が仲間たちとともに
北伐に乗り出す歴史スペクタクルだそうで・・・ジョン・ウー監督の
『赤壁』から名前が消えたと思ったらこんな所に(笑)
追記:観ました♪→『三国志』
なにはともあれ、アンディの映画が漏れることなく日本で公開されますように♪
ポスターの題字もアンディが書いたら、そのまま使われますように♪(笑)
この記事へのコメント
ゆうこ
アン・ソンギ先生がすばらしかったです。
ひらで~
墨家の思想をこの映画だけで
感じ取るのは難しいですよね。
自分からは攻めなくても
守るためなら何やってもいい・・・
みたいな印象もありました。
戦いの空しさ、哀れさは
充分に伝わったけど、墨家の思想が
うまく絡んで伝わらなかったのが
残念です。
アン・ソンギ先生!(笑)
貫禄ありましたね♪
マリー
はじめまして・・・
実は今、アンディに嵌ってしまい~困ってます。(笑)
『墨攻』・・・今日3回目観て来ました~
やっぱりステキでした。ポッ・・・
この映画では~彼の声も、吹き替えなんですよね?
それが凄く残念です~
叫んでるとことか、ウっ!て声とかは彼の~ですよね。そんな風に思いました。
まだすご~~~い初心者なので~
色々教えていただけたら嬉しいです。
何本か観ましたが~『暗戦 デッドエンド』で又ハートが射抜かれてしまいました・・・
こんな私ですが~どうぞ よろしくお願い致します~
TBもさせていただきました。
『守護神』も~・・・
ひらで~
TB&コメントありがとうございました。
3回もご覧になられたのですか?
すっかり嵌りましたね(^0^)
吹き替えは残念でしたけど、
予告にも使われていた登場シーンは
彼の声でしたね。
ここ、ものすごくカッコ好かったです♪
アンディの出演作は
とてもたくさんあるので
上手に選んで観てくださいね(笑)
これからも、よろしくお願いします♪
空
私もアンディとアン・ソンギ見たさで、観に行ったのですが、想像以上に、お2人が素敵で、クラクラしてしまいました!
革離の登場シーンも、カッコ良かったですね★
驚いたのが、チン・シウホウ!
最後まで、誰か気付かず(恥)、エンドロールで、「そうだったんだ~!」と・・・。
そして、ウー・チーロンの成長ぶりも驚きました!
素敵になってましたね♪
アンディの出演作品が、ミニシアターとかでなく、私が住んでる田舎でも上映されるのは、とても嬉しいことでした!
次回作も楽しみですねっ★
ひらで~
早々に、ありがとうございます。
アンディとアン・ソンギの
共演だなんて、それだけで
涙モノ!!(笑)
シュウホウさん、
体格が代わってましたからね~
出演するのは知っていたけど、
実際観てみると、もしかして彼?
彼だよね~?
・・・シュウホウさんだ~!
って感じでしたもの(笑)
ウー・チーロン
・・・もうニッキーって言わないのかな?
も、いい男に成長しました!うん、うん♪
これで、アンディ迷も増え、
上映館も増え・・・楽しくなりそうです。
猫姫少佐現品限り
この映画、原作、あるいは漫画とは、かなり違ったんですね。漫画ファンの方も、題名だけ同じ、と言われていました。
でも結局、普通の平和主義的感覚で見ても、おかしくなかったと思います。
またよろしくお願いしますね!
ひらで~
こちらこそありがとうございました。
漫画ファンの方も、
そんなことを?
特別に、思想がどうのこうのって
ならなかったのが
そんな不満になったのかしら?(笑)
こちらこそ、
よろしくお願いいたします♪
武田
ようやく「墨攻」見ることができました。
アンディ、似合ってましたね~(惚)
女はあんまりいらなかったですね~(笑)←あ、そうか、あれはサービスだったんですね♪
原作も漫画も未読で、墨家という存在も全然知らなかったのですが、面白く見てしまいました。
>セリフも禅問答みたい・・・
あははは。ほんまそうでしたね!!
ひらで~
こんばんは~!
惚れました?アンディ♪
素敵でしたよね・・・
女はね~
サービスとしか思えないよね(笑)
あの作りかたなら原作を知らなくても
楽しめますね・・・
別物だもん(笑)
漫画、誰か持ってないかなぁ~。
・・・って、買わないのか?(笑)
由香
原作の小説を読まれていらっしゃるんですね~
私は映画を観た感想で、女性の登場が余計だ・・・と思ったのですが、もしかして原作にはあの女性はいなかったのかしら?
とにかくお話は、イマイチ盛り上がりに欠けた気がしましたが、アンディはカッコ良かったです♪
ひらで~
アンディが出演するって知るまで
小説は存在すら知りませんでした(笑)が、
日本産の中国のお話ってどんな?って
とっても興味が湧いたのです。
女性は映画オリジナルですね。
私も要らないなぁ~って思いましたが、
大陸での受けも考えないとね(笑)
アンディ、好い顔してましたね♪