
『ビヨンド the シー
~夢見るように歌えば』
BEYOND THE SEA
2004年
アメリカ・ドイツ・イギリス
監督・脚本:
ケヴィン・スペイシー
脚本: ルイス・コリック
音楽プロデューサー:
フィル・ラモーン
出演: ケヴィン・スペイシー (ボビー・ダーリン)
ケイト・ボスワース (サンドラ・ディー)
ジョン・グッドマン (スティーヴ・ブラウナー)
ボブ・ホスキンス (チャーリー・カソート・マフィア)
ブレンダ・ブレシン (ポリー・カソート)
ウィリアム・ウルリッチ (少年時代のボビー)
キャロライン・アーロン (ニーナ・カソート)
7歳のときにかかった病気がもとで15歳までしか生きられないと
診断されたボビー。彼を元気付けようと、昔歌手だった母ポリーは
音楽やダンスを教え、それはいつしか彼の生きる力と道となる。
青年になったボビーは母のもとを旅立ち
プロとなりトップスターをめざす・・・。
公開時、観たかったのですが
流石に地方では公開されませんでした(^^;)
ケビン・スペイシーが自ら監督するだけ力の入った作品で、
彼のファンなら大喜びな映画です♪
こんなに上手だとは!サントラを手に入れよう!
確か、映画の宣伝でツアーに出て、評判がいいのでこのまま
歌手を続けたい、な~んて言ったとかって読んだことがあるような。
日本にも来て欲しかったです♪
でも、恥ずかしながらボビー・ダーリンについては?でした。
日本でも、知っている方は多いのでしょうが、
私にはわからず・・・2曲ぐらい知ってるというのがあった程度(^^;)
かえって、それが好かったのか、
ジーン・ケリーの映画が大好きな私は
昔懐かしいミュージカル映画として楽しみました。
60年代の衣装や風景(セットや道具など)も好みでした。
その華やかさが70年代の忘れ去られてしまった彼を逆に
浮き立たせている感じで、あの変わりようも印象的でした。
アメリカの変わりようを象徴するような印象も受けました。
映画の作りも、面白かったです。
少年のボビーと大人のボビーが出てきて
彼の内面(原型)と外面みたいな感じ。
出生の秘密と、少年時代の病気が
彼にとって大きな問題になっているので
この少年の出現(?)で、そこに戻りやすくしてくれて
好かったです・・・この少年が、芸達者なのには驚いた♪
撮影時には11歳にして既に4年の舞台キャリアだとか。
奥様のサンドラ・ディーも、聞いたことがあるような?
あんまり、昔の映画は観てないので(^^;)
喧嘩しつつも最後まで添い遂げているので
それもすごいなぁと思いましたが、
仕事仲間も映画を観ていた限りでは
最後まで一緒みたいだったので、ボビー・ダーリンの人柄の良さを
物語っているようでした。
ちょっと、嫌なことがあった日でしたが、この映画を観て
すべて忘れていい気分で寝ることができて幸せでした♪
ジーン・ケリーのミュージカル映画が観たくなってしまった!
彼の伝記をケビン・スペイシーでやらないかなぁ・・・
もう少し体格好く作ったら、似ている感じもしないでもない?
そのケビン、次回作は『スーパーマン リターンズ』♪
この記事へのコメント
みのり
>少年が、芸達者なのには驚いた♪
撮影時には11歳にして既に4年の舞台キャリアだとか。
わたしも、少年の芸達者振りには驚かされました。 ひらで~さんの記事を読むまで知らなかったですが、キャリアも長いんですね~。
ひらで~
ありがとうございます!
ウィリアム・ウルリッチくん、
最後に来て、
驚きの芸達者ぶりでしたね。
この先、どうなるのか
楽しみですね♪