クラッシュ
CRASH
2004年アメリカ
監督・原案: ポール・ハギス
脚本: ポール・ハギス
ボビー・モレスコ
音楽: マーク・アイシャム
主題歌: キャスリーン・ヨーク “In The Deep”
出演: ドン・チードル (刑事:グラハム)
マット・ディロン (ライアン巡査)
ジェニファー・エスポジート (刑事:リア)
ブレンダン・フレイザー ( リック・キャボット)
サンドラ・ブロック (ジーン・キャボット)
テレンス・ハワード (TVディレクター:キャメロン)
タンディ・ニュートン (クリスティン)
クリス・“リュダクリス”・ブリッジス (車泥棒:アンソニー)
ラレンズ・テイト (車泥棒:ピーター)
ライアン・フィリップ (ハンセン巡査)
マイケル・ペーニャ (鍵屋:ダニエル)
ショーン・トーブ (ファハド)
ウィリアム・フィクトナー (フラナガン)
冬、クリスマス間近のロサンゼルス。深夜のハイウェイでLADPの黒人刑事、
グラハムと同僚でスペイン系の恋人のリアは交通事故に巻き込まれた。
車から降り立ったグラハムは偶然事故現場脇で発見された若い黒人男性の
死体の捜査に引きつけられた・・・。(HPより)
今年度のアカデミー賞発表の前にちょっと、昨年を振り返り・・・
前年度の作品賞、脚本賞、編集賞を獲り、
助演男優賞(マット・ディロン)、監督賞、歌曲賞が
ミノネートされていた本作品、今頃観ることができました。
ひとつの事件から一日前に遡り始まるこのお話は、
いろんな人種が入り乱れて生活するロサンゼルスのある一日を
切り取って描かれています。
まるで新聞の三面記事がひとつの場所で起こったかのように
次々と事件が映し出されます。交通事故、車の盗難、
事件のもみ消しや人身売買、そして殺人・・・。
そして、生活で抱える問題・・・セクハラ、人種差別、介護に至るまで。
二時間でよくもコレだけ詰め込んだ!と感心してしまいます。
人物もたくさん出てきますので、
もしかしたら一度では理解できないかも・・・。
役者的には知られている方々が出てますので大丈夫かな?
私的にはマット・ディロンが観れて嬉しかった♪
確かに事件の多い・・・連鎖反応で起きてる?みたいな感じもしますが、
個々の人々にとっては単に運の悪い日、最悪な一日・・・
でも、ちょっと好い事も・・・いろんなことがあったね、
と振り返り、次の日が始まるのでしょうね。
こうしてみると、人との繋がり、縁、因果応報とか運・不運、
幸せの均衡みたいな、漠然とですがそんなことを思いました。
好い事も、悪い事もあって人生・・・。
他の人と繋がってこその人生・・・。
こういう映画を観た日ぐらいは、
優しい気分で過ごしたいものです。
さ~て、アカデミー賞授賞式、観ましょ~か♪
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