
リトルショップ・オブ・ホラーズ
LITTLE SHOP OF HORRORS
1986年 アメリカ
監督: フランク・オズ
脚本: ハワード・アシュマン
音楽: アラン・メンケン/ マイルズ・グッドマン
作詞: レスリー・ブリッカス
作曲: ヘンリー・マンシーニ
出演: リック・モラニス
(シーモア・クレルボーン)
エレン・グリーン(オードリー)
スティーヴ・マーティン
(オリン・スクリベロ DDS)
ヴィンセント・ガーディニア (マシュニク)
クリストファー・ゲスト(お客)
ジョン・キャンディ(DJ)
ビル・マーレイ(オリンの患者)
ジェームズ・ベルーシ(パトリック)
N.Y.の貧民街(スキッド・ロウ)ある花屋の店員シーモアは
不思議な鉢植えの花を“オードリー2”と名づけて育てていた。
ある日、店長のマシュニクが店を閉めると言い出した。
困ったシーモアと同僚のオードリーは
“オードリー2”を店に飾る事を提案。ダメもとで飾ってみると、
途端に気運が一転、店は大繁盛するようになるが、
その花の正体は・・・。
10数年ぶりに観ましたが、面白さは変わってないです~!
もともと、ミュージカルは大好きでいろいろ観ましたが、
コレほどまでに強烈なキャラクターをそろえた作品は
出会った事はない!と言い切れるほど気に入っている作品です♪
シーモア役のリック・モラニスは内気で何をやらせてもダメ男、
それが“オードリー2”に乗せられ、強気になるあたりが好いですね~。
最後はしっかり頼もしくなって、別人みたい。
そして、サディスティックな歯科医オリン役のスティーヴ・マーティン♪
黒髪で、黒の革ジャン、大きなバイクを乗り回し、
笑気麻酔で、いつもハイな歯医者さん・・・これで、彼にハマりました♪
声が面白い、シーモアのマドンナ、オードリー役のエレン・グリーンは
可愛いような、可愛くないような不思議な女優さん。
脇役も個性的で、一人で喋り捲るDJにジョン・キャンディ、
意外と普通な(笑)ジェームズ・ベルーシ、そして秀逸なのが
マゾっ気いっぱいの変な間者のビル・マーレイ!
あまりの強烈さに、話の展開を忘れるほど・・・
でも、なんと言っても主役は“オードリー2”ですね♪
今ではCGなどでもっとリアルに簡単にできるのでしょうが、
当時はマペット・・・人間が操作して、一コマ一コマ撮影したようです。
確かに見た目はまんま作り物ですが、表情が素晴らしい!
憎たらしくて、可愛くない花ですが(笑)表情は細かく愛らしい♪
電話をかけるシーンがあるのですが、細かいところまで
しっかり動いていて、感動モノです!
公開時はあまり日本ではヒットしなかったようですが(^^;)、
私には大ヒットでした。
この作品は実はリメイクで、オリジナルは1960年、
ロジャー・コーマン監督作品のもので、コレを1982年に
舞台化し、ヒットしたのを受け、1986年に再映画したというもの。
実は日本では1984年に真田広之主演で上演されており、
同年の再演時に観に行きました♪博品館劇場でした。
初演時のオードリー役は桜田淳子さんでしたが、再演時は
岡崎友紀さんで、オリン役は陣内孝則さん。
マシュニク役は宝田明さんで、オードリーⅡの声は長沢徹さん。
振り付けは宮本亮次(亜門)さんでした。
舞台の方を先に観たのですが、“オードリー2”の仕掛けが
なかなか面白かったのを覚えています。
それ以後も、何度か上演されているので
また機会があったら観に行きたいなぁと思っています。
こんな、サイトを見つけました♪
もとの歴史をたどっていけば?@ぴあ特集コラム
リトル・ショップ・オブ・ホラーズ
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