愛についてのキンゼイ・レポート☆その“愛”に満足してますか?

DVDで観ました。
愛についてのキンゼイ・レポート
KINSEY
2004年 アメリカ
監督・脚本: ビル・コンドン
音楽: カーター・バーウェル
出演: リーアム・ニーソン (アルフレッド・キンゼイ)
    ローラ・リニー (クララ)
    ピーター・サースガード (クライド・マーティン)
    クリス・オドネル (ワーデル・ポメロイ)
    ティモシー・ハットン(ポール・ゲブハルト)
    ジョン・リスゴー (アルフレッド・シークイン・キンゼイ)
    ティム・カリー (サーマン・ライス)
インディアナ大学の動物学助教授、アルフレッド・キンゼイは
3人の助手にある調査のための質問テクニックを指導している。
キンゼイは質問をされる側となり、答えながら自らの過去を思い出す・・・。

見方によって高尚にも低俗にもなる“性”の問題、
興味はあってもなかなか口には出せないですね(笑)
人間も生き物、動物学に当てはめるとコレも学問になり得るのね。
グッズ(?)なんか、集めちゃえば立派な文化ですか(笑)
イヤらしく観ようと思えば、なんだか含み笑いしながらでも観れますが、
リーアム・ニーソンの人柄といいますか、イメージがそうは観せなくて、
キャスティングが好かったと思います。
イヤらしさが微塵もなくて、彼ならまじめに学問にしてしまうだろうなぁと納得。
助手3人も、物語の中でも控えめで(無難といえば無難だが)、かといって
おとなしすぎるわけでもなくて、いいバランスだったのでは?
ピーターくんも、体を張っての出演・・・話には聞いていたけど、
流石にビックリ!(笑)・・・キンゼイ博士のもう一つの初体験は
まいったなぁって思ったけど(大笑)
今時の映画ってこと?・・・自然な姿なのでしょうが・・・

お父さんのジョン・リスゴーが好かったです♪
父と息子が本音で語り、過去を話すシーンは切なかったけど、
あんな風に話せる父と息子は素敵でした。
逆に、自分が父となり息子に対して父と同じことをしている姿、
永遠のテーマなのかな?と感じたり、
一言、“愛”とは言っても、このテーマにはいろいろな
意味があるなぁとも思いました。
心だけで感じる愛、肉体のぬくもりを感じる愛・・・
動物学的に見ると、この“愛”が厄介な問題となっているみたい(笑)
まだまだ、奥が深いようで・・・

愛についてのキンゼイ・レポート [DVD]

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