クローサー ☆ カラダを重ねるたび、唇が嘘を重ねる。

WOWOWで観ました。
画像
クローサー CLOSER
2004年 アメリカ
監督: マイク・ニコルズ 
原作戯曲・脚本: パトリック・マーバー 
衣装デザイン: アン・ロス 
音楽: モリッシー  
出演: ジュリア・ロバーツ (アンナ)
    ジュード・ロウ (ダン)
    ナタリー・ポートマン (アリス)
    クライヴ・オーウェン (ラリー)
死亡欄担当の新聞記者ダンはある日、目の前で事故を目撃。
被害者はN.Y.から来たばかりのアリス。ダンはアリスを病院に
連れ行ったのをきっかけに付き合うようになる。1年半が過ぎ、
ダンは念願だった小説家の仲間入りをすることになり、
本に載せる自分の写真を撮ってもらった
写真家アンナに興味を持つ・・・。 

2004年の映画賞でクライヴ・オーウェンとナタリー・ポートマンが
助演賞で賑わしてくれたこの作品。
アカデミー賞は残念でしたが、
ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門では
そろって受賞・・・主演のお二人は?と、気になっていました(笑)。
もともとは、戯曲だそうで、観てみるとなるほど、セリフが面白い♪
何もない舞台の上で、十分楽しめそうな脚本でした。
それだけに、映像が邪魔をしたような感じ・・・。
でも、男同士のHなチャットは可笑しかったです。
映画館では笑えたかどうかは?ですけど(笑)
恋人同士や夫婦で観るのもどうかと(大笑)
さて、気になっていた主役の活躍は?というと、
この設定(セリフの内容も)では、
ジュリア・ロバーツとジュード・ロウの分は悪い・・・
クライヴはイメージを払拭するようなセリフを言ってるし、
体を張った(?)ナタリーとのシーンは印象的でした。
ジュード・ロウは疑心暗鬼なイヤな男で、
ジュリア・ロバーツはクライヴにやりこめられちゃってるし、
ちょっとかわいそうだなぁ。
でも、このヘタレ・ジュード・ロウはちょっとくすぐられるのです(笑)
年上には受けがいいかもしれません、捨てられても
きっと立ち直るでしょう・・・って、おいおい(笑)

それにしても、言葉とは面白いものです。
真実かウソか・・・
どうとでも言えるし、どうとでも取れる。
そして、男って、男の心理はやっぱり謎!(笑)
舞台で観てみたいなぁ・・・♪

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映画『クローサー』
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Weblog: 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
Tracked: 2006-07-29 02:16