『戦争のはじめかた』(バッファロー・ソルジャーズ)
BUFFALO SOLDIERS
2001年 アメリカ・ドイツ
監督: グレゴール・ジョーダン
原作: ロバート・オコナー
『バッファロー・ソルジャーズ』(ハワカワ文庫刊)
脚本: エリック・アクセル・ワイズ
ノラ・マッコビー
グレゴール・ジョーダン
音楽: デヴィッド・ホームズ
出演: ホアキン・フェニックス (レイ・エルウッド)
エド・ハリス (バーマン大佐)
スコット・グレン (リー曹長)
アンナ・パキン (ロビン・リー)
エリザベス・マクガヴァン (バーマン夫人)
ガブリエル・マン (ノール)
1989年、ベルリンの壁崩壊直前西ドイツ。
平和ボケしているドイツ・シュツットガルトにあるアメリカ陸軍基地。
補給部隊に所属のレイ・エルウッドは立場を利用し、
物資の横流し、果てはヘロインを精製し密売までしていた。
上司は上司で、昇進しか頭にない。
ところが新しく着任してきたベトナム戦争経験者のリー曹長は
エルウッドを執拗にマークする。エルウッドはそれに対抗するように、
曹長の娘、ロビンに近ずくが・・・。
予備知識もないまま観て・・・なんだか、腹立たしかった(笑)
コメディなのかと、気が付いたら別の映画みたいに見えてきた(大笑)
何でも、全米公開直前に9.11同時多発テロがあり、
みんながんばろ~!という時にこんな、軍を批判するような
内容の映画はダメ!ってことで、何度か公開が延期された
“いわく”付きの作品だそうです。
コメディ・・・題名やコピーで気が付くよね、普通(^^;)
でも、ホアキンにエド・ハリス、そしてスコット・グレンとくれば
ハードな内容を想像してしまう・・・しません?
悪役をやるのはいいのです・・・それぞれ、味のある悪役が
出来る方々ですから(^o^)
それが、みんな悪かったり情けなかったりで・・・小悪党がゾロゾロ(笑)
コレが最初から風刺コメディだと心していればはなから楽しめたはず・・・
もう、出てくる奴、端から小悪でマジに観ていた私は
こいつら、みんなでなにやってんね~ん!っと・・・思っていたら
どっか~ん!・・・ビックリして、そこまでしなくても・・・と弱気に(笑)
でも、コレが案外正しい見方かもしれないとも、思いましたが・・・
ホアキンくん、特別大好き!ってわけじゃないけど、出てると
なんか観てしまうなぁ・・・出てる作品がなかなか好いですよね。
好いっていうか、ちゃんと、選んでいるなぁと思います。
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』は未見ですが
高評価で、こうした好い作品に出る(めぐり合える)ってこと自体、
彼が好い仕事してるってことだと思いますので、
これからも注目したいです♪
それにしても、ここでのエド・ハリス♪
こんな情けないヘタレ役は初めてで・・・
妙にくすぐられました・・・えっ?!好かったのかい?(笑)
バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた [DVD]
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