友人の計らいでオリジナル版を観ることができました。

『プロデューサーズ』
THE PRODUCERS
1968年 アメリカ
監督: メル・ブルックス
製作: シドニー・グラジエ
脚本: メル・ブルックス
音楽: ジョン・モリス
出演: ゼロ・モステル
(プロデューサー:マックス)
ジーン・ワイルダー
(会計士:レオ)
ケネス・マース (脚本家:フランツ)
ディック・ショーン (主演男優:LSDことロレンゾ)
リー・メレディス (秘書:ウーラ)
クリストファー・ヒュウェット (演出家:ロジャー・デブリー)
アンドレアス・ヴォウスティナス(ロジャーの秘書: カーメン・ギヤ)
有閑老婦人の相手をして何とか生活しているブロードウェイの
今は落ち目の演劇プロデューサー、マックス・ビアリストックの事務所に
会計士レオ・ブルームがやって来た。
レオのつぶやきからマックスはできる限りの金を集め、
史上最低の脚本・演出・役者を揃えてわざと芝居をコケさせれば、
実製作費以外は全部我が物に!と、儲け話を考え付く。
レオをパートナーとし、早速最低な脚本を探しを始めるが・・・。
昨年度のトニー賞を賑わした
ブロードウェイミュージカル『プロデューサーズ』の原作ともいえるこの映画、
想像以上に面白い!大受けでした♪38年前の映画・・・
確かに作りは古いです(笑)懐かしい意雰囲気です。
でも、話は今でも十分通用しますし、音楽が最高に楽しい!
サントラが欲しいね♪
登場人物も、みんな変!なのですが、こういう人いるよね~って
妙にリアルで可笑しい!
昔の栄光を忘れられず、お金持ちの老婦人相手に金策する
プロデューサーに癇癪持ちでブランケット症候群のため人には相手に
されない会計士、元ナチで今は善良なアメリカ人をしつつも
ナチ賛歌の脚本『ヒトラーの春』を書き、舞台で笑われるとマジ切れする
ドイツ人、女装癖の脚本家、英語がしゃべれず「仕事をしろ!」と言われると
踊りだすゴーゴーガール(死語?)のような美人秘書、
オーディション会場と間違えて来た俳優・・・など、み~んな変!
出演者に関しては不勉強ながらジーン・ワイルダーしか見覚えがなかく、
しかもこんなに若い彼は初めてかも(^^;)なので、
とても新鮮でした。
こんなに面白くて、アカデミー賞の脚本賞も受賞していると言うのに
日本公開はつい最近のことだったとか・・・
今、公開中のも興味あるのですがコレを超えるには相当な力が要るよね~。
だから、ミュージカルにしたのだと思うけど・・・
舞台で見たらさぞかし面白いでしょうね~とは間違いなく思いました。
トニー賞の授賞式でちょこっと観ることできたけど、
おもしろそうでしたものね♪
映画版もブロードウェイ版のオリジナルキャストで
ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが主演、演出も本人らしいので
大丈夫なのかな?・・・追記・2005年版観ました♪
手軽には映画で観るしかないのだけど、舞台、観たいね~♪
去年夏に井ノ原快彦くん&長野博くん主演のを青山劇場で
上演していたみたいですが・・・どうだったのでしょう?
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