トニー賞12部門、
史上最多受賞のブロードウェイ・ミュージカルが完全映画化!!’
DVDで観ました♪

プロデューサーズ
THE PRODUCERS
2005 アメリカ
監督・振付: スーザン・ストローマン
脚本: メル・ブルックス
トーマス・ミーハン
衣装デザイン: ウィリアム・アイヴィ・ロング
作詞・作曲: メル・ブルックス
出演: ネイサン・レイン (マックス・ビアリストック)
マシュー・ブロデリック (レオ・ブルーム)
ユマ・サーマン (ウーラ)
ウィル・フェレル (フランツ・リーブキン)
ゲイリー・ビーチ (ロジャー・デ・ブリー)
ロジャー・バート (カルメン・ギア)
メル・ブルックス
有閑老婦人の相手をして何とか生活しているブロードウェイの
今は落ち目の演劇プロデューサー、マックス・ビアリストックの事務所に
会計士レオ・ブルームがやって来た。
レオのつぶやきからマックスはできる限りの金を集め、
史上最低の脚本・演出・役者を揃えてわざと芝居をコケさせれば、
実製作費以外は全部我が物に!と、儲け話を考え付く。
レオをパートナーとし、早速最低な脚本を探しを始めるが・・・。
この映画が公開中にオリジナル版を観ましたが、
映画としての作りはオリジナル版の方が好いかなぁ~(笑)
こちらは舞台の映画版として作られているので、
仕方ないことかもしれませんね。
舞台は観ていないので比べられませんが、
広い場所ならではの迫力はありました。
例えば会計事務所でレオが“I Wanna be a Producer”を唄うシーン・・・
壁の引き出しがスーッ前に出てきて舞台になるあたりや、
マックスがお婆様方相手にがんばって“Along Came Bially”で
歩行補助器のタップダンス(?)シーンの奥行きの広さなどには
お~!!って思わず感動(笑)
昔のミュージカルの迫力が感じられましたが・・・
お部屋でのシーンでは何か物足りない。
ジーン・ケリーだったら?な~んてこと考えてしまう(笑)
彼だったらきっと、部屋中を駆け回って、ありとあらいる小道具を使って
踊りまくっていただろうに・・・まぁ、唄がメインだと言われると
しょうがないですけど(^^;)
でも折角の映画でアップとかOKなんだから、
細かいことしても好かったなぁと思うわけで・・・
あと・・・胡散臭さがもうひとつ物足りないのだわ(笑)
全体的に清潔感があって物語の中の毒気が薄れているような・・・
出演者一人一人は素晴らしいのですよ。
ネイサン・レインは言うことなかれだし、
マシュー・ブロデリックの器用さもよくわかったし、
ウィル・フェレルは『奥さまは魔女』の時より数段印象的だし、
ユマ・サーマンは可愛らしいし・・・
特にゲイ

カルメン役のロジャー・バートって、「デスパレートの妻たち」あの人ですね。
『ステップフォード・ワイフ』でもゲイだったけど・・・似合いすぎ!
もっと映画では際どい事させたらよかったのに(笑)
とはいえ、丁寧に作られていて好感度は高いです。
そう、なんだかんだ言っても好きな映画ですね♪
ラストのメル様ご登場も気が利いているし・・・
最後まで観ないとダメよね~

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