デイジー☆愛は、枯れない。

今月1日、映画の日、2本目に観ました♪
(1本目は『ピンクパンサー』で~す)
画像
デイジー
DAISY  데이지
2006年 韓国

監督: アンドリュー・ラウ【劉偉強】
脚本: クァク・ジェヨン 
音楽: 梅林 茂
    コンフォート・チャン【陳光榮】  
出演: チョン・ジヒョン(ヘヨン)
    チョン・ウソン (パク・ウィ)
    イ・ソンジェ(ジョン・ウ)
    チョン・ホジン (チャン刑事)
    デヴィッド・チャン【姜大衛】(チョウ)
オランダ・アムステルダムで祖父の骨董屋を手伝いながら
絵を描いているヘヨンのところにデイジーの花が届く・・・
誰が送るのかはわからないが、デイジーに纏わる
思い出がいつも思い出され、いつしかそれは初恋ともいえる
思慕へと変わっていた。
ある日、デイジーを持つ男性が絵を描いてくれとヘヨンの前に現れ、
彼がデイジーの送り主ではないかと思うのだが・・・。

泣ける映画だよ・・・と言われてましたが・・・
なるほど、主役3人のうち、誰に思い入れるかによって
変わってきますね、どれだけ泣けるかは。
以下、ネタバレあり・・・
だから、誰にも思い入れがないと、後半置いていかれます(^^;)
チョン・ウソンの殺し屋の辛い気持ち、わかりますが
ファンならそれはそれは切なく思うでしょう。
ファンではない友人の観た直後の感想・・・
「アレじゃストーカー。」そうかみえるか?やっぱり・・・
私も、それほど彼に思い入れがない分少しだけ思ってしまった(^^;)
そうみえちゃう原因は殺し屋という非日常な設定と
何も残らないラストかな?
殺し屋ゆえに姿を現せない理由はわかりますが、花を贈るって、
やっぱり気づいて欲しいのかい?って思ってしまうわけで(笑)
映画的っていえば映画的ですが・・・
途中まではすご~く好かったの♪一人の女性と二人の男性、
3人の視点から話が展開して、それぞれの絡みようがなるほどね!って。
女性を見守る男性の立場が逆転するまでは、
結構泣けるシーンがありました。
たとえばヘヨンが初めてパク・ウィの絵を描く所・・・
指が覚えているのでしょうね、いなくなったジョン・ウの絵を
無意識に描いてしまう所・・・もう、切ない。
ヘヨンのジョン・ウへの想いの大きさがよくわかるし、
別の男性を描かれてしまったパク・ウィの気持ちを考えると
ただただ、切なくて泣けました。
デイジーに纏わる思いで話もいい話だな~って思ったのに、
一人が突然欠けてから、映画だけが突っ走って行ってしまった感じ。
前半が韓国映画で後半は香港映画・・・。
アクションシーンはカッコ好かったです♪映像も素敵でした。
途中、もしかしてジョン・ウの死は偽りの死?
であってほしいなぁとも思ったのですが(笑)
みんないなくなっちゃうなんて・・・
ジョン・ウー【呉宇森】監督だってしなかったのに、勿体ないです。
でも、コレが本当の韓国風なのかな?
呉宇森監督で思い出しましたが、『男たちの挽歌』のリメイク話が
香港だけでなく韓国にもあるとか・・・
チャン・ドンゴンとルイス・クー【古天樂】とRain(ピ)・・・
ちなみに香港版はアンディ・ラウ【劉徳華】が出るらしいが
まだどうなることやらわかりません。

話がそれてしまった・・・元に戻して、
途中退場でしたが、イ・ソンジェ、好いですね~♪
『動物園の隣の美術館』のあの強引な兄ちゃんだったとは・・・
以後の出演映画を、観てないのでわかりませんでした。
女性も変わるけど、男性も変わるものですね(笑)
香港映画ファンとしては姜大衛が、お懐かし~ぃ♪
こちらも貫禄がついて最初のうち誰?って(笑)
広東語じゃないとこも好いじゃないですか~!
好いところもたくさんあったこの映画、
韓国、香港、日本(音楽)とアジアの枠を超えて
作られた映画として評価はできると思います♪
追記
TB頂きましたが文字化けしてしまいましたので
こちらから・・・
京の昼寝~♪さん♪
水曜日のシネマ日記さん♪
ひらりん的映画ブログさん♪

Rain(ピ)さんについてのTBを頂きましたが文字化けでしたので
こちらから・・・ナルミヤ@通販情報さん
ありがとうございました。


デイジー 韓国映画OST (韓国盤)

この記事へのコメント

  • ひらで~さん、こんばんは!
    先日は「イルマーレ」にTBして頂き、ありがとうございました(^^)こちらからも・・・と、思ったのですが、何故か出来なくて。ゴメンナサイ!
    「デイジー」ご覧になられたのですね!私もジョンウの死は、偽りだと思ってました・・・。
    えっ!?「男たちの挽歌」がリメイクされるのですか?ちょっとイヤかも・・・。
    あの・・・もし良かったら“映画バトン”を受け取ってもらえませんか?やっぱり、駄目かナ・・・。
    2006年06月05日 19:48
  • ひらで~

    空さん♪
    ありがとうございます。
    『イルマーレ』のTBはこちらの設定ミスで
    出来なくなっていました。ごめんなさい。
    設定を変えましたので、もしよろしければ
    もう一度お願いします。
    『男たちの挽歌』のリメイクは私も
    ちょっとイヤですね(^^;)
    でも、上映されたら
    きっと観に行っちゃうんだろうなぁ(笑)

    “映画バトン”がんばってみます♪
    2006年06月06日 11:25
  • グリーン茶

    ひらで~さんへ
    この話は、イ・ソンジュとチョン・ジヒョンの純愛ストーリーでジ・エンド!これで決まりです。黄泉がえりしてリメークしてほしい!私にはとても不完全燃焼をおこす作品でした。
    オランダもCIAも・・・そんなに壮大な?ストーリーは必要なし。何でもいいんです。ある町のコソドロと刑事と花売り娘でも、三人の美しさに水をさすことはできないでしょう。
    チョン・ウソンは、こんなに『いい男』でなかったら、ストーカーというか・・・とても『押し付けがましい奴』で、美しい?殺人者の報われない愛・・・なんていう感情移入はできなかったでしょう。彼が劇団ひとり(話が飛びすぎるかな)だったら・・・想像してみてくださいマセ(~_~;)
    チョウ・ウソン、今回は惜しすぎました。もう彼は、セキスイハウスCMの阿部寛ナミの悲哀のこもった滑稽な姿です。(ファンの皆様に殺されるかしら・・・)ますますイ・ソンジュがステキに見えます。
    しかしパイレーツといい、最近「ヒゲの男性」に心惹かれるのはなぜでしょう。バルト・・・の方はチョット遠慮しておきますが・・・ね<(_ _)>
    2006年06月16日 00:51
  • ひらで~

    グリーン茶さん♪
    不完全燃焼な気分、分ります。
    それにしても、たとえが、
    なぜに劇団ひとり?(笑)
    イ・ソンジェ・・・まんま、
    グリーン茶さんの好みですね♪
    「ヒゲ男」に惹かれるとは、
    グリーン茶さんも
    大人になったね~うん、うん。。。
    2006年06月21日 17:07
  • mimi

    こちらに遊びに来てしまいました~。
    そして、『デイジー』に導かれてここにコメントを(笑)

    ここから【ネタバレ】ですが…。
    >みんないなくなっちゃうなんて・・・
    いやいや、それがねぇ。『デイジー アナザーバージョン』を観るとちょっと違うみたいなんですよ。(ラストのあの対決の後が…)
    たぶん、2枚組DVDとか出ると思うので、そちらで確認してみてくださいね♪
    2006年07月18日 20:42
  • ひらで~

    mimiさん♪
    ようこそ!
    “慶さん”ではないのね(笑)
    『デイジー アナザーバージョン』、
    違うんですってね、ラスト・・・。
    こちらでは上映がなかったので、
    気にはなっていたのです。
    みんな生きてたら凄いぞ~!
    ンな訳、ないか(笑)
    2006年07月19日 15:26
  • fizz♪

    ひらで~さん、こんにちは~
    拙宅へTBとコメントをありがとうございました♪
    脚本が韓国で、監督が香港で、アジア同士が四つに組んだ嬉しい一作でした。
    今度、イ・ソンジェ氏を借りて観てみる予定です♪
    2007年10月02日 22:39
  • ひらで~

    fizz♪さん♪
    こちらこそ、ありがとうございました。

    イ・ソンジェさん、好いですよね♪
    私も、他の作品を観てみたいです。
    2007年10月04日 08:36

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